猫の半纏に ねじり鉢巻き、ふんどし姿

クロネコの屈強な男たちは威勢が良い

大きな俵をなんなく積み上げていく

月給が現物支給となってひさしい

円の代わりにコメが貨幣価値となっ ....
職場での問題やら

他色々と

出口が見つからず

地団駄を踏む心持ち

状況がすぐ見えず厄介である

自分を少し見失っているよう

これはいかぬと思い

久方ぶりにお茶を ....
遠くからの雨が
仰向けで倒れたままの僕たちの瞼にも恵まれ
封じた楕円に触れてもいい頃合いだと知らせる
呼び鈴が鳴らされたが
出ていけない

、 ない……が湿った封筒を差し出し
黒い口を開 ....
  ◇ サブタイトルー同じ文字、同じ言語を使っていてもー




君という世界に、僕という世界が、話しかけると
僕という世界には君という世界が、話しかけてくる

僕という世界が、君とい ....
別に人生に期待している訳じゃない。
好きなことに打ち込む何かもない。
とにかくただ生きているだけ。
大きな夢を持っている訳じゃない。
分が悪いのはいつも同じ。
素晴らしい才能もない。
ーだ ....
夜毎の夢に開け入る現、

ほら 一昼夜おいて昨夜の更に
鮮明に浮き立ち
私の思考生命の今に響き刻み込まれ

日々この世の側 遠くとほい此の感触、

残響し続ける大宇宙 詩想し続ける小宇 ....
正しい人は
正しいことを正しいといい
間違っていることを
間違っているという
本当の友は
傾いたバランスをなおしてくれる
想定を超えてまっすぐ
まっすぐ続く水平線
海、あの頃
僕らは ....
べつに詩でもないんですけどね。

『惚れたら負け、惚れさせたら勝ち』
っていう真実とおぼしき言葉をむかし読んだことがあって
作者は、故 橋本治さんだったとうっすらと記憶してるけど。
 ....
吸って
もっと吸って
やわらかくして
揉んでやわらかくして
来て
こっちに来て

クーリッシュみたいに溶けて
飲み込むだけ
みんな真っ白になって
クーリッシュみたいに溶けて
飲み ....
ありふれた表現のなかに
ひとりで住んでいた
古紙のあたたかさに沈む
からだは文字になった

ペン先が 宙を書いている
濡れた宇宙が 呼吸する
それが滴って 喉に咲く
明日が爆ぜる

 ....
1,ホームレスクワランティー

ケソンシイティに降る雨は
ベェルレーヌの
巷に降る雨に等し

昨日、ケソンシイティの動物検疫所をおとづれた
そこはなんと6畳ほどの汚い待合室があり
ホー ....
食卓に箸置きを添える
といってもそれは箸置きとして売っていたものではなく
両端をねじられたキャンディ型のフォルムの
ベネチアンガラスの小さな置物で
ずっと前に
ベネチアの運河に架かった
橋 ....
くるしさの味って何だろう
口に含んだ土の味
とても苦い薬の味
鉄の塊をかじった味
海をぐっと飲んだ味

たのしさの味はきっとはちみつや熟した果実
こっちはすぐにわかる

そもそもくる ....
俺も、世の中に興味がないし
世の中も、俺に興味がない
俺も誰が死のうが、別にいいし
誰も俺が死のうが、別にいい
OH これは、愛からの解放か?
OH トンネルを抜けるとそこは、深い闇
ただ ....
碧い絨毯踏み締めて空と海とがひとつになる
流れ往く時間が軟かな日差しに温められて
私の頬を撫でる

私は風になる
汐の薫りを纏う風に

ゆったりと優しく笑う貴方の顔が
私の記憶の奥に忍 ....
 長男の叔父が相続して売却されるまで
 二十五年間空き家だった
 母の実家

 大きな日本家屋の庭で
 剪定されない樹木と荒畑
 雑草の茂る一角に、水仙が
 亡くなった祖母を忘れじと香る ....
蒔かれるときは朽ちるものでも、朽ちないものに復活し、
蒔かれる時には卑しいものでも、輝かしいものに復活し、
蒔かれる時には弱いものでも、力強いものに復活するのです。
つまり、自然の命の体が蒔かれ ....
夜中目が覚めた
夢の道中から外れて
雰囲気だけを
鼓動と共に纏って
何かと戦っていたようだ

どんな夢だったか
みるみる失われていく
記憶を拾おうとしても
すり抜けて消えてゆく
何 ....
2008年に入会したサイトでは
ロマンティックな詩を書く詩人が人気で
恋愛詩を書く人はファンが群れていた

現在私が所属しているサイトでは
死や苦悩が描かれている詩が多く
私はついていけな ....
同じことが繰り返される
何度も何度も

同じようなことで腹が立ち
同じようなことで捻くれて
同じようなことを回避する

必要だから繰り返されるのだ
我武者羅に突破しても
またしばらく ....
廊下は走るな!
と 、
廊下を走りながら云って居る、
人の無数無数次々と
今日も、何処かで飛行機は堕ち
何百人もの死者の一遍に

 けれども、

廊下は走るな!
と 、
廊下を走 ....
葵 奏楽の舌

かぎりない飴がふる

子どもたちは、慶びにそらのむこうの店(てん)をあおぐ

大人たちは、亜麻色それを 輝石とよんだ

化体それをひとつほおばり

まちがい ....
嗚呼、インセル その言葉を聴くのは、怖い
嗚呼、インセル 逆らったら、精神病院
嗚呼、インセル 弱者男性 弱者男性

嗚呼、インセル その言葉を聴くのは、辛い
嗚呼、インセル 逃げ出したら、 ....
 

ま、単純に
海ぶどうがあるのなら
海りんごだって
あってもいいじゃない
って
強弁したいだけ

『詩人さん』の
詩の描き方にちょっと似てるか?

ただ大きく違う点は
 ....
「変化とは、変わることです」
そのとき、空気がふるえた
沈黙が、静かにざわめいた

意味の湖に石が落ちた
だが波紋は
外側から中心に向かって広がった

テレビはそれを
「迷言」と報じ ....
白い砂浜に打ち上げられた私の骨はどこへいった
涙の塩と苦みとが私を溶かして波間に漂う沫となる
瞳に映る最期の夢は果てしなく透き通る私の髓液の奏でる唄
気力萎えて 夜の
横顔も暗闇も見えず
風に誘われ風を誘い
揺れて揺らし
ただ微笑みながら

虚脱を眼差す濃密な瞳 、

慄然と立ち上がる
時間を串刺しにし
筋骨隆々と
のた打ち廻 ....
初めての気持ちを
久しぶりに思い出して
少し心逸らして
今更痛さに震える

まだ
消えない
まま
見れない

初めての別れを
久しぶりに思い出して
もう戻れない夜に
今更君の ....
そよ風で編まれた
風の言葉に
連れられて
私の耳は進んでゆく
行く先は分からないまま
雑音混じりに
聞こえる
ここから
静かに静止する
最後まで
たとえ無様な最期であっても
「あ ....
 朝、目が覚めたら、自分のあそこんところで、もぞもぞもぞもぞ動くものがあった。寝たまま、頭だけ起こして目をやると、タオルケットの下で、くねくねくねくね踊りまわるものがあった。まるであのシーツをかぶ ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10253)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_俵_- 月乃 猫自由詩4*25-6-26
茶を点てる- 花野誉自由詩14*25-6-26
楕円- ふるる自由詩9*25-6-26
平凡なうた- ハァモニ ...自由詩2*25-6-26
望むもの- 栗栖真理 ...自由詩3*25-6-25
詩想、夜夢の現- ひだかた ...自由詩7*25-6-25
プラトン- おまる自由詩4*25-6-25
ワハハ- 秋葉竹自由詩125-6-25
クーリッシュみたいに- 自由詩8*25-6-25
アズール- みぎめ  ...自由詩325-6-25
ケソンシイティに降る雨は- 水恋鳥魚 ...自由詩225-6-25
箸置き- そらの珊 ...自由詩9*25-6-25
く_る_し_み- 馬後の竹 ...自由詩325-6-25
愛からの、解放- 鏡文志自由詩3*25-6-24
優しい時間- 栗栖真理 ...自由詩3*25-6-24
空き家- リリー自由詩11*25-6-24
架橋- ひだかた ...自由詩725-6-24
潜在意識- 自由詩8*25-6-24
詩は変わった- けいこ自由詩6*25-6-24
絶景が連なれば- 朝焼彩茜 ...自由詩2*25-6-24
るぅーるぅ、、、正しい行い- ひだかた ...自由詩825-6-24
誤字- 月乃 猫自由詩6*25-6-24
インセル- 鏡文志自由詩3*25-6-24
『詩人さん』の海りんご- 秋葉竹自由詩125-6-24
こいずみしんじろう- 無名猫自由詩225-6-23
溶ける魚と骨- 栗栖真理 ...自由詩325-6-23
お年頃の婚姻- ひだかた ...自由詩425-6-23
振り返るほどに痛くて- 自由詩6*25-6-23
風に乗り_今を生きるのだ- こしごえ自由詩12*25-6-23
蚯蚓_- 田中宏輔自由詩14*25-6-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342