太陽は光だ
この 黄色い 目の
塀の向こう側では電車が走る
耳には その
音が聞こえた
ベランダの中に
僕はいたのだ
風を感じた 僕は
僕の心の外を思うことで
この 目に 僕は知った ....
 今年の夏のこと

ゆっくり布団でくつろいでいたら
強い力を忘れる軽さだ
山が見えると空気も揺れる
深い波より まぶたも閉じられ
スイカやメロンが頭に浮かぶ
カラスのくちばしに 突かれて ....
Bがガタついてるときは
ツイッタの方で「もうオワコンだよねw」と陰口をいっている。
そしてちょっと建て直しがきいてきて、
盛り上がってくると何食わぬ顔で
いつものワンパターンのカス文章を投稿し ....
浜辺に足跡のみを残して
消えてしまった彼は、
多分に、月影の下
影踏みに夢中で海に呑み込まれ消えたのだらう。
彼の影は異様に蒼白く冷たく光り、
私はそれを見た途端に
それが梶井基次郎の霊と ....
細切れ時の隙間に

上弦の半月、今宵
黄白く耀き
傾く西の夜空に、
ヘッドライトに照り輝く
草群れの緑の青々と眼下、

見て魅入られ
刻み込まれる狭間の時に

ノイズ、ノイズ、ノ ....
和歌の浦の光る海に8月が跳ねた
いつしか殺人鬼に仕立て上げられた8月
遠くから見ればあんなにゆっくり
揺蕩う海だというのに
灯台のもと白いワンピース着た
あの日の君の笑顔は清らかだった
今 ....
好条件好環境好都合によって好循環を作り守り通そうとするものは多いが、好筋によって好き人生を真っ当しようとする人は、少ない
筋を通すということは筋を作り守り、生み育てるということ
その良き筋を発見す ....
昔は、ある日突然、今の生活が何もかも破壊されて失うかもしれないと想像して不安になることがあった。若いころはいろいろあってね。すでに全部粉々になってしまった今となってはもう、そんな時代もあったなあと、一 .... 遮光カーテンの隙間から
薄明かりが射し込んでいる
もう蝉が鳴きだした
命の残りをかけて

命がけじゃない一晩を過ごす
目をつぶっても眠れない
思いを巡らせるのは
もう戻らない
かつて ....
二十歳くらいの頃
梨の皮をビーラーでむいていると
それを見た父が怒りだして言った
「そんな梨は食べたくない」

わたしは内心、バカみたい、と思ったのだが
火に油を注ぐのも面倒なので黙ってい ....
美しい詩を書くひとの心が正しいとは限らない
というのとおなじで
心地よい詩が美味しいと決まってはいない
げんにいま 目のまえに浮かぶ
濁った渦の色をした短い詩は
蒸したてのパンよりも熱く ....
追いかけて速く走って
つかまえて逃げちゃうよすたたああ
てかてかてかてかなんで
わたしあなたから逃げてんのかな
胸に手を当てて聞いてみるけど
胸はドキドキ他のことでマンタン
ちくちくちくち ....
夜が空けた。
立体的に、次々と、パタパタと。

画角のはじは暗い
焚き火が燃えていて少しずつ暖かい
手をかざしながら思い出す
ラムネのビー玉の音
レモン色に水色がよく合ったお祭り広場だっ ....
頭が悪い上に「オーバーサンクション」が過剰で、
感情がコントロールできなくなっている未熟な高齢者です。
(旧)左翼にありがちなタイプ。病気、脳の病気なんです。
徒党を組んで、「っせーの」で、ター ....
日記を失くしてから
別れの痛ましさなんて
忘れてしまったな
おかげで もう
愛のうたなんか
うたわないで 済むよ

切った爪をインクに浸して
言葉を垂らす

部屋のどこかで
コオ ....
次から次へと物事が起きる私は
次から次へと物事を忘れてしまう私は
次から次へと新しくなる。そうして
死んでは日々を生まれてゆく


それでも
なかには
おぼえている存在もあるのです
 ....
新米を炊いた
土鍋で炊いた

二人暮らしなので
小さな二合炊き

二十分蒸らして
蓋を開ければ
しあわせの香り溢るる

神棚に供えて
日々の糧に感謝

「こんな美味しい米 ....
足元の
石畳から
ひろがりつづける
あおうきの
さかい
とぽんと
深く

トビが
青浮いて

空のベンチから
晩の献立を
湖の
はるか稜線まで




/即興ゴル ....
鎮まる夜の静寂に
隙間のすぅうと
空き開き 、
奥まりいく
明るむ半月の照り返し
やはらかちかく
息を殺し潜むもの
息を潜め吹き返し出し

だれ?なに?
問えば 、

アナタの ....
「やっと軌道に乗りはじめてきたかな」というタイミングで必ず乗り込んでくる獣
ひどく的外れなコメントで場をグシャグシャにしてまわりの努力をぶち壊してくる
吐く息は屁、アドバイスは糞バイス、その真の目 ....
っていうのは
重力って
星の重さで時空が歪んでるので
投げたボールは時空の歪みに沿ってまっすぐ進んでて
結果落ちてるカーブになるわけ
ってことは
この辺もあの辺も全部ぜーんぶ
歪んでる
 ....
もう飛べないと
翼を外した
窓の向こう
天空の城に
辿り着けなかったこと
翼の代わりに背負って
ただ祈るように佇む

ここではないどこかに
行こうとすれば
体は重く動かない
翼は ....
今夜、星をみつけた
あゝ、あの星が僕の星だとわかった
なぜか、心が心から納得してそう想えた

なぜか、豊かなやさしさが胸を満たし
未来は明るいのだと確信できた
今まで生きて来たこの ....
  〇


きのう、友だちと水死体について話していたのだけれど、水死はかなり苦しいから、水死はしたくないなと言ったのだけれど、ヴァージニア・ウルフは入水自殺だった。ジョン・べリマンも入水自殺 ....
夜明け前の散歩
灯りのない家々を抜け
ちょっとした農道を行く

一人一人の孤独が夜露になって
暗闇を舞う小さなこうもり達の
羽を少し重くする

いつもの開けたどん突きで立ち止まり
ゆ ....
時は、風化の砂塵
  砂丘より 蒼い星を子どもたちが
みつめる
 大気のない無音のそこからみる
星は かぎりなくウツクシイ


集約される
かわらぬ 社会の列車は喧騒のすえ
プラット ....
ドラッグストアでペプシゼロとヨーグルトを買った。
夜の店内は空調が効いていて、白っぽくて、乾いている。

手をつないだ恋人たち、メガネを掛けた会社員、綺麗な身なりの女の人。
みんな等間 ....
おかえり毎日暑いよね
おつかれまずはなにどうする
ばんごはんは君の好きなもので
乾杯の飲み物も準備して
お腹が空いたよたべようよ
今日も1日ごくろうさん

おかえり明日もがんばるの
や ....
有明の海岸から、薄気味の悪い歌が、聴こえてくる
ぺしゃんこになったアリンコが、必死で生き残るための道筋を探し求めている
マリリンマンソンが新聞を片手に、マイクマイヤーズが出演しているコメディショー ....
力ない羽ばたきだった
抗うにはあまりにも 
変身するためにひたすら食い
変身したらひたすら交尾する
仔の頃に食われたら負け組
交尾産卵の後なら勝ち組だ
去る夏の背
しっぽり濡れた夜
そ ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10495)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の幻- 番田 自由詩325-9-3
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夜陰_、しずかえくすたしぃ- ひだかた ...自由詩525-9-2
8月- 降墨睨白 ...自由詩4*25-9-2
天才- 鏡文志自由詩7*25-9-2
ことば- おまる散文(批評 ...4*25-9-2
A.M.5:00- 自由詩11*25-9-2
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パン詩- はるな自由詩425-9-2
てかてか- 降墨睨白 ...自由詩2*25-9-2
ムーヴマン- ふるる自由詩10*25-9-2
左翼- おまる散文(批評 ...2*25-9-1
音響- 飯沼ふる ...自由詩6*25-9-1
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僕の星- 秋葉竹自由詩325-9-1
I_FEEL_FOR_YOU。- 田中宏輔自由詩11*25-9-1
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時の砂塵- 月乃 猫自由詩17*25-8-31
石鹸の匂いのする、八月の- ねことら自由詩2125-8-31
はだかんぼ- 降墨睨白 ...自由詩4*25-8-31
マリリンマンソンの歌- 鏡文志自由詩6*25-8-31
手の中のクスサンは- ただのみ ...自由詩6*25-8-31

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