逆上し 殴られました ボコボコに

おかしいか 独りと一人が共に居る

骸だけ くれればいいよ 独りでも

俺は金持ってトンズラ サヨウナラ

骸すら 遺してやらない お前には
 ....
あなたが私をどれだけ憎もうと
それは“絆”が強くなるだけ

どれだけ蔑まれてもかまわない
私はそのような者だから

もちろん誓約を破って逃げていい
逃げればやっと真実が証明される

 ....
草むらかきわけて
棒をしゃぶり倒した
俺達に明日はなかった

空は
晴れ渡っていた
六月の木漏れ日のなかで

いちばん得意な遊びは
棒遊びです

モットモット 遊びをしようよ
 ....
時間を搾り取られてスカスカ
残ったカスを貪るように使う
こんな詩あんな詩書いたり
生活に必要な作業をし
時にはテレビやスマホで浪費して
残りで眠る

やりたい事を好きなだけ
やりたい時 ....
きんもくせいの
ほんのりとかほり
やはらかしっかりと
秋のにほい染み込ませ

 漂い始める大気の最中
  ゆるやか解けながら
 四散していく意識の慄き

思考や感情や意志や感覚や
 ....
発句 とんぼうの消えて濃くなり空の色 拓也

付句 あかね 夜から どんちゃん騒ぎ らどみ
三句 雑になる 西洋式よりよいはずが らどみ

四句 用も足されずデュシャンの便器  拓也
五句 ....
つなぐ手に夕陽の映えて赤とんぼ

ゲームにて地球を守り星月夜

野良猫の痩せたるを見て冬隣

防犯のカメラにピース菊の紋

風にまた雨音かはり破れ蓮

さつまいも料理出来ぬが生もら ....
やることは 全部済ませてアイスティー 掃除もしましょう 帰らぬひとよ 私という存在は

水面を浮遊するカゲロウのように

不確かな命の現象なのです

帰る処はありません

やがて透明に吸い込まれてしまうでしょう
{ルビ空=そら}っぽ {ルビ空=そら}っぽ
お空はどんな色?
あおい色ではない
涙色でもない
それは永遠の色
吸い込まれてしまいたい忘れじの色

ぽっ

空っぽ 空っぽ
お日さまは ....
わたしは焔ではあるけれど
あなたを暖める希望にはなれない

月の光と共に
月の光が指し示す方向に行けばよい
いつしか目標の場所に
あなたはたどり着いているだろう
闇路など辿らなくていい あなたには 優しい光が満ちて輝く 涙の夜に沈んでしまいました

何かを伝えようにも声がでません

銀盤の月だけが頬笑みをくれました

冷えた肩を抱き締めながら

暗い{ルビ闇路=やみじ}をたどります
干枯らびた思い出
握り締め過ぎて砕いた

一日が終わって次の日が来ても
昨日までを枯らしてしまう

何があったかな
あったけどどうだったかな

生きていることが
不思議に思うんだ
 ....
ヒトは誰しも欠落に
何かを詰め込み生きている
だが欠落は永遠に
埋まることなどないものだ
詰め込んだものはこぼれ落ち
どんどん次を詰め込むけれど
次から次から落ちていく
結局心はからっぽ ....
冬の兵士達の隊列続き凍り付く恐怖に郷愁の感情麻痺し
灼熱の貴女の胸に投擲した憧憬の念の次々燃え尽きまた投擲し
高くなる空に濃くなる青に密やかな恋慕を抱き自らを見入る、

 鎮まる静かさに ひと ....
電話口 とおくに聴こえる君の聲 他人なんだと 冷たい口調


愛してる 何を言ってもとどかない あなたのこころは あのひとのもの


なにもかも 奪う気ですか せめてもの 最後の情け 私に ....
ある人は
最愛のひとと別れるとき
罵倒の限りを尽くしたと聴いた
彼女が二度と戻れぬように

最愛のひとを失った彼は
それ以来
彼女との想い出だけを頼りに
脱け殻になって生きている

 ....
あの頃のぼくたちは
激しくて とても激しくて
激し過ぎて
互いに深い傷をつけあったね

きみはとても純粋で
長い黒髪が似合っていた

ぼくは酔って想い出話しをすると
きみは少女のよう ....
あなたの旅立ちを邪魔しない

いざとなると
つい怖くなって
パニックに陥ってしまうけど

あなたは迷う心のまま行けばいい
それがいちばん優しい答えだ

祝福はしてあげられない
ごめ ....
大丈夫だよ

あなたが誰を愛してもいい
愛の詩だって
自由に描いていい

私はあなたが頬を紅潮させて
少年のような無邪気な笑顔になるのが好き

あなたは
いつでも寂しくて愛したかっ ....
無とは最も偉大な肥大だ
捗りはいらない
そこに佇む視線があるだろう
姿勢ではないのだ また思想でもないのだ
まだ予測にしがみつくのか
言葉で表す前の無が轟音を立てる
明るみや順調に飲まれる ....
メッツ対ドジャースの試合
ロサンゼルスのスタジアムでは始終大歓声が飛び交う

テレビのこちら側では
昨日の飲み会の続きで
朝から乾杯の手が幾つものびる

千賀が登場しても反応薄く
大谷 ....
キキョウの花弁、
染める青紫
 、
沈黙の一音
凝縮され、
見る見る染み渡り拡がりゆき
あゝまた段々と色褪せては
色付き輝き湧き出で来る

此処に貫かれて居る力、
異様に哀しくも歓 ....
{ルビ蜻蛉=とんばう}の消えて濃くなり空の色

もぐ人に青空近し青蜜柑

虫食ひもまた可愛らし初紅葉

秋の蝶止まる小花の定まらず

切り株に燃え移らむと苔紅葉

名を知らぬ風 ....
雑な言い回しになるけど、レベル1の遊びの程度でダンジョン攻略するにせよ、パーティーを組んだほうが良いとギルマスは言っていた。アーチャーの俳人と戦士の歌人とタンク(盾)の詩人の組み合わせがベスト。

 ....
子供の頃から 雨の日が嫌いじゃなかった


暗闇から蘇りほんのひととき 美しく生きる蝶のように


いつも元気のない お前の汚れを洗い流す


誰にも省みられない 可哀想なお前の意思 ....
水の揺り籠に包まれて
血管と血管を絡め合い
喜怒哀楽を受け取った
言葉になる前の感覚は
第六感へ丁寧に蓄えて
外界への手土産とする
星が動いて螺旋を描き
トンネルを眩しい方へ
光の矢となり走る魂、
響き迸り灼熱帯び
光の海から沸き立つ言の葉 、

 何も観えぬまま魂の死を待つのか

死者たちの魂が問い掛ける

美貌のまま自らの肉を引き裂き 
滝に呑まれる君 ....
生物は みな美しい
無生物も みな美しい

路傍に転がる小石
光にかざすと キラキラして
たからものの引き出しに入れた

河原でみつけた緑色のかけら
ざらざらした不思議な手ざわりで
 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(5216)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
独り- りつ川柳2*24-10-17
証明- りつ自由詩3*24-10-17
The_Rainbow- おまる自由詩6*24-10-16
渇望- 自由詩10*24-10-16
金木犀の秋に生き- ひだかた ...自由詩6*24-10-16
「おそまつピエロ」拓也とらどみ_連句半歌仙/表六句- 足立らど ...伝統定型各 ...6*24-10-16
さよならエンドレス- 森田拓也俳句8*24-10-16
アイスティー- りつ短歌3*24-10-16
五行歌__虚ろ- レタス自由詩9*24-10-16
空っぽ- りつ自由詩5*24-10-16
みちびき- りつ自由詩3*24-10-15
優しい光- りつ短歌3*24-10-15
五行歌_哀歌- レタス自由詩9*24-10-15
alive- 自由詩7*24-10-15
日々之空虚- 天竺葵自由詩224-10-15
狭間の想い- ひだかた ...自由詩7*24-10-15
イエス- りつ短歌3*24-10-15
最愛- りつ自由詩3*24-10-15
きみに- レタス自由詩6*24-10-15
旅立ち- りつ自由詩5*24-10-15
殉愛- りつ自由詩4*24-10-14
詩作- 陽向(2 ...自由詩12*24-10-14
群像- 自由詩5*24-10-14
- ひだかた ...自由詩5*24-10-14
タモリステップ〜Go_to_the_レインボー- 森田拓也俳句11*24-10-14
パーティー急募!- 足立らど ...自由詩5*24-10-13
fire_bird- おまる自由詩3*24-10-13
birth- 自由詩7*24-10-13
絶言- ひだかた ...自由詩5*24-10-13
ハルモニア- りつ自由詩12*24-10-13

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