けれど
光らない夜空の果てにみえる
甘いドーナツのような
月も舵を失い
そして
感謝を忘れたひとの街に
地響きがゴゴゴゴゴと
なにかを裏切るように聴こえるとき

水に濡れた一 ....
地球と接地する全長25cm
右 左 のリズムで地を踏み その黒色を示す
窮屈な足の住処は僕を目的地に運ぶ

歩いて、走る
コンクリートや大理石、草原や砂利道
汚れ、擦り切れて
歩いて、 ....
約束の果てで 果てと
ほほえみの
交わされる時
命は
叶う

その時までに
命に従い生き切るの
命に従い生き切るの
ああ

それぞれが、
世界のあとに在り
世界のせんたんに在 ....
叫んでいるのは
本人ではなくて
彼を取り巻く
世界の方だ

世界の叫びが
聞こえたことのない俺は
橋の上に佇む
他人そのものだ

恐らく狂うことはない
何故なら
こんな俺でも
 ....
一、 娘は 見目麗しく
    寒さの夜さえ
    せつなく 手を伸ばし 
    家の近くの男たちを徘徊させる

一、 化粧気など 少しもないけれど、
    美しく それはき ....
憂い、哀しみ、懐かしさ
浮き上がるエメラルドグリーン
夕陽の沈み陥没する西の空に
美しき慈しみの色彩明け広がり
憂う哀しみ強き意志の懐かしみ



意識があるとは如何なること
脈打つ ....
体ほどもある真白な画用紙。
指先ほどの6色クレヨン。
そいつで幾つも石を積み上げていく。

色を変え、形を変え、飽きもせず。

賽の河原みたいだね。
ーー違うよ、お城だよ。

できた ....
リハビリ行きたくないもの
ゴールが遠すぎるもの
今日は日曜日でしょうが
私にはくれないの

きっと明日も同じこと思う
だって昨日も思ったもの明後日のことも見えているリハビリなんて投げたい
 ....
理由があって神経をとがらせながら
ほとんど毎日を泣き暮らしている
ほとんど毎日決まった人たちに
メールか電話をして呆れられてる
けれど皆優しいからあれこれと
まくし立ててもいきなり呻いても
 ....
確認してしまうの
悲しい目をした私の影
もうすぐ冬がやってくるから
カサカサして縮み始めている

いつか食べられる運命
水でもどってプルプルになるの

私は木耳の精
中華鍋の中で卵と ....
私:ケントギルバート著作「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」を読みました。
孔子は子が親のために嘘をつくことを美徳と説き、それが拡大解釈されて中国や韓国では家族愛のために他所の人達に嘘をついても ....
駅前のコンビニで
財布の残高に躊躇した

紙幣は
未来へ乗り継ぐ切符である
硬貨は
食料庫を開ける鍵である

ATMの視線を感じたが
出世払いの見込みはない

お金が無いと生きて ....
{引用=「○○をめぐんでくれないか}
うす目をあけた明日が見つめている
月の向こうからじっと
沈黙は花 だがあれには歌がない
臨終の瞳を覗くようで
どれほど愛おしんでみても(仮に)
概念だ ....
誰かの暮らしが灯る
中途半端な暗闇を眺めていた。
それは突然眩むほどの灯りをたたえて
あっという間に通り過ぎた。

一瞬見えた、ただ白さだけが広がる空間。
崩れていく風景の中で、浮かび上が ....
鈴の音鳴る鳴る
後頭部 、
いつの間にか
シャンシャンシャン
知らず知らずに明るむ意識
自らの影踏み自らを拡げ
光と色の織りなす海
音響木霊し絶え間なく

生まれて死んでまた生まれ
 ....
カランの曲線、             月光のカーブ、
約束の柔らかさ、               角質のとれた張り紙
絡み合うタッセル  
   ....
雨飴のど飴雨の日
風吹いて風邪ひいた
休もうか休めないか
こんな日の法案出します

地下アイドル地下リーマン
ハードル下げたって
誇りはもっている
勝ちや負けなんてない

雨飴のど ....
夢のなかで喋りすぎて
目覚めた朝の喉は
砂漠の楽器

おはようの声は
なににも震わせず
深い秋の空気に溶けていくだけ

あたりまえのような朝が(声が)
あたりまえに訪れるわけではない ....
『暗殺の血』という通俗小説の後半を書くために構想を
かためつつ目下、展開を思案中なので、それまではこん
なことを投稿しているヒマはないのですが、あまりにも
あまりなのでこの問題について意見表明し ....
 
何処へ、ゆくの?

 首を横に振るユウ

じゃあ、おいで。
ひとりぼっちは、寂しすぎる

 カオルの手を取って起き上がるユウ
 ジーンズの汚れを
 パンパンと叩いてはらう
 ....
 そのときマルティンはブルーノが言ったことを思いだした、自分はまったく正真正銘ひとりぽっちだと思い込んでいる人間を見るのはどんなときでも恐ろしいことだ、なぜなら、そんな男にはどこか悲劇的なところが、神 .... 白鷺の伸びやか宙空滑走し
冠雪耀く富士の遥かな地平
見えるもの追い逃さず
眼差す視界の眩めきゆらら

見えないものすら今、見えるものと
いつかの僕に伝えたい
世界は澱みながら
僕を追い詰めようとしていると
僕ではなく世界の問題だと
だと
ちょっといい味出したファッション
ただの流行で終わるコミュニティ
信頼できるものが一 ....
つまんなぃ

僕の中の
いつの日かの
彼女は
いつの日か
言っていた

つまんなぃよ

僕ら
繋がっていたんだね
あ、ヒトラー
俺からしたら
チャップリンなんだが

つ ....
月の涙をみた

あまり関心は無かったけど

ふとみあげると痛々しかった
守ってあげたくなった

なにを為すこともできないのだけれども



クマを撃つ銃声が朝っぱらのテレ ....
今日 ひとりの男が電車に飛び込んで死んだ
理由は誰も知らない

朝のラッシュ時だった 
駅は通勤客でごったがえしていた
アナウンスが流れる 
「○○駅にて人身事故のため 電車大幅に遅れ ....
絵筆から真黄色の雫が滴った
やがて拡散する
時間は逆流しないゆえに
それもまた水中で濁りになった
色が解けて 色に染まる

ひとひらの仄かな慕情が
ひとときの流れる劣情が
たちまち伝播 ....
すぐに泣く

心が弱いからじゃない
それは
繊細なんて言葉でも云いあらわせない

ただ極寒の中でもひとを暖かくできる
やさしい心のせいだと想う


白い笑顔を
一度だけ
み ....
仕事をしくじった

あれだけ丁寧にやっていたのに
しくじった
心苦しさが胸を重くする

このオモリを抱えるのは
なかなか無いことなので
自分を観察することにした



当日  ....
どんなにか温めても

言葉は言葉でしかない

卵とは違う

何も孵らないよ

書ける人はペンと紙を

かけない私はワードを使って

今日も今も温めながら

本当に求めるもの ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(11088)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やさしい円環- 秋葉竹自由詩325-11-9
履物- 馬後の竹 ...自由詩325-11-9
約束の果てで_※(音楽付き)- こしごえ自由詩7*25-11-8
ムンク- 花形新次自由詩325-11-8
むすめ自慢- 月乃 猫自由詩12*25-11-8
五行歌、憧れ寄り添う- ひだかた ...自由詩9*25-11-8
祈りの城- 泡沫の僕自由詩625-11-8
りバース___蒼風薫- エヴァル ...自由詩225-11-8
{[]_もっぷ- エヴァル ...自由詩525-11-8
木耳の精- 自由詩5*25-11-8
『公とは、なにか?_ケントギルバート著作「儒教に支配された中 ...- 鏡ミラー ...散文(批評 ...6*25-11-8
求人フリーペーパー- イオン自由詩4*25-11-8
×零の幸福- ただのみ ...自由詩7*25-11-8
白に転がる- 泡沫の僕自由詩325-11-7
思考想い_、舞う言の葉- ひだかた ...自由詩625-11-7
静かな水- 唐草フウ自由詩13*25-11-7
雨の日- 自由詩625-11-7
満月- そらの珊 ...自由詩12*25-11-7
AIを詩表現に利用することの損得について- 室町 礼散文(批評 ...7*25-11-7
何処へ- 秋葉竹自由詩425-11-7
全行引用による自伝詩。_08- 田中宏輔 ...自由詩1025-11-6
五行歌、夕を前にしベランダから- ひだかた ...自由詩725-11-6
いつかの僕へ- 自由詩825-11-6
つまんなぃ- 弥生 陽自由詩525-11-6
月光- 秋葉竹自由詩325-11-6
誰も知らない(改訂版)- 涙(ルイ ...自由詩325-11-6
拡散と混色- 馬後の竹 ...自由詩625-11-6
幸せ- 秋葉竹自由詩425-11-5
しくじり日記- 花野誉自由詩16*25-11-5
本等に求めるものは何?_____もっぷ- エヴァル ...自由詩525-11-5

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