白線の外側には
出られなかった気持ちを
服のポケットで押し砕く
(一糸乱れないように)


フェンスの向こうにある
夜明けという抱擁の残酷さよ
迷い子の蛍たちが
溶けたチョコレートを ....
風は声なき声を聞き分け
遠い国から涙を運ぶ
この歌が安らぎとなって
すべての命に届きますように

空は等しく光を注ぎ
そっと届かぬ願いを照らす
この歌が希望となって
すべての心に届きま ....
時の忘却と時の回帰
間に間に
光耀く
奥行き観える
この瞬間の
延び拡がりいけば
いく程に 、
私の脳髄に影落とし
自らの影を自ら踏むもの
唸り力動し自らを回収し

外から内から ....
あなたを抱いただけで
ほら
こんなに冷たいからだが
こんなに遠くを求めるなら
永遠の傷なんて
架空の無傷と同じくらいの意味

止められないのはきっと
くちづけをかわさなかったか ....
女性初のM市長として華々しくその職務に就いた。就いてみたら、約30万人の市民ヲ抱えているからストレスも多い。といって、誰に打ち明けて良いものやら。やはり、身近の側近とは言わないまでも部下ということにな .... ケモノ時代は見せていた
裸を隠してニンゲンを構築した
心まで隠し始めて
ニンゲンは複雑になってきた

ところがケモノ時代に隠していたはずの
ワキやVIOはツルンと露出して
恥ずかしくない ....
{引用=「空」

空は
じぶんがはれていることをしらない



「波」

舟をもちあげる海の肩は
やさしい



「朝」


朝は
記憶の無い夜だろうか


 ....
夢の中で夢を見る、これから彼女に会いに行こうとする夢の中の夢を見るけれども会いに行こうとしても準備に追われてなかなかすぐには会いには行けないそんな夢の中の夢を見るそんな必死に会いに行こうとする夢の中の .... 一つ目のセキュリティは解除された
唇と呼吸を合わせて
少しずつ下がっていく
この手が二つ目を狙う

文字文字している
迷いのあるセキュリティ
手が届きそう
露わにしちゃおう
すべて見 ....
時々思い出す
あのひとのいのち
あのひとのいのちは
私のいのちを
救ってくれるのです。
私のいのちは
ふたつと無いいのちだと
教えてくれる
あのひとのいのちは
時々あのひとが見せる
 ....
新しい人生をはじめるにあたって
できるだけ人を憎まないように
との不可能かもしれない夢を
みつづけられる気持ちを持とうと想う

大事なときの反応速度が遅くても
ぶざまな悪運に見舞わ ....
「消しゴムのかす」

身を{ルビ捩り=よじ}切り小さく{ルビ蹲=うずくま}るように
春の日差し射す
昼ひなかの教室で

目立たぬよう
自分の中の
誤りの渦巻きが
何処かへ滲み出さぬよ ....
(…)当時、彼は父の農場で働いていたポーランド人の女中を愛していましたが、夢想のなかで自分がこの美しいひざの上に、女中となった聖処女のひざの上に坐っているのだと想像し、女中を聖処女に混同しているのでし .... 子供がひとり
園庭の松の木の半ばに
枝葉の中に隠れるように腰かけて
松葉相撲をしていた
何度も何度も
敗れた方を空中へ散らし
亡骸を見送る
間もなく次の葉をむしり取り戦わせる
何度も何 ....
{引用=「お金」

お金のようになりたい
お金を沢山欲しがりはしないが
お金のようになりたい


「あなたに」

なにか言おうとして
だまる
そんな事たくさんあったでしょう
ぼ ....
もげてるから
落ちていたから
拾った
もとに戻そうということでいいのかな
そんな簡単なこと?
誰かのもげた心の一部
手で持つとしくしくしてあたたかい
生きてるから色々難しいのだ
もげて ....
この世の想わず一気に澄んで
夜を覆いうねり拡がるビロードの
見えず聞こえず只々観える聴こえる
私の内に 私の思考であると共に
この世界宇宙の思考する
ゲジゲイジュの姫君は百たりて笑い転げ こらえきれずに突っ伏してなおも笑った
もうしぶんのない美貌が指揮者を射止め 彼女の胸にオーケストラを響かせたから
そのハーモニーは格調ある百の手を揃え ....
 汗で化粧が剥げてしまうから
 簡単に済ませていた夏
 だから秋は丁寧にメイクする

 朝の気怠さで
 まだ曖昧な輪郭の私は
 鏡に映る私という存在と
 ゆっくり呼吸を合わせていく

 ....
突然のことで
あたし顔が非きつった
契約更新無しで終了
長期勤務を求めていたくせに
あたしどこか悪かった?
仕事丸投げ嫌だったから
派遣会社を通して言ってもらった
それがいけなかった?
 ....
秋、ひとつ

秋の夕べは鈴虫が鳴く
静止する赤トンボをぬらす
虹かける公園の噴水を
ながめ芝生で寝ている

少年のとまどいを笑顔にかえる
木の枝に吊るされた果実より
甘ったるい嘘みた ....
秋風が記憶を連れてくる

夢の中の貴方を手離し難く
朝の寝床から起きあがれなくなる

福島駅で別れてから
毎秋そう

別れを告げたのは私だけれど
きっと神様が私を
貴方から遠ざけた ....
私には分からない
人間という生きものが。人間とは、
理性のある存在を言うのだろう
とは思う 思うけれど
果して人間とはそれだけだろうか
人間
人間の心には、そもそも
醜く汚い部分もあり
 ....
思い切って髪型を変えたのどう思う?
こっそりアイシャドウ変えたの気づいてる?
何か言ってほしい
あなたの好みでなくても

ふとしたとき思い出す
あなたとした何気ない会話
目の奥が笑ってい ....
あ、季節が変わったなと
皮膚がおもう
湿度を手放した風が
腕の産毛に触れて去ったあと
なつかしい秋を感じた

蝉のいのちは地の下へ
コオロギの鈴と入れ替わる

空も変わった
こんな ....
限り無き深みから浮き上がって来る
透明に澄んだ水音を聴いて居る折
天空の果てしない青、只々アオ
肉身の落下と共に目覚める魂の
自らの時の瞬間切り開き
ステージ上がれば上がるほどに
ステージ ....
「お客様は神様です、とりあえず」とは
店長の口癖である
それって昔の歌手が
別の意味で言ってた心構えのことで
「お客様を神様とみて、歌を唄う」の曲解だけど
「とりあえず」をつけることで
僕 ....
河鹿の声に包まれて渓流に溶けてゆく
川の水は冷たく命を運ぶ
日曜日山の中で考えた
あの日のことや
これからのこと
父の声が天から聞こえ迷うなと
相変わらず強引だなと笑えた
山道を秋の空気 ....
僕は何かを書くことで
夢を見る 同じ でも
ノートの上にないものを 僕は
そこに知ることで


それが無いのだということを
さっき食べたもののように
言葉としてだけ残されたものを
改 ....
     BLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBLACK
     BLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBL ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10797)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
九月の決壊- 唐草フウ自由詩15*25-9-26
君と僕と平和の歌を- 板谷みき ...自由詩3*25-9-26
Soon- ひだかた ...自由詩825-9-25
ながれゆくもの- 秋葉竹自由詩325-9-25
М市市長- 降墨睨白 ...散文(批評 ...1*25-9-25
バランス- 自由詩825-9-25
メモⅷ(短詩など)- 道草次郎自由詩525-9-25
夢の中で夢を見る- 本田憲嵩自由詩1025-9-24
H- 自由詩425-9-24
光る風に戦ぐ影- こしごえ自由詩7*25-9-24
新生- 秋葉竹自由詩425-9-24
メモⅶ- 道草次郎自由詩625-9-24
全行引用による自伝詩。_02- 田中宏輔 ...自由詩1125-9-24
相対的に大きな松と宇宙を育む- 自由詩3*25-9-23
メモⅵ- 道草次郎自由詩525-9-23
再生回数- 降墨睨白 ...自由詩1*25-9-23
五行歌、未だ秋の来たれば- ひだかた ...自由詩625-9-23
百を足りて伏しやまず- 菊西 夕 ...自由詩4*25-9-23
メイクアップ_- リリー自由詩13*25-9-23
非非非- 自由詩7*25-9-23
秋、ふたつ《改》- 秋葉竹自由詩325-9-23
秋影- 花野誉自由詩14*25-9-22
この人は_氷水を飲みこんだ- こしごえ自由詩8+*25-9-22
あなたの瞳- 自由詩525-9-22
リボン- そらの珊 ...自由詩15*25-9-22
秋、想い- ひだかた ...自由詩5*25-9-22
神様は買物をしない- イオン自由詩4*25-9-22
山行- 降墨睨白 ...自由詩5*25-9-22
夢の旅行- 番田 自由詩425-9-22
抽象画詩:Composition_1:BLACK_SQUAR ...- 月乃 猫自由詩6*25-9-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360