作曲者はプーチン

指揮は
もちろんプーチン

演奏はロシア軍
演奏会場はウクライナ

連日演奏される
残虐さが特徴のその曲は

WW3序曲

でも
その名前は

作曲 ....
「え~~本日はぁ、天気日頃もよろしゅう、氏神様のご祭礼によりぃ、
これより大節分豆まき大会を開催させていただきます。皆さま万障お繰
り合わせのうえ、ご家族お揃いでご参加下さいませ。なお~、お子供 ....
北はあじ変わらずミサイルそば。

東はロシアで冷酷プーチンそば。

西はキンペイちゃんの中華そば。

南はタイワン有事で戦場そば。
静けさが
夜底深く
沈んでいく

すべてを受け容れ
すべてを首肯し




窓辺には花が揺れ
均衡を保つ時が
匂い立つ花の香に
震えている
ただただ震えている



 ....
わたしが生きているこの場所は
冷え冷えとした哀しみと
沸騰する歓びと 
あなたの透き通るその声が
夜な夜な交差するところ

離して、離して
遠退けず
ノイズまみれの花が咲く
花咲く脳 ....
詩の投稿サイトへ斯様な予言めいたトンデモを記すことに、どうかどうかお許しを。

しかしながら16世紀、ミシェル・ノストラダムスの書いた「諸世紀」も、予言書でありながら四行詩を集めたものであり、多く ....
ぼくは宇宙の一過性のノイズに過ぎないが
きみも深海生物の末裔に過ぎないではないか

とりあえず会話は成立するが
ちっぽけな男が地球を見降ろしている
この世界の現状に最後まで抵抗する民衆であり ....
桜の開花の翌日に
冷たい雨が雪に変わり
雪の東京、白い息
コンビニの軒先で
二人並んでホットコーヒー

神さまの耳くそみたいだねと
空を見上げて君は言った
ロリコンの僕はモハメッドのラジオを聴く
モハメッドは神託をもとに新しい世界を提示する

でも新しい世界には僕は居ない
絶対零度のユートピアに自生するメタセコイア

水深3000メートルの暗 ....
その1 しおどき
 
 
きっと
やってくる
新人に
この場を任せて
 
私たちは
そろそろ
前線から
ひきあげようではないか
一歩一歩踏みしめ
登っていく階段の無限
日は照りつけ身体は重く
おまけに心は白昼夢の最中

繰り返される映像がまとわりつく
繰り返される音像が離れない
刻まれる変則的なビート
鳴り響く ....
緩やかに
風が流れる
弥生の宵、
懐かしい匂い
鼻腔を巡り
大気圏から降って来る
息吹く命の源を
ゆっくり静かに呼吸する

 あゝ魂はうっとりと
 息吹く命の香に包まれ
 何処ま ....
この模造を容認して欲しいのだ
誰も狂気を取り扱えないのだけれど

この贋作を許容して欲しいのだ
せめてものきみのへ土産として

収監されるきみへ残り少ない愛を

僕たちはじゅうぶんに生 ....
クリミア併合を記念するイベントが
サッカーのワールドカップ決勝を行った

モスクワのスタジアムで行われ
20万人以上もの人たちが集結した


その様子を見ていたら
いまわしい過去の映像 ....
蒼く震える手が伸びて来る夜
僕は夢の中にいた、夢の中をさ迷っていた
境を隔てる壁は何処にもなかった
でも神さまは見当たらなかった
しめやかな雨が街路樹を濡らしていき
昼間荒れ狂った海は信じら ....
日曜の朝、街中で声をかけられた
 
今、何時ですか
声の主は黒ずくめの小学生の男の子
私は左腕をたくし上げて腕時計を見せた
 
今日は、晴れて良かったですね
人なつっこく話しかけてくる
 ....
久々に訪れた病院の園庭は、
十数本の桜の木が
無数の赤い蕾を膨らませていた。 

その生命力は、
春の大気に漲り震え
園庭という枠を獰猛に
突き破っていく不穏さを孕んでいた。

膨ら ....
六月の水で世界が浸される頃
どろどろに泥濘んだ地面から
ごんごちーが現れて
悪い子どもを地の底へ引くんだって

「ばあちゃんがゆってたもん!」

赤い顔をしながら稲村さんは言う
今日は ....
学ぶため、引き渡すため
風に吹かれて何処までも行く
一人になり二人になり三人になり
そして独りになり
泥水を浴び光を浴び
異邦の土地
遠い地平を目指し
進み行く

生まれ落ちた瞬間か ....
光と共に
踊る子どもたち
雨のなか
霧のなか
晴れ間を見つけ
あなたがそばに駆けて来るまで

希望の欠片を見つけたよ
絶望の欠片を見つけたよ
ほら、ね
なんとも脆く儚い
永遠は
 ....
星空に煌めく
数の論理で死んだ人々

前奏のないヒット曲に
心を毛羽立たせては
うなだれる毎日

萎んだ熱気球は余熱だけを残して
二度とは戻らない

そういえば春
故郷は湿った雪 ....
死にそうは希望、
希望は死にそう
孤独は連帯、
連帯は孤独

開ける風景の思わぬ広さに
僕ら驚き手を握る
巨きな未来が間近に迫って
僕らしっかり抱きしめ合う

)絶望しかない、なん ....
・Geometrical arachnida・│▏/「/│/┌─―|
幾何学的なくせにネバネバした、巨大な蜘蛛の巣に過
ぎなかった都市は、街のそこら中で汚れた糸が筋を引
いて、互いにくっ付き絡ま ....
咲き誇る花々を
慈しむ春のように
柔かな魂を晒して
行き先も帰る場所も知らず
季節を巡り螺旋に昇り
ただただひとり
駆けていく

開ける光景に圧倒され
好悪を超え宙を舞う

反転 ....
普遍性の種子はそこらじゅう飛びまわっていて

僕ときみは全く違った生き物で
間違って恋した訳でもありませんが

いつか接触しようと思いながらも
なんとなく暮らしているうちに
たぶん接点は ....
ぼくの通う小学校の通学路沿いには
数件の農家がぽつぽつと建っていた
集落は、山々で挟まれており
ど真ん中を貫く小さな川の出口には
海が広がっている
山の麓の、あまり面積の広くない田畑に
寄 ....
生きて行ければそれでいい
善行を積まなくても良いのかもしれないが

澄み切った悪行ってあるのだろうか
調和を前提とした濁りがあって良いのだろうと

石畳みの街に日差しがやわらかに差している ....
あめいろの
時が過ぎ行く
この夕べ
わたしの気遣いは宙に溶け
一閃する光の海
瑪瑙の渦は天を駆け
静かさだけが降って来る

気の遠くなるよなこの時に

静かさだけが降って来る

 ....
どよめく夜に
意識持つ
春風ちりちり 
肌を刺す 
ざわめく、さざめく
わたしのこころ
今夜はこんなに孤独に耽り
己の在ることを感じている

(遠い遥かな思い出は
廻る銀河の旋回音 ....
心の底の廃墟を抱え
ひかりのどけき春日を行く
風はやわらか気は緩み
若芽はピンクに色づいて
永遠に続く平穏が
戦車の木霊を消すかのよう

春が来た、春が来た
恐怖の心の廃墟には
戦車 ....
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WW3序曲- st自由詩122-3-25
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