そよぎゆらぎ
煌めく葉群れ
ひかりの匂い
引き締まる気
囀ずる鳥達の
響きに絆紡ぎ
界の木霊に人
震わせる言葉
どこでもないここで
或るものを在らしめる、
生動する思考そのもの
やわらいでゆくことば、
広がる光の大地溶かし
どこでもないここで
太陽を直視しながら、
躍る無限の緻密さ ....
すんと湧いて
すぅうと透ける
うっすら凍り付いた
たましいの音階波打ち
ぽっとぱっと灯る響きの光
鉄橋のなかを疾駆していく
空の青み際立ち笑いながら
たましいの音階波打ち
....
幽玄の
間合いたたずむ
人ひとり
忘れないでね
忘れるものかと
リズムから溢れる符牒符合をかき集めては
かき集めてはため息ばかりついていないで
今にさよなら半歩先昨日にあばよと階段を
詩を書くことの出来るよぼよぼ歩く老人の
ご老体の影のマス席で韋編三絶繰り ....
早朝散歩を昨日から始めた。昨日も今日も雨。そして今日は寒く、防寒着を着込んで歩いた。たぶん霧の先の見えない山々は白くなっていることだろう。たぶんだが、この寒さを予知してカメムシの越冬隊がおびただしく ....
かさかさと地面をすべってゆく、殺伐とした風に、押しだされた、すっかりと茶色くなってしまった落ち葉も、もう動かなくなってしまった蜘蛛の手足も、気まぐれに、かるく爪弾いただけで、いともたやすく砕けてしまう ....
この世界という限りない謎を前にして、
「神秘」* として一括りにする感情に寄りかかり「うっとり」棚上げにすな!
この世界という限りない謎 深く深く感じたら、
内から溢れ出る直観思考せよ詩 ....
無辺の界にて草木の揺れ
葉群れきらきら照り返し、
天空に貼り付く陽の銀箔
ぽかりゆったり白雲流れ、
青く透明空無のひろがり
ぎらり異人の眼光り一閃、
聳え立つ次元の垂直無限
....
老いる
背伸びする何故か空しい老いた秋
*
ー 老いるということは何なのでしょうか?
inkweaver
老いることは人生の自然な過程であり、様々な意味があります。老いは経験 ....
雑踏に踏みこみ
人ごみに紛れて歩く社会人
子どもの頃の笑顔はいずこ
きずついて人のせいにはしないこと
その人のなか 我も含めて
気がふれてオリジンというアマの人
評価対象 ....
生きざまを財津一郎指名して活躍のあとカエルが跳んだ
言葉には出来ぬ苛立ち目の奥に溜めておもいはなだそうそう
意識の視界に虹がかかる
私は虹の形を手探りする
すっかり両手が七色に染まる頃、
それまで見えなかったものが
ふっと浮き出し見えて来る
この世があの世と繋がったように
あの世がこの世 ....
#あれもこれもみんなするー
早朝、三文の徳と呟いた声が元気と二度寝するー
折り返し
未来の結末から逃げ切るために
時間は過去へ戻ろうとしている
あの空の青、
掴んで持ち帰る
散布するのだ、
この大地へ
この大地にあの空の青が在り
あの空の青にこの大地が在り
どこまでもどこまでもなんて青い青い一日だ!
あの空の青、
....
悲しい。どんなに真似しても近づけない。だからといって詩の才能がなくて諦めがつかないからと男詩人達にせめて子供たちは身体を売らないようにしてね。詩の才能すらもないのなら創作活動を辞めれば良いだけ。
....
家のため働き詰めの今ですらときを惜しんで学び続けて
東から西へ雲の流れ在り
西から東へ雲の流れ在り
やがて合一し南へ南の地平へ
奥まり呑まれゆく雲流れ在り
それぞれがそれぞれの力動
顕しずっとズン奥へ高みへ
合一し呑まれ消え ....
たんとんたんとんあめのふり
ひゃっこいひゃっこいかぜのふく
ステーション前は紫色の人だかり
むんむん蒸れて濡れそぼり
紫に色づく人の群れ
それでも変わらず透明に
たんとんたん ....
食べることは生きてる証し
我が人生は、食べることが目的
──でもないけれど、
事実は、かなりそれに近い
さて、今日は何を食べようかな?
中華そば大好き
煮込みハンバーグ激ウマ
....
クリストシュトレンとおせち料理
みんな忙しくて家族バラバラ
熱い肉はでない年始の食卓で
シュトーレンを食べながら
、おせち料理を食べている
クリストシュトレンとおせち
三日三 ....
生意気にmy key みせては圧をかけ他のこと知らぬ哀れな男
ひぃらひぃら
ふぅわふぅわ
舞うの真上に舞うの
おぉいおぉい
とぉいとぉい
響くの微細に響くの
するっするっ
あったかぁい
光に充たされ
ずんずんずんと
....
一陣の風、
吹き抜ける
この初秋
空は青く
何処までも高く
天蓋は涯までまぁるく
円かに外部はなく
凪いで
人々は歩を進める
この地上にて
神々は居られ
その豊穣なる艶姿 ....
基本的には拙者は、インフラが整備されていなくてもリア充な生活を送ってきたのだろう。なので思えばネット詩人達から(アイツからあの子から)は傲岸不遜な奴だと思われていたのだろう。ネット内の他者の実際の人生 ....
沸き起こりながら
奥底から響き立ち襲い来る
このなんとも憂鬱に芳しい
逆巻く熱波更に突き抜けながら
爛熟した強度の破裂に継ぐ破裂に
明度増しゆく意識の視界開きひたすら
私という人格の中 ....
それにしても
藤井聡太8冠は
あの時の澤穂希選手の活躍と同様の
明るいニュースです
世界に蔓延るダークなエネルギーを
光に換える灯台の出現は
日本ではお馴染みの真の天才装置
社会 ....
きのうきみがみた夢の光景、
切り株の真っ平らに
座った真っ白な女の
声の朗らかに唱う
なんてあったかく
なんどもそこから
ひたすらひびいて
のびやかひろがり
今日の今のこの瞬間 ....
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