無限の感触(改訂)
ひだかたけし

ぽっかりひろがる
無限の手触り
虹の根元を逃げていき
あの世と繋がり
あの世に入って

平坦になった魂、
もわんとゆれつつむ
夏の熱気に曝され
夢見がちに目覚め
自らの輪郭整え

しっかり穿たれる
無限の感触、
虹の根元を掴み取り
より深く濃く暗まる
この世の空の青、
あの世に触れた記憶に
より独り目醒めながら、

駆け出し鮮明に刻み込んで









自由詩 無限の感触(改訂) Copyright ひだかたけし 2023-07-24 18:04:51
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