灼熱の

陽射しに晒す

我が肌は

焦げ茶に染まり

ひとり旅ゆく
ひとりゆく

そらの青さに

溶けてゆく
昨夜は午前2時に起き
奥深い渓へと向かった

午前5時頃に渓の入口に着き
身支度を整えて路の無い藪を掻き分け遡り
25cmのニジマスと20cmのヤマメを釣り上げ
今夜の夕餉はこれで良いと渓 ....
痩せこけ骸骨になっていく
無数の子供たちの影 、 

 一本柱に蒼い首突き刺さり

溢れ落ちるもの 、
しと しと しと
白壁に染み渡り伝わる
音の一つひとつ
反響し自らを刻み込む、 ....
闇の沈黙の内に
聴き取る響き
蠢き疼く
何か達 、
どっと押し寄せ

大地という基盤を失う瞬間、

光の回廊 真っ直ぐ奥へ奥へ伸びゆき
自らの自己意識の極限痺れ真っ白に
私は在る  ....
(君のくちびるは、まるで明るいフルーツパフェのてっぺんに添えられた、砂糖漬けチェリーのような紅さだね)。のような視線。照れながらすこし俯く、見事に染め上げたホワイトブロンドの頭髪をあかるい指さきで搔き .... 夜のスーパーは人影少なく
ゆったりと買い物ができる

入口を入ると野菜コーナーでアスパラとエリンギが眼に飛び込んだ
明日の朝はベーコンと一緒にバターソテーにしよう
このスーパーでは半額シール ....
龍神の
灯の許に
伸びる白雲、
弓形に満月取り囲み
自らの永遠の核を
月影から持ち去り
旅立った人、

その喉声の振動 、

最後に聴いた
感触の木霊、
未だ輝き残響し
コン ....
てめぇのかったるい
ゆるんだ魂 
と、
ぶよぶよ太った肉身

自らが自らの肉身操れるよう
出直して来い!

もはや集合意識でなく
個体意識の時世なんだよ

ッたく、やってられねぇ ....
慢性的な病苦と共に
意識の闇に沈む 、
深いふかい漆黒へ
日々、夜の更け行くに連れ

そこからゆっくり
静か立ち上がり
気付けば
朝に太陽、
この世界を照らし出し
朝に意識、
自 ....
その未来は

見かけによらぬ人たち の他人同士でも、
同じ地球に住んで違う夢をみていても、
使役するデコイ同士が連絡をとりあい?
過去を補正してくれているのだろうか?

出涸らし ....
真夏の日中に上空を塞いでいた、ひとつの低い層がなくなって、青春の夏はより遠くまで反射して、よりいっそう真夏の夜の夢に届きやすくなる。より受信しやすいように部屋のなかの灯りをすべて消す。多分に雨の吹き荒 .... ずどんどすん
憤怒の鉄鎚、
打ち下ろされ
腹底に鳴り響く
この夜この世に

猛烈な電光と雷雨と共 、

 *〈怒りと罰〉の次元

与え与えられ 登攀せよ! と。




 ....
甘いささやきが

ゆったりとこの身を襲う

抗っても

酒を飲んでも

憑りついて離さない
猥雑な迄オレンジ
染まり輝く満月

熱帯夜の屋根瓦の上 、

浮かび在るをふと捉え
月の磁力、否応無く深々と





あの日、師の逝去の
報せと共
外出した夕闇に 、
 ....
言葉なんていくらでも捨ててやる

そういうとあなたはノートの中に隠れたのよ

皮を剥ぎ取る山が熱波に燃える

吸盤の取れた水蛸はエイの群れにすがる

アンチエイジングだと彼女は言い ....
僕は泣いていた
世界が僕に厳しくて
その時、君に出会った
嬉しかった

でも君が急に
僕に冷たくなった
なんで?と聞きたかった
他に好きな人できたの?

君の気持ちが分からない ....
渓流竿は刀のように美しい

日本独自のもので

種類は今まで数百はある

明日は碧羅という強竿を携え

大物を狙いに行ってみる
少年の邪な戯れを叱る大人の浅はかな接し方に、明白な根拠のない論理性付け加える静かな大人、だが少年にとっては、邪でも嘘でもなかった。

小さな頃の、歪な思考回路の、知性のないところから、まるで、客観 ....
木立、弧をなし
わたしを取り囲み
父の墓石 見つめ入る
初老の指先、震えながら

この道の終わりに立つ死 、

いつしか、

死への執拗な思いに取り憑かれ
今此処で生きて居るという ....
地平線の彼方まで丸焼けだった
瓦礫と錆びたトタンで作った
家族でさえ疑って暮らすバラックで
卓袱台に載った、芋粥と悲しみ

ヤンキーに{ルビ集=たか}ってチョコをせしめた
空地で捕まえた飛 ....
日本体操協会はナイクに緊急会見を行い、パリオリンピック女子代表のACE宮田笙子選手(19)が喫煙と飲酒により代表を辞退したことを発表。亡国は少数派の声高々と響き渡るよ無人駅からもう革命しかない .... 園芸は 理にかなう根に 水を差し 頭を冷やす 極意あるある この深夜 己、肉の苦を耐えつつ
天空、星々神々の壮麗な居住まい
この地球大地から想い致す意志、

    私とは何者か?

その問いへの応え心静か努め待ちながら
くらくらしてしまうよ
なんて眩しい朝だろう

もわんとした熱気のうねり
貫き大地に直射スル陽の光、
車のフロントガラスから跳ね返り
きらきら煌めき眼に入射し続け

くらめくくらめく、
 ....
歳をとり ともなう景色 夏の音(ね)と 日々少しづつ とおのいてゆき 熱いシャワーを浴びて

火照った気持ちと体を吹き飛ばした

気の置けない友と友との笑顔が嬉しい

年に二度の宴にジョークは飛び交い

無言の内に元気で居ろよと励ましあった
雲は私の髪の毛、
乳房は母の余韻、
素肌は記憶の私、

揉みしだいても叩かれても

肉の実感、魂の実感へ至らずに 

何時しか何処からか流れ来る光の帯 、

 すっとすぅうと
  ....
私は魚を釣ったらすぐにピックを使い脳天絞めをする
頭にピックを刺してゴリゴリと捻じるのだ
魚はポッカリと口を開き昇天する

少年の頃はフナの解剖やカエルの解剖をエスケープしていた
臆病な私は ....
あの日から
降り止まない雨 、

心の奥底から言葉を溢れさせ

顕れる魂の穿つ隙間から
零れ落ちる光滴たち
無数に煌めき散逸する 、

終わらない旅路の最中
訪れるもの一つにさえ
 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(5377)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
真夏日- レタス短歌4*24-7-27
旅路- レタス俳句4*24-7-27
【渓流】宝物- レタス自由詩3*24-7-26
Starless- ひだかた ...自由詩624-7-26
内的体験- ひだかた ...自由詩4*24-7-25
フルーツパフェ- 本田憲嵩自由詩624-7-25
夜に蠢く- レタス自由詩8*24-7-24
内奥の泉- ひだかた ...自由詩4*24-7-24
怒りノ鉄槌_、敢えて- ひだかた ...自由詩2*24-7-23
ヒカリ- ひだかた ...自由詩424-7-23
未来から_始まる絵本_008- 足立らど ...自由詩324-7-23
夏夜のラジオ- 本田憲嵩自由詩1324-7-22
詩想・この夜の〈雷響〉に導かれ- ひだかた ...自由詩224-7-22
五行歌_睡魔- レタス自由詩5*24-7-22
五行歌、月なるもの- ひだかた ...自由詩524-7-22
ウォルフ- アラガイ ...自由詩9*24-7-22
君と一緒に- 陽向(2 ...自由詩424-7-21
五行歌【渓流】大物狙い- レタス自由詩7*24-7-21
邪な戯れ- 陽向(2 ...自由詩4*24-7-21
墓参- ひだかた ...自由詩5*24-7-21
私たちは食べてきた- atsuchan69自由詩13*24-7-21
未来から_始まる絵本_007- 足立らど ...自由詩324-7-21
園芸- 足立らど ...短歌3*24-7-21
五行歌、地と天空の境域にて- ひだかた ...自由詩424-7-21
この夏の朝に- ひだかた ...自由詩3*24-7-20
晩夏- 足立らど ...短歌7*24-7-20
五行歌_暑気払い- レタス自由詩8*24-7-20
すきとほる(改訂)- ひだかた ...自由詩324-7-19
命を奪う- レタス自由詩7*24-7-19
降り止まない雨のうた- ひだかた ...自由詩5*24-7-18

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