ファミレスの順番待ち
呼ばれたと思ったら
また中で待たされた
厨房は戦場
カチャカチャカチャカチャ
席に案内されても落ち着かない
ドリンクバーはグラスもカップも無い

押し寄せた俺たち ....
 ここ一週ほど多忙だったが、悪天予報の今日は勤務仕事の事業所は休みとなっていた。
 夜は比較的よく眠れ、夜明け前だったが登山口の管理棟の清掃に向かった。あいかわらず、クサギカメムシたちが越冬にやって ....
{引用=
白のなかの白、のなかの白。のなかの 白、白。白という色彩。 白、光線と あわい影、と白、のなかの白、白。白色光のなか、白と 風と、光と、白と、砂のなか。白。淡い色彩 白色の塗料。白、のなか ....
黒に青が混じって 紺
夜に空が混じって 海
髪と瞳が混じって 睫
うちの眠った 場所はどこ
約束のトンネルに咲く花の色 
ちいさな嘘を薄めたら もっと哀しい
泣いた朝を薄めたら もっと止ま ....
朝、西の港にちかい道路で白いセンターラインから少しだけずれて、一羽のカモメがその羽を閉じながら蹲っている。前方に何台か続いている自動車がほんのすこしだけハンドルを切りながらそれを避けてゆく。寿命なのか .... 道を間違えて迷い込んだ学生街
近隣でもっともお安かったから入ったのだ
その店の名は「クマリマー」
大きな窓辺にガネーシャが並ぶ
とてもすいているカレー屋さんだ
最近の学生は裕福なのだろうか( ....
忘れられた
未来を
予感する
思い出の
果実は
見守っている
どの道終わる歩みを
一歩一歩
大丈夫だよと
終りまで 終りまで。ああ

人類は
何万年もの大昔から
争いをやめな ....
ひとり
またひとり
命を消した
シャボン玉のように

まだ子供だよ
多くの人が気付かぬ裏で
屍が積み重なっていく

話を聞いてくれる人がいたら
問題を解決してくれる人がいたら
い ....
全ての果ての全ての果てを
物凄い速度で追い越し
光の街路を遡り
取り囲む風のチューニング
避けようもなく吸い込まれつつ

意識の奥の奥に自ら敢えて入り込む

  ★

いつしか此処 ....
自分の弱さを隠したくない夜がある
誰かのせいにして誰かを求めている

そうやって明日のパズルを組み立てながら
崩れそうな不安を積み上げている

ガードレール越しで携帯を覗く子
 ....
巨大なるもの暴走する
わたしの頭のなか
知らない私の真っ白な視界 

廻り巡り廻り巡り
次第唐突
つぅうと垂直
舞い落ち流出する

萎びつつ在る物抉り出し

もう用済みだと 、
 ....
キスをしたい。どんな。夜の水滴のような。
短い呼吸と音楽。それは部屋かな。
きっと部屋だろう。個人的で親密な部屋。
わたしはきみと初めてだ。初めての夜。


窓は薄く部屋の明かりを消したら ....
ギターが欲しい
自分の詩をお気に入りのコードにのせて
大衆の前で歌えたなら
どんなに気分がいいだろう

好きなことが何か
教えてくれた
いつか君と一緒に歌いたい

どうして空が青いの ....
突然の電話で私の詩を褒めちぎる
たまたま同人誌への掲載作品を読んで
ここがこう素晴らしくて感動しましたと

その批評は見事で褒められて嬉しくて
こちらもデレッとしてしたところで
この詩を多 ....
裸の枝に実る柿

菊西 夕座


季節が頭をめぐらせて仰ぐ空へと囁くたびに
懐かしさは生まれた日の ....
つたのお家は さびしいね
 枯れ葉が ほろほろ はだかんぼう


秋のお庭は さびしいね
 のこったアサガオ ひとりぼっち


月夜のデッキは さびしいね
 子猫が 母猫おも ....
庭に雑草が生え
それでもかれらも懸命に生きているんだから
とかテキトーないいわけして
日々その成長を眺めていた

ふと目のなかに入ったのは
一輪の茶色の花弁を持った花だった
ちいさな ....
          - l'impromptu+

巨妄魔

多樣な蟹、鮭を飼い



{ルビ肉男=Flesh man}(は)

(精)靈なのだ



舌戊

 ....
 閑散としている通りの端に

 通いなれた立ち飲み屋がある

 店主の女将さんは愛想がよくて

 ついつい飲みすぎてしまう

 術中にはまっているようだ

 ふと奥に目をむける ....
喜びくんは密かに悩んでいた 
ボクは嬉しいから喜ぶ 
シアワセな気持ちになるし
笑顔も増える 


けど よくよく考えると嬉しいってなんだ?


楽しい子ちゃんがいつも云っている ....
 
 ぼくは何か人とちがうことをしたい

 何をしたいかはまだわからない

 けれどぼくは何か人とちがうことをするために

 生まれてきたような気がしている



 人とちがうこ ....
崩壊し構築しまた崩壊し
渦巻く意識の視界の
奥深く沈み込みながら
より明るみ明るまされ
照らされ浮き出す光道の
明日にだけ向かい伸び拡がり
この肉身の今にも崩壊し構築され
何れ完璧に滅び ....
楽しめ♪

その時その時
いのちを楽しみたい。
いつかいずれどの道絶対
終わることが出来るのだから
生きられるだけ
とことん生きてやるぞ

いのちはいのちのために言う
そうだ  ....
白くて水をたっぷり含んだような手

節の見えない長めの指

綺麗な淡色のマニキュア

カウンターに置かれたそれは
何か美しい生き物のように魅惑的で

コツコツ ....
体を冷やす季節が
寂しさを連れてくる
風が頬を撫でる
鼻先で揺れる金木犀の香り

涙が乾いていく
不思議

仄かな灯りのように
私を照らす金木犀
心が揺れても
風と共に明日へ行く ....
イライラくんと怒りんぼくんはいつも一緒なので 
誰からも仲がいいと思われていた 
けれども本当は 
イライラくんは怒りんぼくんがあまり好きじゃなかった 
すぐに怒鳴るしモノにあたっては壊したり ....
最近 目方が増えた気がする

八月の検診以来
体重計には乗っていない

でも 増えているのは確か
このデニムを履くとわかる

おそらく 新米のせい
二杯食べてしまう 新米のせい
 ....
降ってきた
背筋にどすんと重み持ち
僕の母親いきなり降って来た

真夜中のまん真ん中で
避けようもなく
この同仕様も無い重み

どすん 、どすん

そうして兄貴も親父も
ぼんやり ....
 宮目に少なくとも毒はないらしい色とのあどばいす
私の顔立ちを思ってのこと

とにかくお前は黙っていろとのアドバイスは

男友達からしばしばもらっていた

ちゃんと頷く。  そしてみんな ....
言霊って
あるよね
言葉の
いのちは
こころ次第





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
   五行歌には、本来、タイトルは付けません。
   しかし、自作の ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(11088)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
盲目- 自由詩6*25-10-27
雨、月曜の、まだ暗い朝に- 山人散文(批評 ...7*25-10-27
白の素描- ryinx自由詩825-10-27
NAVY- 唐草フウ自由詩11*25-10-27
無常戦争2- 本田憲嵩自由詩925-10-26
学生街のカレー屋さん- 松岡宮自由詩1225-10-26
思い出の果実_※(曲付き)- こしごえ自由詩7*25-10-26
いのっちの電話なら- 自由詩625-10-26
はい!VISION_- ひだかた ...自由詩7*25-10-26
ガードレール- 自画自計自由詩725-10-26
点火- ひだかた ...自由詩725-10-25
わたしはきみとキスをする。- ねことら自由詩725-10-25
いつか君と- 自由詩9*25-10-25
食物連鎖の同人誌- イオン自由詩9*25-10-25
裸の枝に実る柿- 菊西 夕 ...自由詩13*25-10-25
みすゞ- 月乃 猫自由詩16+*25-10-25
- 秋葉竹自由詩325-10-25
Desdemona- 墨晶自由詩1*25-10-25
- 佐白光自由詩7*25-10-25
喜_と楽_問題(悩み多き感情たちの詩_その4)- 涙(ルイ ...自由詩125-10-24
ぼくは何か人とちがうことをしたい- おやすみ自由詩325-10-24
ディープ・キス- ひだかた ...自由詩625-10-24
いのちを楽しみたい_※(曲付き)- こしごえ自由詩8+*25-10-24
あわいの手- 花野誉自由詩12*25-10-24
揺れる季節- 自由詩725-10-24
類友なんて呼ばないで(悩み多き感情たちの詩_その3)- 涙(ルイ ...自由詩225-10-24
心太- 花野誉自由詩8*25-10-23
うんめいふくごうたい- ひだかた ...自由詩425-10-23
またたく聖域___蒼風薫- 梅昆布茶 ...自由詩725-10-23
※五行歌「言霊って_あるよね」- こしごえ自由詩8*25-10-23

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