{引用=
あの日 ぼくは くうきの なかに
浮かんで いました、
次第に 浮かぶのに
つかれる ように なりました
(なった のかも しれません)
その ....
おピンク色に恥じらう
シャイな豚のこころはよう、
塩で揉んでヌメリを洗って
筋を剥がして切って、刻んで
ニンニク醤油にしばらく浸けて
ちゃーんと竹串に刺してだあ、
骨董モンの長火鉢でよォ、 ....
光の視界を
人、人、人、
昇ったり降りたり
ドテラ姿のおじさん
また会ったね、ハローハロー
人、それぞれに
日常の場で非日常の場で
活動し創造しながら
それぞれの可能性と限 ....
光り帯びる
銀海原を遊ぶ
子らの笑い声
生まれたての現に
触れては更に歓び深く
生動スルこの瞬く瞬間、
垂直貫く永久のイノチ
笑う咲う、
光帯びる銀海原を
遊ぶ子 ....
静かに
狂う私の
闇を聴くと
小鬼の無邪気な
笑い声
うちの
わんこに
ほっこりだ
いのちの
かわいらしさ
・
雪国の
残雪は
すこしずつ解けるので、
すこしずつ春になっていく
すこしずつ命が芽吹きます
磯野波平に良く似た教授は
ステテコにラクダの腹巻姿
団扇をパタパタと仰いで
トリスタンの加速器に行ってみるかい?
はい 是非とも!
では
このカウンターを胸に付けて放射能を測定 ....
ぽっかり次々生々し
顔顔顔、
瞑目意識視界に現れ在り
オマエ誰なんだ?
問う私、
先ず誰なんだ?と
ひとつ思惟の
至高の浜辺に打ち上げられ
蠕動す、閃光す、
永劫の余韻響かせ
鎮まりゆくヒビキひとつ
打ち寄せる波間のオノレ偲び
波乱の終着に、
至高の浜辺涙で濡らし。
誤解を承知でいえば、僕は誤解して欲しいから話す。たくさん誤解して欲しくて
たくさん話すのです。ちゃんとの理解なんて求めてない。僕も沢山たくさん誤解
するし。誤解しながらどれかひとつ本当の貴方にいつ ....
わかりたくて
わからなくて
ふたりうつむいた
残像は静止したまま
スイッチを手探る
さくら咲く公園で
泣いたきみ
だきしめ
だきしめられた
黒曜の夜
ひたすらに
....
ひっくり返りびっくらこ
微妙に確かに変わりゆく
男になったり女になったり
意識の野辺に輝き咲き開く
アナタという顔ノ美しき
破裂スル
時の間に間に
ぽっかりこ
魔と魔の ....
つばめさんたちがもう
町には来ている
次の季節に
私も
移ろう
・
雪解け水で
激流に変わった川
その音が
私のこころの奥では
しんとしている光
・
指に
み ....
月光に
のっぴきならぬ
私は
私の悪を見つめると
だいじょうぶだよと小鬼がささやく
師匠が言ったことを思い出す
若いということはバカなこと だと…
何故ぼくはこの歳になってもバカなのか
大切な珠玉をアスファルトに叩きつけ
深い傷を負わせた
それは自分を傷 ....
春は、旅へといざなう季節、
小鹿のようにそわそわして、
居ても立っても居られなくなる季節、
かつて春の日に落としてしまったなにかを、
取り戻すため、
どこかへと無性にお出かけしたくなる、
....
おまえとビバークしたい
花粉の舞いとぶビルの屋上で
段ボールを敷いて、
テントなんか張らずに
星空を仰いで夜を過ごしたい
ポケットにはウイスキーもある
柿の種とかっぱえびせんだってある ....
曇天朝のエイプリルフール、
無音の響、意志に刻まれ
思惟、死者生者と共走る走る
熱い感情の園から追放され
自ら熱を沸き起こす
昇り来る朝陽の照射
ガーベラ輝きの真紅
花冠に創造力 ....
ずぶ濡れの子猫が鳴いていた
寒さで震えている
ニャァ… とか細く鳴いたので
ぼくは自宅へ連れて帰った
タオルで拭いても鳴いている
ミルクを与えても口にせず
ぼくはどうしたら良いのか
解ら ....
明日から四月、
時 過ぎ去り
人生 未だ途上
今、正に委ね観ているもの
それ真とし 更に進む
ぼくは道化師
老いたピエロ
観客を笑わせては
ご機嫌をとっている
化粧に隠した顔は誰にも見せない
眼尻に描いた紅い涙は乾いている
手品を見せてはため息を吐かせ
夜毎繰り返す芸 ....
世間に遊ぶ
世間と親和し
満洲餃子など
友と食べ歩きし
肉顔持つ魂達を見入り
心から
誰かを好きになって
心から誰かを愛する迄の過程には
ひらひら
ひらひら
蝶々が
飛来して
わたしは
身体の蜜を吸われたりする
自分を支配するのは
自分
....
春雨に
沈む
残雪
さようなら
雪よ
春の上辺の景色に
色欲がなぞる
それは現実と内側が
溶け合う真昼
子供のような体温は
不規則な熱情と
規則的な自然のまたたきに
揺らぐ小さな愛のように
しずくとなり
冷たいような ....
行雲流水は
私には無理だった
でもせめて
その時その時
一つ一つをしていこう
・
※ 行雲流水=空を行く雲と流れる水。
すなわち、一点の執着無く、物に応じ事に従って行 ....
詩にもスペックがあり多くの人の日々の生活で普遍的に利用可能なものだったら詩サイトは言葉のプロの人たちの出入りが目に見える形であるはずなのにダークマターのように不気味と静かなのは詩が無意味の証明
....
死ぬまできみのこと
離さないと言ったのに
深く眠るきみに置手紙もせず
部屋の扉を開けてしまった
あれからどれくらい経ったのだろう
きみだけの夢を見るようになった
もう帰るに 帰 ....
ひるやすみ、
とてもみじかい、
アラームが、鳴りひびくまでの、
とても貴重な、
じかん、
しろいカモメたちは、
鳴きながら、春のあおぞらを、
ゆきかって、
しろいおおきな貨物船も、
....
永劫の大洋
打ち寄せる波
揺り籠から墓場まで
墓場から揺り籠まで
燃え滾る創造力動
、
時の狭間を縫い
永劫の内なる大洋から
溢れ流れ出る 行為へと
行為す ....
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