雨降る夜に
均衡は崩れ
見知らぬ街の光景が
雪崩れ込む
飛び跳ねるように
沈み込むように
アタマのなかの憂鬱が
ゆっくりと溶けてゆく

遠くの砲撃、小さなカラダは引きちぎられ
遠く ....
軽作業
大切なこと
ミスをせず
われを忘れず
入力業務
幾千のよるを乗り越え僕たちは生きてきた
神経質な世界は宇宙と融和していないけれども

目の前にある真実をいつも取り逃がしてしまうのだ
プーチンの病気見舞いにラップを贈ろうかと

中村佳穂と ....
人間の醍醐味かけて
一瞬にミームがかわる
人がかわる
ただここに 
どこでもないここに
ポツンと取り残され
僕ら二人
日がな一日
木の実を食べ
遠い一日
足下には
巨大なイキモノが蠢いて
(眩めく予感に戦慄いて)
薄日の光に身をやつす ....
君が揺れている


君の声が聞こえるよ



でも言葉にしない


ふふ  

ふふふ


春と
呼んでいるんだ


きらきら

光に舞う

ちいさな ....
深く落ちていく
独りのたましいが棲む処へ
切迫する恐怖に立ち向かい
遥かな声の木霊に安堵して
どよめくその先を目指していく

わたしはもうなにもいらなかった
貴女の在り処さえ確かめられれ ....
春なのに
華麗な花たちのいろどりも
もえいづる若葉の輝きも

どこを探しても見つからない

春を喜び
さえずり回る

かわいい小鳥たちの姿もなく

春の喜び
春の楽しみが
 ....
朝8時の虎ノ門ニュースで解説していたが、忽然と消えた卵の行方を捜している母親が、自分は世界と捩れた関係にあるということが理解できないのは、母親には卵の抱いている密かな悪意が認知できないからだ。母親とい .... 白く光る田舎の道を
カンカン鳴り響く踏切越え
海に向かって歩いていた

薫る潮騒、うねる波
何処までも続く浜辺に座し
わたし独りのたましいが
水平線を覗き込む

 遠く船が落ちていき ....
緩やかな風が吹くようだ
穏やかな陽射しが降るようだ
わたしは微かに震えている
遠い記憶の化石のように

何も此処から始まらない
永遠に時間は止まっている
宙空に太陽が輝いて
優しい無関 ....
僕たちの時代
ソメイヨシノは
満開になつて
散つてゆくよ
雪より尖った
花びらが
僕たちの心に
積もつてゆくよ
大丈夫だよ
大丈夫だよ
亜種悪種の
サクラが散るよ
大丈夫だよ
 ....
ついに君には会えなかったよ。



君は、暇つぶしだったのかもしれないけど、



いい夢見せてくれたね。



僕は、君と抱き合えるだけで良かったよ。



気付いた ....
ところでどんな声が神に届くかしってるかい。

どんな人が天国に入れるか。

きみは本当に一生懸命あの時、生きてたね。

あのとき、君は言ったね。

一生懸命生きてる人って少ないって。
 ....
光の螺旋が、天使の渦になってゆく春の音階で、白い洗濯物を汚すお仕事です、と、あなた方は、わたしの腕などするり、と抜けると、二階へと続く階段を、ぱたぱたと何往復もする、日がな一日飽きもせず、光る足跡をつ .... 決戦場
町裏空地
チャオシュール
ねこが大好き
のらくろ嫌い
私が愛したあの人は、今頃、無数の精子を浴び堕胎を繰り返してるただのメスのように生きてるのだろうね。

女ってそんなものなのかな。



彼女の、軽い懺悔帳の一ページに僕は乗ったに過ぎないの ....
静かさへ 帰っていく
静かさの深淵へと
降り続ける雨に濡れ
次第に方位を失いながら
次第に意識は目醒めながら

あなたを見つけることはない
あなたに達することはない
あらゆる比喩の後ろ ....
ぼくは宇宙の一過性のノイズに過ぎないが
きみも深海生物の末裔に過ぎないではないか

とりあえず会話は成立するが
ちっぽけな男が地球を見降ろしている
この世界の現状に最後まで抵抗する民衆であり ....
ロリコンの僕はモハメッドのラジオを聴く
モハメッドは神託をもとに新しい世界を提示する

でも新しい世界には僕は居ない
絶対零度のユートピアに自生するメタセコイア

水深3000メートルの暗 ....
ナポレオン、ヒトラー


二回も助けてやったのに

その恩をわすれて
お前が侵略者になってしまうとは


神がロシアにお怒りになっている


侵略者を許すことは決してない
 ....
ぼろぼろと
食べこぼしたる
泪目の
動かぬ手足
爺捨て山の

神つきに
噛みつく犬も
いとおかし
りんご啄む
カラスが言った
ぽっと灯りがともるような
そこだけ救われていくような

歩き始めたばかりの幼な子が
強風のなかゆらゆら立っている
生きて、息して、活き活きと
強風のなか立っている

春は生命の胎動と
 ....
<先進国だった>日本が出来ることは多くは無いと思う。
4年間を振り返り誰が悪いというのではなく
4年前は(田中修子さんや朝顔さんが裏でサポートしてくれてたけど)、おのれとの内なる戦いに ....
澄み渡る空に
哀しみの穴を穿つ

(重層する声の木霊に
向こう側へと突き抜ける
大いなる励ましを得て)

ひかり、ひかり
光は射して

ひかり、ひかり
光は満ちて

哀しみの ....
風が吹く
青空が落ちて来る
ゆるやかに
初めて開かれる瞳のように
巻き込まれる、夢の兆し
うねり透明な時が訪れ
大地から外される、天へのきざはし

此処で踊り此処から突き破る
此処で ....
作曲者はプーチン

指揮は
もちろんプーチン

演奏はロシア軍
演奏会場はウクライナ

連日演奏される
残虐さが特徴のその曲は

WW3序曲

でも
その名前は

作曲 ....
「え~~本日はぁ、天気日頃もよろしゅう、氏神様のご祭礼によりぃ、
これより大節分豆まき大会を開催させていただきます。皆さま万障お繰
り合わせのうえ、ご家族お揃いでご参加下さいませ。なお~、お子供 ....
北はあじ変わらずミサイルそば。

東はロシアで冷酷プーチンそば。

西はキンペイちゃんの中華そば。

南はタイワン有事で戦場そば。
静けさが
夜底深く
沈んでいく

すべてを受け容れ
すべてを首肯し




窓辺には花が揺れ
均衡を保つ時が
匂い立つ花の香に
震えている
ただただ震えている



 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(4100)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨降る夜に- ひだかた ...自由詩322-4-3
出入口デイリー- 足立らど ...短歌222-4-3
とりあえず猫のご飯- マークア ...自由詩522-4-3
ミ一ムード(31611)または、ミーム(316)/みとら- 足立らど ...短歌222-4-2
nowhere- ひだかた ...自由詩4*22-4-2
- 津煙保存自由詩2*22-4-2
All_I_Need- ひだかた ...自由詩522-4-1
春のない街- st自由詩222-4-1
母はフェニックス- 壮佑自由詩6*22-3-31
永遠- ひだかた ...自由詩4*22-3-31
静止画- ひだかた ...自由詩422-3-30
ドラミちゃんのはなうた- 足立らど ...自由詩422-3-30
抱き合えるだけで良かった- viraj自由詩222-3-29
一人の女の形をした愛- viraj自由詩122-3-29
幼子たち- ちぇりこ ...自由詩622-3-29
いつもいつも- 足立らど ...短歌722-3-29
天使の記憶- viraj自由詩122-3-28
比喩の回廊- ひだかた ...自由詩622-3-28
ノイズのうた- マークア ...自由詩822-3-28
ロリコンのうた- マークア ...自由詩422-3-28
侵略者に下る神罰- st自由詩322-3-28
ぼろぼろ- 足立らど ...短歌522-3-28
春の君- ひだかた ...自由詩422-3-27
予言(言葉の予知性)から- 足立らど ...自由詩222-3-27
PRESENCE- ひだかた ...自由詩3*22-3-26
初めて開かれる瞳のように- ひだかた ...自由詩722-3-25
WW3序曲- st自由詩122-3-25
イグアナのご遺徳を偲ぶ- 壮佑自由詩2*22-3-24
四面そば- ナンモナ ...自由詩4*22-3-24
顕現- ひだかた ...自由詩322-3-24

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