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ぷっ・ぷっ。と
西瓜の種を飛ばしては
赤い果実を食べ尽くす
夏休みの昼下がり。
畑から帰った父が
もぎたてのとうもろこしを
大鍋で茹で始めたので
私は大きな声で言った。
「茹で ....
抱き締めるように繋ぐ
暖かくて大きな手
大丈夫だよ。と
励ますように聞こえた
頑張ったね。の一言
些細なことを共有し
少しずつ対話を重ねた
その日一日の終わり
今はもう遠い ....
残されたままの想いが
粉々に砕かれて
足元に散らばっている
伝え忘れた事も混じり
洗い流すように見えた
頬に浮かぶ涙のあと。
今、悲しみを乗り越え
私は更に幸せとなる。
....
少し高めの声や
心地よく響く歌声が
いつまでも引きずっていた
執着という名の足かせを外すから
私はもう一度
誰よりも幸せになろう!と思い返し
誰よりも高く飛ぶためのスタート地点へと ....
葬儀を終えたあと
母が腕の中に抱えた父の真新しい骨壺が
カタッ・カタッ。となっている。
黒喪服に身を包み
草履をつっかける母の歩調と重なって
(すまない。すまない。)と
泣いて ....
さようならを迎える前
ぐっ。と何かの覚悟をするかのように
心を無にしていた。
「人はいつかいなくなる、人はいつか死ぬ。」
さようならを告げた後
全ての繋がりを断ち切って去った人を ....
会えることが当たり前。だと
毎日を過ごしていたら
バイト先の閉店の知らせを受けて
その日から急激に
日々の時間の流れが速くなった。
(気持ちを伝えたい/離れたくない。)と
強く決意をし ....
恋が終わると
理由を付けなくても詩が書きたくなる。と
誰かが言っていた。
ズタズタに切り裂かれ
泣き崩れて動けずにいた私も
思いの丈をぶつけるかの様にペンを握り
白い紙に殴り書きをする ....
幾何学カットされた放射状のライトセーバー。
グラスに注いだ水はきらきらと反射をして
虹のアーチを作る。
日の光を全身に取り込んだグラスは
魂の輝きを映し出すかのように
手にする者を無言の ....
atsuchan69さんの梓ゆいさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏休み
-
梓ゆい
自由詩
4
25-10-29
時は流れ
-
梓ゆい
自由詩
2
25-10-29
ハードル
-
梓ゆい
自由詩
2
25-10-29
出会い
-
梓ゆい
自由詩
2
25-7-23
帰り道
-
梓ゆい
自由詩
3
25-6-18
人はいつか
-
梓ゆい
自由詩
2
25-5-19
4月30日
-
梓ゆい
自由詩
1
25-5-15
恋の終わり
-
梓ゆい
自由詩
2
25-5-15
真夏の家族。
-
梓ゆい
自由詩
7
15-4-19
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