雨の日と火曜日は
あぁ、月曜なら良い歌があるのに
なぜ火曜日には
わからないなら教えてあげる
皆 自分の月曜を読み替えるのよ
やりたく無いことを再開しなきゃいけないと ....
熱、戻って来る
じんわり
この肉体、
熱 充たされ
分子の運動でない
それは実体、
神霊から流れ出た
私は実感する、
神経障害性疼痛という
冷え切った肉体に熱、戻り
....
空に溶けゆく
この想い、
不可視な繋がり
確かに生動し
不思議な
思考という他者
与えられ
文字、言葉 限り無く異邦のもの
紡がれ織られゆく
この想い、
不可視の湧出
....
だらしなくおならする
なんでだろ
ふしぎだな
ぷぅぷすっぶりって
よるがふけるほど
ぷうぶすっぶりっと
アーリマンとルシファー
間でバランス取る私は、
大地に根付きながら
宇宙に ....
飛び立っていく音響の群れ
ぶちまけられ飛散する色彩たち
対象欠いて踊る躍る、
貫通する直線に引き裂かれながら
深まり自立していく思考
虹の双曲線の巨大な異様
わたしの眼は何処に行った? ....
殺し方知らない殺し屋
謎と一緒に死にたい刑事
腹が壊れるほど笑ったら盲腸になった
刻まれていく不思議達タトゥー
日向ぼっこしても傷つく
真昼間からオペラ
やり捨 ....
世の中でMMORPGなるゲームジャンルがある
自由に振る舞い、マナー要求はあれど概ね過ごしやすい広大な世界
そこで、大勢の勇者が、文字通り何千何万回と世界を救う
一つの世界にいるよ ....
鏡を見ると寝ぐせがひどいので鏡を見ないことにして表へ出て注目を浴びたあの頃が懐かしい。
すっかりそれが当たり前の景観になってしまって巷はそんな私で溢れかえってしまった。未来に私はいる。
ぎりぎりま ....
すましてる
あの子を指で
弾きたい
恥を知らない
はい
ごもっとも
共働きじゃない
ふたりとも
病気なの
いわゆる
見えない病に
おかされて
それでも
神様に愛されて ....
なんでもこいのアラフォーだ
来た魚は逃がさず素手で掴む気満々な私
結婚してから他に恋はしても愛しちゃだめだ
鳴かず飛ばずだからこそ背すじくらい伸ばせ
未熟だからこそ成熟する ....
一身に愛を注がれ生まれたヒヨコ
日射しが暑い心も熱いどっちかにしてくれ
波風たたぬように立ち位置考える子供
白肌信仰いいかげんやめてもらえませんか世間
UVカットより地球に ....
タイムマシーンみたいな夜の覚醒
ふんわりした羽布団のその感触
また逢いたい人の柔らかな熱
利己主義の反対、利他主義
愛を注いでアイを注いで
資本主義、
何が飛び出すか分からないぞ
市 ....
もっさもっさ揺れ流れ動く
街道沿いの木々の緑たち、
美しく恐ろしく
色彩を唸らせ
深まる新緑の時、
告知する
時、流れ進み
エネルギー、一定に保ち
命、過剰に流出し
エネルギー保 ....
まれな望みと書いて希望だった
知恵の実を食べたアダムとイブが最初にしたのは
葉っぱで股間を隠したことだった
下心を隠すことが知恵の始まりだった
そして、人間はいつ発情していても相手に近 ....
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そのあざやかな緑色の布で装丁された書物はページがかなり茶ばんでいてとても古いもののようにみえた。もうすっかりと桃色のペンキの剝げてしまっている粗末なベンチにベージュの豪奢なドレスを着 ....
揺らいで
虚ろに
核心、抉り
白い未知
私たちは生きる、
今日も 一つになれず
違いと争い 際立たせ
見せかけの平和を装着し、
街は洪水でいっぱいだ。
小雨/降り出しそうにみえては降らない
安穏とした曇り空にはテレビをニュース番組に切り替える
何か重大な事件でも起きてるんじゃないかと
僕の煩悩に燻る炎に油脂を注ぐのだ
そんなときには夜の街 ....
この貪欲な
植生、
アスファルト割り
生え群れ栄え
その過剰な発芽力、
宇宙に流れ出て
新たなる宇宙、
創造する
エネルギー源となり
この貪欲な
植生、
アスファ ....
数千年待って
来なければ、
また待つ。
遠い響きだ、なんてトオイ
この世はあの世 あの世はこの世。
時間の界から
永遠の界へ
移行する
時の高まりに
人は生き
足許の亀裂、
轟く雷鳴、
開く大輪の花、
時軸の横滑り、
反復される瞬間!
捉える視界を
道端の小花揺れ
....
ルネサンス
この響き この感動
人間復興
このリズム この命
この情熱
この清新さ
その正義を
その哲学を
脈々と私に刻み付ける人
先生!!
来るべくして来た
「至高へのジャンプ ....
病室にいる間に 桜は散ってしまった
それはしょうがないことですね 誰にともなく納得する
それでも
いつかこの腕が いつかこの足が 私を迸らせる
そしたら
狂ってても 独 ....
平行線がある
それは、
見えない地平線だ
彼は言う、
此処が全てだと
死は霧のなか、
死は厳粛な移行、
愛する扉は開いている
凍結した大地はひび割れ
流され行く氷山の上の肉体 ....
船に乗る
あなたの影、
月の光に運ばれて
白々と
伸びる途、
開ける未知
流動し 精妙に輝く造形に
非物質の神聖 響きわたる
船に乗る
あなたの姿、
月の光に導 ....
さいしょに見たとき、その老人はまるで公園の置物のようにとても粗末なベンチにたたずんでいた。杖を地面につきながら。何をするわけでもないただ茫然と青い空を見つめている。ぼくは散歩のがてら一服でもしようかと ....
雪 踏んで歩く
雨 濡れて行く
陽 曝され進む
ひらの両手、かざしたら
どこでもない、此処へ行き着いた
ずいぶん努力したんだ泥にまみれながら
徹夜徹夜で、聴覚壊れ(突発 ....
フローリングに寝転がり
燃え盛る太陽を浴びる
降って来る光の洪水は
世界のすべてを受け容れ
温め熱し燃やし尽くす
否、否、否
肯、肯、肯
越えて超えて!
気の揺れ動きに苦 ....
何処行こうとしてたの?
返事もなしに行っちゃった
さっきまで泣いてたような目をしてさ
真っ直ぐ前を見て
気になって振り向いたけど
もう見えなくなっていた
きっと時代が連れ去った
....
新生姜も好きだけど
普通の生姜も食べたいの
ひとときの柔らかさ 夏の思い出
それにかまけて忘れないで
いつも笑っていたいけど
人生 楽しいことばかりじゃないから
沈みがちな顔 ....
サフランライスを仕掛けて眠るの 明日がやさしくなるように
クミンをひとさじ願いを込めるの 昨日を許すように
きっと一晩寝かすから そっと涙を流すから
情けない私を ダメなやつだね ....
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