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軍需産業の大笑い
いよいよ肥え太る金融マン
不穏な世の益々加速し
資本利潤追求が全て呑み込み
光の魂 、最早仄か残り香を漂わせ
それでも未だ錆び付いちゃいない
〈私〉の内に眠る黄金 ....
ギョッとする金色を
醸し出し発光させ
狭い水槽の中でも
絶えず身を翻し
華やぐ盛りに
どろりどろん
死んで死に絶え
底の屍物質と化し
腐り果て視界から消え
ひらりひらひらなみそよ ....
金魚掬いの穴破れ
杏飴を貴女と懐かし
私たち、いつから別れ
忘れ難く西門に去り
私、と 私、と
拍子 刻んで
不可視 時の破れ目
互い 穴繕い 、
必ず熱く戻り来る
闇に突き刺した月
出臍の眼が胡座かき
入眠の淵を見張る
触れた言葉の
うっかり置き忘れた振りして
絶えず調律しながら
有り難いこと 、
盲人ひとり切りの入場
決して赦すことなく
....
とほひ翳りのうちに
呼び起こされる
自分が自分であることの
記憶の奥処 、光を掲げ持ち
官能を照らし誘うもの
最早枯れることなくずっとずっと
この上なく美しく咲き誇り続け
真っ赤な ....
まばら 言葉の散布
ちらちら舞い続き
専ら冷え込む
この朝に 、
真っ直ぐ射し込み
放散する陽光受け
あれまっ!
西の地平遥か
くっきりにょきっと
輝き浮き出る
富士の高嶺 ....
ふるえる
ふるえる
ふるさとなき
さむいさなか
はらへり
かさこそ
おちばのまい
はらへるふるえる
ぅううおぉおお
もうたまらずに
ぽわぁんぽわぁん
はずむたましい
しいんしい ....
赤の生命の燃え立ち
青の心魂の奥まり
黄の精神の浸透し尽くし
漆黒の暗闇 絶えず呑み込まれる
無限なる純白 永久なる変容へと
死と屍と干乾びた色欲の御影を残しつ
意味など
とっくに剥がれ落ちた
この朧月夜に
墓石とあらゆる死に
花を手向け
改め新たに
極北の地から立ち上がる
自らを
ひたすら眼と化し耳と化して
何を ではなく 如何にし ....
青 、
誘いながら遠去かり
遠去かりながら誘い
奥処へ伸びる光帯の鮮やか現れる瞬間、
思いっ切り決断し
しいんしぃいん壊し
荒れ狂ったこの夏
嬉し冬支度へと
取り敢えずも収め
....
風の涼やか吹く夕刻、
振り返る部屋の
うっすら黄に覆われ
振り戻り眼凝らす
西の地平の上の太陽
余りに燃え盛り
最早その輪郭掴めず
少しく病の苦痛の余り
確か二時過ぎから
サイレ ....
吹き流されいく巻き戻されいく
一つの時の、また一つの時の
死者から生者へと生者から死者へと
さようならこんにちはこんにちはさようなら
生まれる前から生きて居る間に死んだ後からご挨拶
逆様 ....
私は私でありながらも
私ではなく 次第に
私は私のものでありながら
他なるものが宿り活動し在り
ひたすら只々ひたすらに
緩やか薄暗き山道を
善きもの味方に
包み込まれながら
....
ぬけてぬけてすっこぬけ ちょん 、
まだまだ移ろい揺らぐらしき季節の
知らぬまにまに目の前やら頭の上
はらはらひらひらはらはらぱさり
(時空の伴奏、緩やか垂直に切り裂きて)
....
天使たち 舞い降り
大地蹴る午前三時
また誰か人 、
独り引き取られ
涙の一粒に 光滴
寄り添い響き合い
新たな苦難と安らぎに向け旅立つ
この深夜に 光の帯の街並み 、
何処ま ....
うっすら陽の射す
細雨降りしきるなか
歩み続ける
暗から浮き上がる明の
黄色く
明から浮き立つ暗の
青く
朝を迎え夜に至り
また独り時の 逆流す
醜いものに美しきもの
全て ....
一つ、私という肉身の無常
貫く力動の凄まじさ 、
意識の内なる光響、倍音重ね重ね
ぐわぁんぐわぁんぐわぁんぐわぁん
木霊しつつ光輝白銀の 爪痕残し遠去かる
病棟のベットでぼうっとしている私
四人部屋のお隣さんは
ラジオを鳴らしながら歌っている
私は揺れる緑の仕切りカーテンを見る
空調の送り込む風にゆっくり揺れ
お隣さんの歌声は続いている
....
薄暗さ覆う海辺、うねり寄せる波間の渦に
子供たち二人、あっちとこっち何か大っきな貝を掴もうと盛んに手足を動かして動かして
自分たちに肉体があることの自由自在を喜び、歓喜の木霊のやがて波間の渦 ....
最早絶望に絶望する
孤独と云うモンスター
最早親も誰も助けにならない
その現実を幼少に凝視した人間の
ごろんと転がる親しみ在る人の死体
ぱっちり両眼見開き固化した瞬間 、
自らを切 ....
火炎に光の耀き燃え立つ処、
必ず煤の吐き出され闇の病み
天に誘われ地に誘われつつ
人の伺う対局の間合い
天と地への執着の悪夢、
二の狭間に三を導き
真の途を見出し
意識魂の己 ....
魂の器 鞘の壊れた
精神疾患取り敢えず
別にしても 、
歳月を重ねつつ
肉体の衰え来れば
それ相当の苦しみ
誰もが背負う
にもかかかわらず
皆んなを愛してると言う
苦しみど ....
生きる上澄み掬い取り
深く深く沈む汚濁を
遥か眼下に見入れば
凍結の斜面滑落し
呑み込まれる
不断の恐怖
隣り合わせの
生きる歓び
赤から紫
紫から青に
青褪め
開かれた ....
どくんどくん
どくどくどくん
ぁああぁああ
およいでいるわ
落ち葉舞い始める
晴れ晴れ朝の未だ手前
妙に明るむ意識の視界
泣き声絶えぬ懐かしさ
ぁああぁああ
ときのなみまに
....
澄みわたる秋夜に冬の接近想いつつ
今に至り失われたもの又得たもの
遠い夏の日の森から立ち上がる
浮き世の波頭の幾つも幾つも押し寄せ
何れ容赦なく降り始める雪の死の門出
愛娘残したまま時 ....
わずかずつそっと注ぎ続ける
砂時計の秒速に合わせ心情を
自分から外へ流れ出ていければ
世界の想いと自分の想いと
重なりあい響きあい、透過しあう
☆
光と色の織りなす海
....
意識の薄明かりの今に至り耀き放ち
夜陰の奥にひっそりと潜み開け広がり
なにひとつもう意味なさぬから
あぁただ声の響きのみ此の世成り立たせ
凄まじくも美しき旋律和音の律動するなり
ひかりのひびきのいとの
たぐいよせられはなたれ
またたぐいよせられ
さくれつする
しこうせいめい
からみあう
いちおんいちおん
鈴の音の
脳髄遣い雑音と化すまで 、
光り響き ....
ちっちゃなあんよで立ち上がる
まっすぐまえを見据えては
幼な子の足に入り居る 、
力漲る内なる緻密な我そのもの
漆黒の瞳の煌々と 宙宇の足跡刻印され
無意識なんです 、 認め識る ....
魂の残響名残に依り生きて居る私たち、
何時になったら自ら響きを呼び起こすのか
「苦しみは私にとって一つの福音です」と
言い残し立ち去ってしまったアナタ 、
もういいだろう今一度再び出ておいでよ ....
atsuchan69さんのひだかたけしさんおすすめリスト
(844)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
プネウマ・Soon_
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-12-9
アイス・ソウル_──_冬の金魚
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-12-8
タイム
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-12-7
門番(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-12-6
サブスタンスD_、ヨアケマエ
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-12-5
昇天の朝
-
ひだかた ...
自由詩
9
25-12-4
メタルボックス
-
ひだかた ...
自由詩
5*
25-12-3
色彩遠近法
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-12-2
器
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-12-1
天晴れ_、秋・末日
-
ひだかた ...
自由詩
7*
25-11-29
想起、夕刻のベランダにて(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-11-28
オートリバース
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-11-27
宵夜_、_よろこび閑やか(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-11-26
僕らは・私たちは、君と僕は
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-11-25
墓標(新訂)
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-11-25
ひとり、ひと☆スケッチ
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-11-24
五行歌、無の_むむむ
-
ひだかた ...
自由詩
5*
25-11-23
歌響
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-11-22
海辺の子供たち
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-11-21
十一月二十日・三年目の意識の私の営み
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-11-21
オリジナル・オブ・ザ・スピーシーズ✽
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-11-20
スピリチュアルあるあるエゴイズム
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-11-19
さゔぁいゔぁる
-
ひだかた ...
自由詩
6*
25-11-18
いつくいきもの
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-11-16
小春日和の昆虫採集(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-11-15
五行歌、遡行・美しき朝のこと
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-11-14
五行歌、声の貴女・巻き戻される夜陰に
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-11-13
抉る深みの里海にて
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-11-12
真理静、ハイハイ立っち
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-11-11
らぶれたぁあ(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-11-10
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