柔らかな光が僕を包む頃
君は僕を忘れてしまうのだろうか?
それとも跪いて
僕の哀しみを共に分かち合ってくれるのだろうか?

天使の遺言は僕のココロを揺らすよ
君の睫のように闇を導く
森の奥
木の葉が私の羽に絡まる
苔の鼓動
微かな羽ずれの音
迫る夜に小さく鳴く
風が木の葉を揺らす
川が流すinstrumental
夜の裾に隠れた光に導かれて
羽を広げてゆく
私が ....
信号灯やネオン
パンの配達車ごみ収集車の往来が
電柱と電線がつくる
パースペクティブの彼方へとつづいている
身体を動かすだけのために
自転車をひいて
明け方の街を歩いていると
人もビルも ....
がっくりすることがあった。
あまり期待もしてはいなかったが、ひょっとすると、
ひょっとするかもと注目していた若手文芸批評家の
浜崎洋介がよりによって村上春樹推しハウツー本の
宣伝と紹介をや ....
広げた指のひとつひとつに溢れ落ちる僕の涙
冷淡な月が見下ろす夢は幻となって僕をひき裂く

あぁ、差し出した手をいぶかしげな瞳で振り払う君
虚空を舞う傷みは僕の中で仄かな熱を帯びてくすぶる

 ....
サイテーなオトコだよ
君は

口には云えないようなおぞましいコト僕にヤっといて
外では平気な顔して笑ってる

全部バレなきゃイイとでも思ってるの?
君は

「ゆきずりの恋なんだから仕 ....
堕ちる
散る

私の身体が
破けたココロが

堕ちる
散る

砕けた拳が
滲む悔しさが

堕ちる
散る
洋上に光球の昇り沈みまた昇り沈み
流れ粘り付き流れる視界の澄んで
死線の彼方にまで眼を向けながら
死の手前迄イッテハ踏み留まる 
      、 
深々と肉の呼吸を繰り返し
これが今のわた ....
夜がガラスのように
砕けた朝に
散らばる夢の欠片
止まらない時計の針は
呪われたように
勢いよく回り出す
乗らない気分が
脈を締めつける
手足に冷たい鉄の鎖
苦しさのため息
無理や ....
※敬称は略させていただきます。
或る無名の、特異な登山家の記録を知
りたくてノンフィクション作家佐野眞
一の本を数冊まとめて中央図書館に
予約したところ後日、近くの図書館へ
本が届いた。
 ....
胃を失ってからどれくらい経つだろう
彼方に去ったあの頃は
タンメン・炒飯・餃子くらいは当たり前で
身長169cmで体重は96kgあった
いまは62kgで絶好調! 動きやすい
胃の無い者の食事 ....
鉄筋コンクリートの我が家はまだ冷たくて
絨毯の上に固めの羊毛布団を敷き
モフモフの毛布を敷き詰める
上掛けは薄手の羽毛布団に軽い毛布を掛ける
ゆっくりと冷えた足を暖めては
睡魔の訪れをゆっく ....
君の瞳に僕は映らない
もういない

微笑みは涙となって海へと流れてゆく
まるで半身を引き裂かれたように心に激痛が走り
亡くした愛を捜している

あぁ、涙に滲む君の顔
君の姿
愛しては ....
静かに
静かに
時が流れて君が微笑む

ねぇ、君の側にいたいんだ
そう、このままで
このままで

まるでポラロイド写真みたいに色褪せてゆく
君が消えてゆく
まるで今までが優しい幻( ....
哀しみは心のうちに深く、深く、差し込んで
僕をきつく、きつく、締め付ける

ああ、このふがいなさ
手を伸ばしても届かない月明かり
まるで闇雲に隠れるように僕のもとから去った君
何もかもが戻 ....
ゆれている
ふるえて
にじみ
じわりしずまり
ひょいとまた
ふるえあらわれ
ゆらゆらら

ゆらゆらするの
ひびきのたゆたい
のびやかたましい
どこへどこから
のんびりのびのび
 ....
夜明けを求めて扉を叩く
刹那の現在
次から次へと
巡る一秒先の見えない軌道
乗せられただけの僕

星が流れる
尾を掴む
その手に自由が宿る
目覚めて夢の余韻が残る
空っぽの掌にため ....
米の値段が二倍になって
サバの値段も三倍になって
白菜は知らないけれど
りんご四倍
キャベツは五倍
ポリコレはヒャク倍だ、ひやっ。

激安スーパー越前屋で「ピーパリ」という
米菓子を買 ....
  なな   な はて
 て       て
は         は
 ん  い   い   え
   な   
 しぃ  て     タ 
はぁわぁ てぇ いぃー
 て  て し  て ....
拳を振り上げ肩を怒らせながら語る詩よ
オマエの声は届いているか?
自分の知り得た情報すべてを伝えたいが為に
人の首根っこ捕まえてガクガク揺さぶる詩よ
オマエのコトバはヒトのココロに浸透している ....
夢を語るおバカさんはいつもみんなに笑われています
もちろんみんな口にして嘲笑うわけではないですけど
心のなかでは指を指しながら白い目で笑いころげています

あぁ、夢は幻でしかないのに
おバカ ....
詩は無ではない
創造の泉がそこにあるかぎり

詩は無ではない
冷たく煌めく水が私の心を満たすかぎり

詩は無ではない
密やかな熱情が精神(こころ)の炎を燃やすかぎり

いまここにある ....
竹輪の穴からのぞく夕焼け すきとほるとほい空
すくいなきこの身でこそ
視てしまう 観えてしまう

直に来るうつつの
よろごび呼び込み

くうの高みの現の写し
ぐんぐん来れば
暮れて
もう
うすい景色
映 ....
僕の黒が夜を染めていく
君の白が朝を照らしてく
別々の景色 触れた指先
壊れるその瞬間に僕ら交わる

バラバラになる音が響く
君と僕の色が混ざり合う
始まりと終わりが溶ける場所で
新し ....
ひどい時代だとぶつぶつ呟きながら飯を
食い続けてもう三十年がたちました。で
も死んでない。おそらくバルブが崩壊し
たあたりから言いつづけているような気
がしています。
まえの投稿にも少し書い ....
私とはボクである
ボクとは私ではない
僕が生まれるずっと以前(マエ)に私が生まれた
ボクは私の涙が枯れかかる頃
苦渋の底から産声を上げた

ボクと私とは一心同体
しかしまったく性質の異な ....
哀しみの一滴を君の瞼のうえに垂らそう
瞳の中に映るその苦痛を少しでも和らげるために

神様は君に試練を与えた
それは大きく翼を広げ羽ばたく第一歩

灰色に濁った空を突き抜けて
白の彼方へ ....
君の冷たい口唇にそっとキスをする
もっと君に近付きたい

君の温かくて柔らかな肌が
愛しくて
愛しくて
何度も君の名を呼んだ

こころの中に甘酸っぱい感情が溢れ込んで来て
僕を果てし ....
しらほねしらぬか
しとしと
しとど ぬれそぼり

問い尋ねる先の

みえないみない
むなしい
だけ だから

隠れたお月様
姿を現しませぬか
陽を求める迄を
しませぬから
 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(6663)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
天使の遺言- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-27
夜の羽- 自由詩11*25-4-27
パースペクティブの彼方へ- 室町 礼自由詩125-4-27
肉体と精神を失った日本人- 室町 礼散文(批評 ...2+25-4-27
ナイショ話- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-27
サイテーな男- 栗栖真理 ...自由詩225-4-26
堕ちる- 栗栖真理 ...自由詩125-4-26
あけまだま_、えーてるうちゅう- ひだかた ...自由詩425-4-26
朝の抜け殻- 自由詩10*25-4-26
偶然、和合亮一を少し読む- 室町 礼散文(批評 ...3+*25-4-26
食事情- レタス自由詩4+*25-4-26
夜毎のルーティン- レタス自由詩4*25-4-26
潮騒の涙- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-25
うたかた- 栗栖真理 ...自由詩225-4-25
両性具有(アンドロギュヌス)の幻(ユメ)- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-25
原音響- ひだかた ...自由詩425-4-25
宇宙の刹那- 自由詩5+*25-4-25
「ピーパリ」を食べる- 室町 礼散文(批評 ...2+*25-4-25
はてななては/ゴル/お題阿トさん- 足立らど ...自由詩9*25-4-25
オマエの願いひとつ- 栗栖真理 ...自由詩325-4-24
おバカさん- 栗栖真理 ...自由詩125-4-24
最期の走者(ランナー)- 栗栖真理 ...自由詩125-4-24
ちくわ- 紅茶猫自由詩3*25-4-24
Rejoice- ひだかた ...自由詩425-4-24
混ざり合うセカイ- 自由詩9*25-4-24
つるっつる- 室町 礼自由詩3+*25-4-24
私とボク- 栗栖真理 ...自由詩425-4-23
哀しみの一滴- 栗栖真理 ...自由詩325-4-23
硝子の告白- 栗栖真理 ...自由詩125-4-23
しらほね唄- ひだかた ...自由詩525-4-23

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