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狂った犬が
交差点で一匹一匹集合しながら
あの人の葬儀に向かってる
よだれ垂らして
吠え散らかしながら

葬列には骨がいっぱい
骨は骨を送る
肉が邪魔をする

甘い毒の話や
 ....
白い柱の上で
しゃべる猫を待ってた
しゃべる猫はフード付きの
グリーンのコートを着てる
誰が見たって間違えようのない
ぎらぎらした勲章をつけて

投げつけて
振り払って
ここに来るま ....
野菜も食べなきゃ、パパは言った
野菜も食べるの、ママは言った
野菜は食べられるの?僕は言った
野菜は食べられるんだ、動物みたいに
今日、こんな何でもない朝に

ちょうどいい日なんだ
 ....
街道沿いに流れている川の周りでは小さなビルが
うなだれたまま冷たくなった廃墟を眺めている
公平な爪が選ばれたビルをついばむ
粉塵に慌てふためいて浴びせられた水のしずくのむこう
太陽かなんか ....
真夜中目が覚めて
スツールに置いた水を飲む
暗闇の中タオルを持ち上げて
ベッドから足をおろす

この家の中では
何も見えなくても
トイレに行って帰ってこれる
でも、外に出てしまえば ....
あたまのよくなる
くすりをのんでればきみとは
友だちみたいに
過ごせたけれど

あたまのよくなる
くすりをのんでればきみと
友だちみたいに
過ごせるけれど

あたまのよくなる
 ....
ラリってる時に
作った文章が
しらふの時より
良いなんて
そんな生き方してねえよ

腐ったウィスキーを炭酸水で薄めて
必死にまともじゃなくなろうとしている
きみはまともなのかもしれ ....
また新しい痛みを探してる?
この前みたいにはいかないと思うよ
力いっぱい何かをやるなんて
想像もできないし、したこともないし

笑顔とポジティブな言葉
拡張された感情
あなたが思って ....
奪還する疎外感
我がもの顔で
一人ぼっちの振りする
不快な支配

転げ落ちる坂道
勾配による強制
崩れるようにして
走る足の音

続くエンドロール
向かい風と同時に
氷結す ....
焚火の終わりを待っている
燃えるものがもうなくなってきた
ここにあった暖かな体温
ぼくが愛した柔らかな太陽
そうつぶやいて時間をつぶす
あいまいな未来を想像する

終わりが近づきなが ....
夢ん中でバスを待っている
夢ん中でバスを待ってるよ
きみの街に行くバスを待ってるよ

夢中でバスを待ってるよ
夢中でバスを待っている
きみの街に行く道の上で

なんの努力もしないで ....
ほんとうに
わたしがほしいものは
甘い悲しさではなく
光っているナイフでした

それさえあれば
生きていけるような
ざんこくで純粋な
そうでしか在れなかったような

なんにでも ....
きみはきみの
とても大変で大切なはなしをしてるけど
スピーカーはスピーカーで
くだらない音楽をずっとずっと
こんなクソみたいな部屋で鳴らしつづけてきた
わけなのですから

きみは
 ....
atsuchan69さんの竜門勇気さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
錆びた鍵の唄- 竜門勇気自由詩125-5-24
レンガと人形- 竜門勇気自由詩3*25-4-3
コレクト・アー・コレクト- 竜門勇気自由詩2*25-3-9
ハイパーソニック。まぶしくて、くらい、ハイパーソニック。- 竜門勇気自由詩2*24-10-28
UP_SIDE_PRISON- 竜門勇気自由詩5*24-10-2
あたまのよくなるくすり- 竜門勇気自由詩2*24-8-22
とてもとてもすばらしい、スペクトロスコープ- 竜門勇気自由詩2*24-8-11
SO_WEAK.- 竜門勇気自由詩2*24-6-8
swarm- 竜門勇気自由詩1*24-6-7
部屋は墓場へ戻す。焚火は近く終わる。- 竜門勇気自由詩5*24-4-21
まっている- 竜門勇気自由詩4*24-2-25
窓辺にヨットの模型を置いている- 竜門勇気自由詩3*24-2-10
トーク・サウンズ・テキスト。- 竜門勇気自由詩1*24-2-10

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