火をおこし護摩木が焚べられる
般若心経が唱えられ
炎が燃え盛るにつれて読経は速くなる
一緒に唱えていると
息継ぎをするのが難しい
滑らかに歌うような僧侶は
どうやって息継ぎをしているのだろ ....
夜闇の来て
時がしずまる頃
翼をひろげ
今にも飛び立とうとする
あの自由の羽ばたき
聴こえて来る
金星も木星もオリオンも
天空に輝き放ち火花散らし
思考意志の生動浮き彫りに
ぐ ....
ぷりん
を
食べて
くださいな
そんなの
が
何を
もとめる
はだしの
ことですか ち
なんちて
それだめ
あ
まがまんを
まがまんを
まがまんだ ....
キリンさんって誰だっけか?
あなた尋ねる
切り裂くヒトじゃね?
応えるわたし
たぶん合ってるのだろう 、
あなたの魂に
霊性の花束飾るのには
皮を剥くと香りが広がった
爽やかで甘い匂い
瑞々しい甘橙色
口の中を果汁で満たす
弁当の揚げ物で
荒んでいた胃が喜んでいる
かったるい月曜日の
気分を変える救世主
ひと知れず去る為(ネット詩サイトの活用)
入学も組割りも
自分で決めて良い
ネット詩サイト
強制力は(全く)何もなく
先輩も後輩も同じように
うなじ(急所)を見せていて
....
まあ8の世界は
終わりました
次は24くらいの
世界になった
まあ俺はまだ
この世界では
なんも分からん
少年なんで
当分は普通に
楽しくやってこう
思いますね
....
何みたいや
なんがな
は?
あれやがな
は? なんけ
鳥だよ鳥
あーあの羽か?
は?羽?くちやがな
なんやくちて
くちやあれは
?
?
関係あんのそれ俺に
....
お前らさ
神の不気味な遊びに
いい加減気づけ
何をマジになっとんのや
何考えてるか分からんのじゃ未熟な神々は
死ぬ気で努力しろ
寝ないで
なめんな世の中
甘い話を中途半端に ....
{引用=
夜の終わり、ねむり、やがて抱き合って半透明になりながら夜空へと浮遊してゆく存在たち、存在たち、灰色の雲の膜を張るように、あの輝く満月に一つになりながら覆いかぶさってゆく、覆いかぶさってゆく ....
放擲しろ
月明かりを
朝陽にかわる
その瞬間に
もとに戻せ
喪失した巨きな記憶 、
安心基地を君の胸の中に置かせて
命に活力を注ぐからまだ寝かせて
運命はキャスター付きで転がせて
縁は異なもの味なものと言わせて
恩は忘れずに必ず返すと誓わせて
「すると、イエスは母に言われた。『あなたはわたしと何の関係があるのでしょう。女の方。わたしの時はまだ来ていません。』」(ヨハネの福音二章四)
一点凝視 眼差しと化し、
毎夜襲い来る ....
なんか少しやればすぐ
なんか言いがかりつけてくるわな
クソ政府は、
マジでバカもいいとこ
だってよ、俺はまだ若いのに
なんでこんなことやらなあかんの?
イかれてんのけ?考え方? ....
噛めばまた歩き出す小鳥の、恥ずかしがり屋な叢を見た
どこにもないはずの揚げ足を取る豆
そんな中で私たちは今日も何か大きな美しさがあると信じている
しかしどこにそれがあるというのだ
ニーチェを読 ....
壊滅的な苦痛すら
快感への断念とし
自らを生きる魂の内
脈動し続けるなにものか 、
これ肉の悲鳴か 聴き取る現
生活の扉に掛かる手紙のように
いつかはベイビーも大人となる
「風の中のようだね」
愛なんて、言ってたかな? 僕らは
滝から落ちる喜び友にあり 緑の美しさから生まれでる 暖かな星あり
....
やらなければならない事がないと
思考は外側や内側を探求する
ジャンルは作らない
たとえ主観が
どんよりとしていようとも
蓋をしていた記憶の中から
素手で取り出した
生臭い瞬間の数々を
....
風を浴びる
人、
ひんやりと神の内懐に入り
包み込まれながら
気流の鳴る音を聴き
浴びる風、
静か彼方に流れていく
水の流れゆく響き
木霊させながら
魂に爪喰い込ませて居 ....
八重桜のぼんぼんかざり去りゆくと人には告げよ天の箱舟
赤の列車はいつ来るか
あまた の ように また ここに
青の列車はいつ来るか
それをまた 旗のように
この静けさはどこの暗闇か
この温かさはどこのまぼろしか
わたしは何も分から ....
失われた薔薇の花と団欒
終わった関係と更地
虚脱の時を刻む秒針
過ぎ去ったもの 鎮まっていく
鎮まっていく内実を見極めようと
開ける夜闇の宙を眼差せば 、
消えた赤い舌と漆 ....
彼が暗殺されたのか自死したのかは
今となってはわからない
彼の作品にそのヒントはあるだろうか
ふとした好奇心でふらり図書館に寄り
ベンヤミンの本を手に取る
軽かった気持ちが不意に重くなる
....
ちんぷんかんぷんでも
またさらにあの憧れは病まない
まだ静かな空はただ愚かさを包み込むから
そんな中でいつまでも明るさを求めるのは
どうしてなのか?
今、そこにある、というのはどこにある ....
曇天の上側には太陽があることなんて信じられない。私は朝五時から午後一時までの勤務を終え、こうしてぼんやりと外の曇天を眺めている。曇天には重量があると思っていて、このやるせなさと、なんとはなしの失意感は ....
回れ楡の花 硯大根芋牛蒡 松葉結は栗匂う華
オレンジの皺皮剥いた四時半時に哀れ 朧三日月の 弓は徒を絶つ
流れのない街でずっと暮らすつ ....
力をまるで干しがっていた
だから、そこにあるものが
何か正しい様な気がしていた
月はエジソンを待っていたのだ
モネ、川端康成、
それは犬の餌、の中にある湖だ
私たちが、何がいつもの ....
でもわかりました
テロ
んなことあるか
あぶねーどそれ
これはすごいわ
かんけーねそんなの
あなたたち
こっちは好きでやっとんじゃ
タバコぽい
あんなのもいるから ....
渚に ある日から
真っ直ぐ平らかに
置かれた鏡
であるわたし
潮に洗われ
今にも海原に
奪われるかの如く
今にも浜辺に
打ち上げられるかの如く
望み叶い難い危うさの際で
只々じ ....
キッチンカーの日替わり丼
いつも行列ができている
社内では手作り弁当持参が多数
外食や買い出しは少数
少数派の僕はキッチンカーの列に並ぶ
順番が来るまで
まるで今までそこになかったかのよう ....
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