それは夜
さざめく宇宙の 真ん中で
おれは命の小ささに 顔をしかめる

川の流れが おれの鼓動を押し流す
風の息吹が おれの呼吸を運ぶ

草木はおれに 踏みしめられながら
おれよりも  ....
4年ほど前、「傾き者になりたい」と言っていた彼
その数ヶ月、後彼は舞台の上で赤い派手な着物を着て
見事、傾き者になってみせた
見る者を魅了させる
粋で艶やかな立ち姿

それから、月日は経ち ....
詩は果てる?
男じゃあるまいし
じゃあ 言葉は気持を超えられる?
女じゃあるまいし、むりだよ
そんなことより
そんなことより眠っておいで
寒くてみじめで、女で男で、大きくて小さくて ....
ギリギリ目標に沿えた
内容はスカスカ
年々吊り上がる目標
本音は
そんなん無理やねん
やってる振りだけ上手くなっていく

上司との面談
業務の成果を
大盛りにして報告する
寒風を浴びながら
カッと眼を見開き
澄んで透きとほるよな
この肉身 冬空の青に曝す

ひろいひろいこの世界の照準に自らを寄り添わせ 、

夜な夜な無機小人の群れ
襲い来て粉砕され埋葬さ ....
木枯らしが街に吹き込んで来て

にぎやかなイルミネーションの饗宴がはじまる

厚着をした早歩きに急ぐ人々のそばを

黄色い大きなランドセルの集団が跳ねまわる

日暮れには

  ....
祈ったのです
「私は真実が知りたい」と

ありがとうございます
知って良かったです

ありがとう ありがとう ありがとうございます!
全ての存在に
ありがとうございます!
夜の街燈はいつも
何かを考えている
光を灯すだけでなく
決して暗いことばかり
考えているわけではない
夜の街燈の思考が閃いて
宇宙が一輪の花になる
あまりの果てしなさに
自分の孤独を感 ....
 

あなたしか、いないんだ
待ってください。
あなたしか、いないんです

時は、流れ、流れ、流れ、つづけ
すべては、変わる、
変わる、
変わる。


もう
ちょっと
 ....
何故、ひとはこんなに淋しいのだろう


最後に孤独を感じたのはいつの日か
もう思い出せない

生き残ることに必死だったから
孤独を感じる暇は無かった

夜になるとホッとした
夜はい ....
ダイナーに置き去りにした昨日の心は椅子の上で干乾びていた、埃を掃うように手で落として腰を掛けると今がいつなのか分からなくなった、せめて注文は違うものにしようと思ったが結局同じものに落ち着いた、なに .... まるで儚い
これはまぼろし
どうしてなぜ微笑む
愛しいヒトよ
この指先ですら届かぬ想い
貴方に触れることすら叶わぬ

悲しみが胸の奥深くに突き抜け
やがて渇れ果てて砂漠となる

こ ....
道で蹲るひとがいれば
「大丈夫ですか?」
と声をかける

電車やバスで
年配の方や妊婦さんが立っていれば
「どうぞ」
と席を譲る

寂しさや心の傷で
気が狂いそうになってて
心配 ....
 あれは欲求の充足が阻止されたことの
 一時的な怒りだったのか
 なんにも知ってはいなかった幼女の
 ヒステリックが沸点に至り

 あの時、
 一軒家の玄関ドアに嵌め込まれた
 デザ ....
白いキャンバスに
不平不満を吐き出して
ただ白が汚れていく
糸一本分でも
現在と繋がる未来を
描けたら
絵となるのに
間借りした住処を転々とし
強い想いを尚一層と強め
空漠を渡っていった独り人、
濃くなる想いに空漠の果て
焦がれる雪峰を終に越え
紺青の宙から木霊伝えば
後に残した子らの脳髄穿ち
忘れ去ら ....
○「一番大事なこと」
一番大事なことは
外見でも年齢でも地位でもなく
信じられるかということである
手術前の医者の言葉は重い

○「難しい伝えるということ」
自分の気持ちを言葉に変換して ....
混乱している朝も潮がひけて
遺ったものはなにとない
ぼうとした心だけ
今日一日
一体何を捜すやら・・・

歩きつめても 歩きつめても
果てどなく 果てどなく
さいきん
無理に ....
寂しい夜には誰かと話をしたい

夜の静かさに気が狂いそう
あなたが青く争っている

言葉を撒き散らしてSOS
助けなど欲しくない

本音と本音の葛藤に
あなたが青く争っている
大善起こりなば大悪きたる
大悪起こりなば大善きたる

何となく分かりました

あなたは
既に悪魔に魂を売り渡したのですか?
わたしが
「あなたは“家なき子”のリュウのようだ。
きみが ....
一粒の{ルビ生命=いのち}が生まれ
光年の彼方からやってきた
柔らかく強靭なその現象は久遠を説き
四苦八苦に囚われない法理を示し
煩悩即菩提を表した
苦の中に楽があり
楽の中に苦がある
 ....
まず晴れてれば
晴れてるだけでご機嫌
洗濯物を外に干す
雨の日は
雨の音が優しい子守唄に聴こえるからご機嫌
お気に入りの傘を差す
風の日だけはご勘弁だけど
五月の風なら
やっぱりご機嫌 ....
私は迷いびと
眩しい光に導かれてやってきた
翠の衣纏いし迷いびと
私の行く手はまだ分からず
闇は私の背後で待ち構える
哀しき永遠の迷いびと
時々体から心が離れてしまう
あり得もしない妄想で上の空
きっと車が突っ込んできても
気づかないまま吹っ飛ばされ
良くて重体悪ければ死が待つ
上の空にはならない方がいい
しかし現実は途轍もな ....
血の羅針盤
切開され
真紅の色彩
滴り落ち
地磁気の狂い
逆流し逆巻き
迎えることとなる
一度ならずの破滅の日を

誰もが知らず誰もが識り
誰もが互いに罵倒し合うなら

乱れ飛 ....
調律をしをえたばかりの
おとぎばなしは
こぢんまりとした
こどもの耳の中で
ふたたび輝く

なまえのない宝石を
空にかざす
君がなまえをつけてくれ

ささくれたブランコに留まる
 ....
今日は午前十一時から仕事だ
日曜日なのに・・・
早く目が覚めてしまった

アイスコーヒーを二杯飲み
ラッキーストライクを吸う
アイスコーヒーの氷がカチッと鳴る

いい気な烏が
 ....
言葉を追う人は何故、言葉を追ってしまうのだろう。
言葉は手に入れた後、待つことで自分のものにしていくことが出来るというのに。


サッカーボールをいじり遊ぶ。
いじって遊ぶ間、上手くものにし ....
赤トンボ、
ほとんど木枯らしにひとしい、
寒さでアスファルトに不時着した、
晩秋の、
ちいさなヒコーキ、
それでも在りつづける、
そのままの、かたち、
やがて、その透明な羽が、
きわめ ....
眠いのに眠れない
こんな夜は琥珀の水を飲み干せば
血液の流れがさらさら流れ
失くした夢も戻ってくる
だが琥珀の水は此処には無い

右に行こうか
左へいこうか
真っ直ぐに行こうか
夢は ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(8387)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アトラス- みぎめ  ...自由詩524-11-19
傾(カブ)く者- 栗栖真理 ...自由詩224-11-19
震えて眠れよな- はるな自由詩824-11-19
見栄- 自由詩4*24-11-19
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黒いランドセル- アラガイ ...自由詩8*24-11-19
答え─全ての存在に、ありがとう!─- りつ自由詩4*24-11-19
Cosmos- 鳥星自由詩16*24-11-19
寒気- 秋葉竹自由詩424-11-19
孤独- りつ自由詩6*24-11-18
定めの夜- ホロウ・ ...自由詩4*24-11-18
儚愛- 栗栖真理 ...自由詩124-11-18
普通- りつ自由詩4*24-11-18
- リリー自由詩7*24-11-18
白を汚す- 自由詩524-11-18
- ひだかた ...自由詩624-11-18
独り言11.18- ホカチャ ...自由詩4*24-11-18
果てどなく- 田中教平 ...自由詩424-11-18
静寂- りつ自由詩2*24-11-18
因果- りつ自由詩3*24-11-17
仏教哲学考- レタス自由詩6*24-11-17
佳い一日です。- りつ自由詩4*24-11-17
迷いびと- 栗栖真理 ...自由詩124-11-17
上の空で歩く- 自由詩7*24-11-17
原野(改訂)- ひだかた ...自由詩324-11-17
さよなら雨- そらの珊 ...自由詩12*24-11-17
休日出勤- 田中教平 ...自由詩224-11-17
去るもの追わず- 鏡文志自由詩4*24-11-17
立冬トンボ- 本田憲嵩自由詩724-11-16
眠れぬ夜- レタス自由詩8*24-11-16

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