空飛ぶフライパン
殺人者の群れ追い立て炒め
上方を眼差し浮かんだ黄色い三角
天の青み肯定し在るものと確信し観入り
地上の自らの鏡像粉砕し丸焦げになった殺人者の群れ
天の青み在るものの無関心な ....
 田舎のビルでみた 踊り場 シネマ
 月光 スクリーン 古びた壁に
 主人公、現わる とある風
 恋は またたく間に想いを伝え
 うかれ気分を流れに運び去られても
 次の季節に 誘われ飽きな ....
普通なら
不通になるよ
昔なら
いつも繋がる
今がおかしい
ひっくり返ってしまった

大洋のど真ん中
転覆したみたい

浮かんでいる 太陽の ど真ん中

)天体、句点、微粒子、円
)秩序、混沌、倫理、異様

波のうねりに身を任せ 

浮 ....
青い空が水晶の塊となり浮かんでいる
難破した砕氷船が沈んで
水晶のクレヴァスに紡がれる物語
深い意識のどよめきを抱え
帰港すべき場所を探す
クレヴァスを突き抜け
漆黒の宇宙を見い出すとき
 ....
ぬるい常温のモンスター
たいへん甘くて
にんまり

夕飯のあと
これをちびりちびりと飲んで過ごす
特にピンクのものが好き

やんわりと機嫌よくなる
夜更かしして本を読める気がする
 ....
太陽の下に立ち
自らの影を踏む
踏んでは離れ
太陽の下に立ち
また自らの影を踏み、

無数無限の直線 伸び交わり錯綜し
僕は蠢く蟻塚の中に堕ち昇り
燃える円 形創りながら眺めて

 ....
光と共に
踊る子どもたち
雨のなか
霧のなか
晴れ間の瞬間、
貴女のふっと微笑み

希望の欠片を見つけたよ
絶望の欠片を見つけたよ
ほら、ね
なんとも脆く儚い
在る永遠は
光と ....
水の 
なか
に、
泳ぐ


記憶のなかを
 明滅する光
濾過されて
 蒸留する

西へ、
それから再び東へ
ゆく鳥は
籠を抜けて
飛び去った

 八月の日 ....
光の中に在りながら闇を引き摺り、

眩めく暗い情動響かせ
粗くザラツキ激しく
その律動波打ち
赤ん坊のように安らか眠る
夜明け前に誰かが自殺し

光の中に在りながら闇を受け容れ、

 ....
他者へと導く、
アリアドネの糸 切れ

この熱波の夏、
天空の青 広大に

うねり鳴り響くグルーヴ
己れを自らの手で救えと

(未だ肉の豊潤な黒髪掻き上げ)

私は懐かしい私と一 ....
夜が釣り糸垂らして
月を釣っているよ
風の仕掛けは巧妙で
ぼくの前から消えちゃった
あの日あの娘のサヨナラみたいな
トゲトゲした疑似餌のようだよ
ちょうど煙草屋の屋根の上に
月が昇ったそ ....
ああ 満月、真っ正面に輝いて
カーテン開け窓辺に佇めば
白く白く白銀に生き在り、
そして遥か昔から
言祝ぐように
向かいの家に灯った橙の明かり

観てる私は誰?

思考停止し詩想する ....
宙空を見つめていると
無音の内ざわめき刻まれ
意識の奥行き、浮遊する声
沸き立つ力動が私を捕らえる

均衡は保たれ静かさ充ちるこの時、
私はこの力動に導かれ私の内に沈み込む

意識の奥 ....
なにもかも字書にゆだねる僕たちの心知りつつ理解あきらめ



*
Inkweaver
創作のモノマネは、他のキャラクターや声色を自分なりに表現することで、創造性や想像力を刺激し、新しい ....
草は
大地(ほし)からあふれるエネルギーの現れ
こんなにも草が育つ
私たちの国

水が豊富な
土が肥沃な
明るい
恵まれた土地なのだ

砂漠化が進む
この地球(ほし)の上で
特 ....
蜘蛛 小さな柔らかな足取り
はったハッタと白紙を這って、
殺そうかと一瞬想ったが
なぜか指先 取り留めた

その姿立ち振舞い 繊細に伸びやか大胆に
透明な瞬間 捉えた眼差し視覚 私に語り
 ....
夏空青く太陽を欲望し
ギラギラ輝き熱す
燃える光の円球、
爆発し続け
眩む意識、
堕ちる
堕ち続け
深みへ深みに
燃える情動の流出し

開く、魂という無限に

異様な意識の階層 ....
新聞屋は忙しい
その日のうちに記事を書き上げて印刷する
日が明けてまだ暗い夜明け前、遅くとも2時までには配送される
各々集積所から各家庭に配らなければならないからだ
だからといって投稿欄の ....
夏の日には祭りがありまとまった休日がある
夏はいつも遠い記憶を作る
だから夏とは愛であり
私はその中を生きる
かき氷でも食べて涼しくしよう
海辺や川辺でのんびりしよう
夏を壊さないで
完 ....
熱風に吹かれ
太り始めた半月、
夜闇に浮かんでます

白く白く白銀 空

なんだろう?この感覚
助けて! と、
落ち着き払い

誰かに 誰でもないダレカに

叫んでいるのです、 ....
その
無名の深み

見つめ聴き入る、

歴史的平面的に辿らず
個体的立体的に観入り

巨大な細やかなもの 突然頭もたげる
歌詞カードは要らない ただ響かせて

脳髄から濃密に魂に ....
不動の時、
伸び広がる瞬間

掴み取り 委ね揺蕩い

濃密に青の空、
響き奏で

なぜ僕ら生きているのか
忘れてしまう 

いつも

声、あなたの
起伏のない温かな
包み ....
 ゲームセンターの活気は
 見ているだけがいい
 かつてハイスコアを争った
 夭折たちの親しみが鎖されている

 憧れた景品は
 一度もとれたことがない
 冷媒は触れると綺羅をすり潰す
 ....
きつねうどんのお揚げさん
お布団にしたら
甘くてええ夢見れそう

熱すぎないように
ぼどよく冷まして

お支度 お支度。


そんな 
ええ夢を見た

久しぶりに
良く寝た ....
戦利品川柳書いてりゃわかるのに

抗いのはざまで産んだ無性物

神宿る虚無におわす君らにも

愛も無し闘いもなし、時過ぎる

見え隠れ街路樹の下むなの虫🐜

*
作成時間、ベタ打 ....
 (人の電離が噂し苦し)

 うんと昔ながら
 不意に回想される人
 生まれた額の単眼で明暗を求め
 溢れていた色と香りを踊る中
 くい込む
 針だけが抜けきれず
 土深く残されて欲し ....
野球の音が聴こえる
野球をする音が聴こえてくる
誰もがみんな
胸の中に野球を飼っている
整備の行き届いた市営グラウンドから
夏草の生い茂る河川敷まで
球足の早いゴロが一 二塁間を
抜け ....
夢のなか

表紙を開く

夢のなか

雲の詩篇

夢のなか

破られた紙片

夢のなか

遠い所にいた

夢のなか

爪で弦を{ルビ弾=はじ}く

夢のなか
 ....
半月、宙空に白々ぽつんと輝いている
この宵の空 窓から顔突き出し眺め
現の不思議な関係、ふと想い至る

月も太陽も この地球に世界に私に関わり
何か発し命の力動与えている と、

向かい ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(6879)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Heaven_And_Earth_- ひだかた ...自由詩323-8-3
風のシネマ- soft_machine自由詩3*23-8-3
不通?- 足立らど ...短歌123-8-3
THE__WORD_- ひだかた ...自由詩323-8-2
水晶の空(改訂)- ひだかた ...自由詩223-8-2
モンスター- 日朗歩野自由詩3*23-8-2
THRAK_3- ひだかた ...自由詩423-8-1
Fog(改訂)- ひだかた ...自由詩423-8-1
八月の幻影- ryinx自由詩10*23-8-1
穏やかな飛翔2- ひだかた ...自由詩323-7-31
THRAK_2- ひだかた ...自由詩223-7-31
夜風/よるかぜ- ちぇりこ ...自由詩7*23-7-31
夜想70- ひだかた ...自由詩423-7-30
THRAK- ひだかた ...自由詩323-7-30
創作のモノマネして何がたのしいのか?- 足立らど ...短歌223-7-30
- 日朗歩野自由詩5*23-7-29
夜蜘蛛- ひだかた ...自由詩523-7-29
出来- ひだかた ...自由詩323-7-29
太郎新聞が行くよ- アラガイ ...自由詩9+*23-7-29
- 杉原詠二 ...自由詩4*23-7-29
Help!- ひだかた ...自由詩3*23-7-28
夜想70〇ドミナンテ- ひだかた ...自由詩223-7-28
断章・あなたと共に- ひだかた ...自由詩4*23-7-28
ゲーマーズハイ- soft_machine自由詩223-7-28
コーン_コーン- 日朗歩野自由詩5*23-7-28
むなの虫- 足立らど ...川柳223-7-28
骨を抜かれた話- soft_machine自由詩223-7-28
野球- ちぇりこ ...自由詩14*23-7-27
夢のなか- ryinx自由詩4*23-7-27
夜想69- ひだかた ...自由詩423-7-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230