すべてのおすすめ
意味も知らない四十九日
できれば輪に入らずに
木陰に座ってたい
そしたらタバコを吸いに
きみも出てくるでしょ?
眠れないから針を投げる
夜がナマズみたいに口を開けてる

忘れた頃に届いた手紙
still love you.なんて
文末に軽く添えやがって
こっちは本気だったのっ!

白くなった ....
閉じた窓をあけて
ほらみて半月
スターバースト

愛はないと
すべてあきらめて
エメラルドの帳が降りて

私が泣いたのは
誰かを見つけたかったからで
誰かに見つけてほしかったか ....
ひとつの、無限の神様たちがクジを曳いて
行き先を割り当てるの
きみはジェーン、あなたはトッド、あの子はエーゲ海、絨毯、松の実、石の影

人類最後の嘘って何だと思う?
命? 神様? うーん ....
少女は座る
コンクリートのひび割れ

髪を揺らす
残響がささやく

優しくすり減った骨を
胸に抱く

ごめんね
もう運んであげられないみたい

静かな光

紙の地図 ....
空気は暖かい
そして重い

死なない程度に手をつなぎ
死神と桜の道を歩く

路肩駐車。点滅信号
誰かの笑い声が遠ざかってく

腕がないおもちゃを拾う
灰衣の裾で風が舞う

 ....
ひとひらの灰
切れそうな電線で赤い鴉が鳴く
あれを訳してみて
意味のない歌のようです
そう

また歩き出す
瓦礫の橋で合成肉を齧る
この川を渡るのですか?
てんとう虫がとまる
 ....
一音ずつ弾くあなたと
一語ずつ書くわたし
電球が一つ
果てみたいな夜

肩が触れる
燃え尽きたみたいに
落ちる
目を閉じて雨音に耳を傾けてる
庭先には菜の花と幽霊

生まれたばかりの春風が
私たちを経由する
指の痛みで目がさめた
握り込んだ爪が刺さって痕が深い
まだ夢を憶えてる
フリーマーケットでマスキングテープを買った
店主が困っていたので裁縫道具をあげた
家に帰るとパーティがもう始まって ....
古城裏手の搬入路から
石段越しに海が見えた
逆影のように
夕日が登ってくる様がお気に入りで
飽きることなく見つめてた
牛の骨が好物で
ブタクサを噛むとくしゃみをする
彼の名はジャッカ ....
冒頭に流れる陽気なラジオ
今年一年を振り返ってる

あてもなく車を走らせながら
あなたとの結末を思い出してる

ねえ、気付いたかい?
クレジットの旋律が物語全体と同じなんだ

側 ....
飛び続ける

眼下で燃える海
着陸できる空港はなく
明日には燃料も尽きる
混乱したオートパイロットが機首を上げて
成層圏を目指そうとしてる

凍ったフロントガラスを冷めたコーヒーで ....
しばらく忘れていたけれど
文字を書くのが楽しい

もう言葉に意味なんてなくて
ただの手遊びだけど

紙とペンさえあれば生きていける
なんて自慢げに話しながら
必死にしがみついてたあ ....
波が追いかける
そして逃げていく

一泊二日の温泉旅行

ひな鳥みたいにくっついて
足あとは私たちだけ

誰もいないね
雪でよかったね

今終われたら幸せなのにね


 ....
atsuchan69さんのmizunomadokaさんおすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- mizunomadoka自由詩625-7-12
来年の七夕- mizunomadoka自由詩1325-7-7
last_tai_kun- mizunomadoka自由詩125-7-7
写真立て- mizunomadoka自由詩325-6-22
binary- mizunomadoka自由詩6+25-4-3
魔法が追いつく- mizunomadoka自由詩1025-4-3
イトナミ- mizunomadoka自由詩825-3-29
holovy- mizunomadoka自由詩325-3-27
- mizunomadoka自由詩625-3-25
E_Altadena_Dr- mizunomadoka自由詩525-3-25
rolling_cloud- mizunomadoka自由詩125-2-3
lean_back- mizunomadoka自由詩724-12-30
メリークリスマス☆★- mizunomadoka自由詩524-12-25
.txt- mizunomadoka自由詩624-6-21
end- mizunomadoka自由詩421-12-30

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する