初めから、多分ではなくてそのあたりの違いの確信は良いのです。大正までは翻訳は知識ではなくて才能だったとハーバード出の方はおっしゃっていた。私たちのオリジンは内から溢れ出ているのだから。無理だよ
 ....
ごちゃ混ぜゴォン
千の鈴鳴り紅赤緑
街路樹色づき貴やか
ひと吹き風に揺れ動き
色々重ね鈴鳴り千の


奥深く億の
森掻き分け
拍を踏み
ふと内懐
入り込む


入り込み
 ....
哀しみに憧れ眠り
憧れに哀しみ眠り

表層を滑走すること、
突然に深みに嵌まり
聳え立つ巨大な相貌、
内面に湧く泉呼応し

郷愁に憧憬伴い
憧憬に郷愁伴い

眼差す 純白の瞬間、 ....
黄昏に
金の雨降り
幼子へ
みどりの壺に
骨を入れよと

泥沼に
もがき苦しむ
指先で
届かぬ糸を
手繰ろうとする

ブランコを
二人でこいだ
姉さまは
浴衣すがたで
 ....
ころころ、ころころ
肌触りの悪い紙に包まれて
ずいぶんと劣悪な道を転がされて
半年を終えました
半分寝ているような覚醒しているような
まるで白夜のようでした

作業所のピノキオたちは寝静 ....
八だった。一か八かの大博打。まといつくもの抗せぬ何か。

*


何十年も言葉の真髄に到達したかもっとも近づいている師匠と
ある意味で人生という長い道を歩き続けていると遠い未来は
まだま ....
毎晩に硬直し冷え凍る脳髄を
焼酎飲み がぶ呑み
薬は効かず 温め柔らか暖かめ
動脈硬化進み肉の滅び近く
近付きかなぁ と予感し。


これぐらい耐えろよと
相互の調和カンディンスキー、 ....
やわらかい毛布

まくらのふくらみ

あなたの手の平

うねる運命線

天井のしま

耳たぶ

かわいた爪

ぬくもり

お夕ご飯

ニンジン

 ....
青が開ける
まっさらな朝の空
光は弾け

鎮まるわたしの心
魂の均衡と調和のうちに
世界のすべてを受容する

颯爽と歩き過ぎる若者、
駆け回る子供たち、
凍り付く紅葉、杖つく老人
 ....
君の荒らい息が赤い林檎を温める
夢は剥き出しの牙で己が身を焼き尽くす

掴もうとした蜃気楼が君を倒転させるんだ

君の壊した桃源郷で
亡霊共の哄笑を葬り去れ
セラミックに偽装されたス ....
理想に貫かれた理念に
日毎努め静かさ観じながら
私の気力はたと萎えさせる、
時間という無機質 
墓石の無表情。


現実という
刻一刻と
移り変わる最中に、
微細な相貌の顕れ新た
 ....
射す光に紫の輝き
花の群れ、流れ揺れ

意識 ゆったりあけひらき

紫の色光、無数無限
広がる透空を自在に泳ぎ

意識いよいよ光景に溶け入り
光景これこそ意識そのものと
今日こそは注意して過ごしたい。

冷たいのに熱い風という感覚のとても厄介で
ピッタリの日本語とは出逢っていない朝風だ。

cool-hot wind なんて単語ないし、Sweet and s ....
今夜は独りウオッカをあおっている
他に客はいない
棚に飾られた真鍮の潜水ヘルメットを眺めながら
海の歌をくちずさむ

ララル ラララルララ~ ラララ…

何時だったか
黒いドレスに赤い ....
サンクチュアリ とか 信じてないってポーズさ
頑張りすぎる君だから 強がりを肯定する ネガ
静かに味わうラム酒でまた生きてけるって云うし
逃げても無駄って本気で思ってるとしたら僕は何
気づくま ....
冬の凍空
水晶の塊となり
浮かんでいる
難破した砕氷船が沈んで
空のクレヴァスに紡がれる
大きな心の屈曲を抱え
帰港すべき場所を探す

空のクレヴァス突き抜け
漆黒の宇宙を見出すとき ....
 

些細な思い出に別れを告げて何かをはじめるときは吉
 
まどろむ君のてのひらに
ワイン色のガーネットの大粒をそっと転がした

ぼくたちの明日はどうなるのか占う

危うい…

ぼくたちの関係はとても微妙で
紙一枚でやっと繋がっている

君 ....
うっすら片手から放った蝶の
宙に舞う
軽やかな息を継ぎ銀箔の輝き

陽光浴び

ささやか咲き誇る路傍の草花
から草花へ
蝶の軌跡 柔ら鋭く速やかに

 〈ありがとう〉

言ノ葉 ....
のっしのっし
あくまで青い
世界を歩く
大気に拡散し
冷気に凝集し

接吻する
あなた

なんにもない
なんでもない
もはやただ
のっしのっし
あくまであおい
せかいをある ....
鏡よ鏡よ鏡さん、この世でいちばんの愚者はだぁれ?

鏡よ鏡よ、この世で一番の愚者は、その質問をする者かもしれませんね。

ありがとう。おやすみ。

おやすみなさい。良い夢を。
今夜は君の言葉が妙に沁みる
何時も暖かかったり
冷たかったり

眠れないぼくは
あっちに行ったり
こっちを行ったり

何時も君は
ぼくの部屋にルビーのピアスを置いてゆく

無口な ....
東の風が吹いていた
醤油工場から醪(もろみ)の匂いが漂う路地
ぼくはスニーカーの紐を堅く締め直し
重いザックを背負い直した
遠くに行ってしまう前に白い灯台を訪れたかったのだ

乗客は三人だ ....
かつて帰る家路があった
今、帰る家・故郷、喪失し
新たな家路を辿り紡ぎ行く
憧れの地平 確と眼差し
内鳴るフルサト湧く沸くと


土佐の海鳴りカツオの叩き
はりまや橋の赤々と浮き立つ
 ....
ぽっかり
穴、あいて
なんの
深みもなく
なんの
形もなく

無限のたゆたい
無限のひろがり

 すっと黒い円のなかに黒い円が在る

白い点は円のなか
段々広がり破裂し

 ....
#WHO(フー)

聖樹になり仰せた大木も
世代交代の意味を知り
朽ちても若木の行く末を
あんじては身を粉にして
樹木は時代を乗り越えてきたの

世界樹があればいいのに

成人にも ....
北斗七星が傾いて 絵葉書をこぼす
ひらりと指でうけとめる なつかしい君のことば
仙女の写真にうすく 桃の果汁の染み
あいかわらずの筆跡に 白い歯を思いだす

君よりずいぶん遅くに 僕は生まれ ....
・遠く
離れたままで
わたしたち
白い季節を一まい隔てた
(冬の華は六角形に受粉する
その周りを
星の子どもたちが手をつないで
ぐるぐると回りながら
白を蘇生させようとしている
(か ....
なるほどね。小学校のときの夏休みの宿題のときとおんなじだ。ぼくはおませな爺になっていくのか。内なる魂はほんとうは違うのに町内にいる魅力的な民生委員を演じ終わったようなツラは、何処かさびしくてね

 ....
私が得る愛、
私が造る愛と等しい
と、ビートルズ最期に
努め営み続ける意識の過程、
それは真の愛に至る途だからと、私。


この肉の魂の精神(霊性)の
苦楽ジェットコースター、
なん ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(4088)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時間の無駄ではないから、辞書詩人の先を目指して- 足立らど ...自由詩523-12-9
五行歌、此処滞在地にて- ひだかた ...自由詩3*23-12-8
帰郷- ひだかた ...自由詩6*23-12-8
五行歌_白日夢- レタス自由詩4*23-12-8
熟睡- 山人自由詩4*23-12-8
2023年12月9日。一か八かの大博打- 足立らど ...短歌2+*23-12-8
五行歌、乱れ躍り(改訂)- ひだかた ...自由詩6*23-12-7
感じる- 由木名緒 ...自由詩17*23-12-7
世界は只- ひだかた ...自由詩5*23-12-7
祝福の鐘- 由木名緒 ...自由詩4+*23-12-7
五行歌、溝- ひだかた ...自由詩5*23-12-6
意識の光景12- ひだかた ...自由詩423-12-6
#おみくじ_令和五年師走吉日- 足立らど ...散文(批評 ...2*23-12-6
石の花- レタス自由詩623-12-6
hide_and_seek- 46U自由詩423-12-5
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#御神籤- 足立らど ...自由詩5*23-12-5
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交歓- ひだかた ...自由詩823-12-4
接吻する- ひだかた ...自由詩423-12-4
鏡よ鏡よ鏡さん、この世でいちばんの愚者はだぁれ?- 足立らど ...自由詩4*23-12-4
書簡- レタス自由詩523-12-4
地の果て- レタス自由詩923-12-4
五行歌、家路- ひだかた ...自由詩7*23-12-3
意識の光景11- ひだかた ...自由詩723-12-3
フー- 足立らど ...自由詩6*23-12-3
銀河通信- 46U自由詩5*23-12-3
Fairytale_Of_Snowland- ちぇりこ ...自由詩1323-12-3
いまだ山登りを続けている君へ- 足立らど ...散文(批評 ...323-12-3
詩想43〇愛について、五行歌借り(改訂)- ひだかた ...自由詩8*23-12-2

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