にゅうどうぐも、
せいいっぱいの、
わかさ、
おおきく、
りょううでをひろげて、
しろいけむりのように崩れながらも、
なお、
秋にぶりかえした、
みずいろの夏空を占拠する、
牧草地の ....
真夜中の、それも特に舗装もされていない道には気をつけることがある
これは僕の中にあるよくない傾向なのです
たとえばお金を拾うことは先ずないし(暗いからね)
本物の幽霊をみることもない(きみは ....
二つの悪魔、絡み合い
意識の低層辿りながら

漆黒の渦中に白銀の月、
昇り浮かび破裂する
太陽の無限に照らされ、

在るもの うねり流動し、
輪郭保ちながら微笑み
雑踏に消える悪魔達 ....
日がな一日、
謎は謎として在り続け
私は五感という限定携え
逃れる的に魅惑され続ける

光溢れ裂ける瞬間に、

現象する本質を
本質する現象を

掴みかけては取り逃し、

流れ ....
足音が聴こえる

 どこから来たのか分からない

 ⚪︎

 鉱石と風の関係について
そう聴こえる。

 猫ならいる。
一匹の、小さな 猫が

存在しているのは
{引用=
 ....
ぐしゃぐしゃの梵我の作品護摩にくべ/ともらいの煙遠くから見ゆ

らどみ
悪貨にすらなれないのは他人の信念のうんこログに汚染された環境に
毒されているのも知らずにあたかも自分が見つけた起点だ ....
 

五反田へは品川まわりの方が早いけど、君を
思いだすために、久しぶりの家並みを見なが
ら。今の僕には、池上線がちょうどいい速度
で。君と出かけた日、洗足池で降りだした雨
は五反田で本降 ....
無限の均衡の内に
今を落ち着き払い、

海しずか
青み深まり
降る空に
遠き声の響
いつしか木霊し

到着した何かに
確かに触れ包み込まれ
明るさ無限に増す意識の舞台、

澄 ....
自分が不幸なことを
時代のせいにしてはいけない
むしろ時代に没入し
時代を生ききることで
時代を超越出来る


リルリ

ザネリ


リルリ

ザネリ
遠き一日
遠き一日が過ぎる
今日も生きていることに感謝できた
遠き一日
遠き一日が過ぎる


リルリ

ザネリ


リルリ

ザネリ
#防災訓練の日


肩の荷を減らされていく老兵と帽子に残る臭味と塩味


 
小さく紫に白に燃える花弁、
あちらこちらにそこここに
見た!観入る、無数無数の開花!

白雲の絹に自在伸び糸引くひろいひろい青空の下、

収縮しては拡張するイノチの躍動、
名も無き名も知 ....
道端でキツネが目の前を通り過ぎて行った
少しうつむいておびえもせずに
化かされるのかと怖かったがそんなことはなかった
暑くても懸命に生きているのだろう
少し勇気をもらった
愛しい動物だ

 ....
いなくなった人へは
何も書けないから

妻へ

前略

草々

としたため
渡した手紙は
洗濯されて
入道雲の下に干してあった
立ち上がる
背伸びをした
その、もっと上に ....
浮かび開ける庭園に深紅の薔薇輝き
打ち刻まれる時の鐘鮮やか転覆する、

 次元 無色彩色に異人に接する様に
 新た次々熱帯び思考という力動発し

浮かび咲く真紅の薔薇深々過去抉り
倒壊し ....
ようやくもの心地ついたよ
って
一旦やめる
一旦やめることを始める
一旦やめることをやめる

そう

こんなもんかって
帰れない夜に
ぐるぐるまわって
溶けるように

こんな ....
 角の本屋さんの奥で万年筆を売っている
 仕事帰りの女がそっとのぞきこんだ
 くもりひとつない飾り棚は
 そんな町が好きだった

 ゆっくりと溶け始めるアスファルトが
 蟻や落ち葉を運んで ....
 海岸の匂いをかるく靡かせ
 君のスクーターが通りすぎるところ
 退屈な一日は始まるより早く終わったりする

 君のサンダルが扉の前にぴたり揃うと
 呼び鈴が鳴るのに
 まるで気づかなかっ ....
ひとすじのつむじかぜが
ひとりの短距離走ランナーとなる


そのように秋が
いちまいの枯れかけの葉となって
もうコーナーを曲がってゆく


いつのまにか 私が秋である秋、
別々の道を進んでひさしぶり花の匂いにふりかえりみる 遠さの感覚は濃密な此処
遠い地平は波打つ黄金

日々刻々と甦らせて、

内深く込められた
今一つの己なる、
永遠の穹窿を。
みうしなう凋落された子 戻り鮭見ゆと
漲(みなぎ)り撓(しな)う 我ならなくに


遠き昔の記憶たち 過ぎ去りし光の中
心の中に佇む 言葉なき思いを        Inkweaver
   こえは たましい

  漂っ ている

      こえは

     森の

   乾けない

   空

 ひきずられる 影


    あ 

      ....
(曙)

 薄暗い部屋の中、光のはしごがすうっとか
けられ、それは、雨戸の隙間から漏れてい
て。僕はふとんから起き出て手を翳した。掴
むことはできない。ああ、それでも、光に触
れることがで ....
 目が覚める
生存しているのは誰か
 私とは誰なのか

空気の中を漂って
 街道に迷子している
雲間に揺れている

教えてくれないか
 何処にいるのか
誰がいるのか

 今も何 ....
るるるが死んだ
道ばたにひからびて
転がっていた

れれれとろろろは
葬式に行った
そこにはもう
るるるはいなかった

いいやつだったな
いいやつだった
やさしいやつだったな ....
向こうがわによく似合う
それは
眠るまで明日を意識させ
沈んでゆく

畦道
そこここからする鳴き声について話そうと
すっぽりと抜けた数日前の言い訳に
突き動かされ明日を生きる

今 ....
急流に傾く一途に揺れる岩 頷き
少年は片足を乗せ真っ直ぐな視線に耐えていた。
重層な雲に覆われた街の歴史的建造物
白蕗の羽織で啜る軒先茶屋の框
  まるで、ピラミッドから眺めているような視 ....
成就したこの純白、
因果思考の平面航路
切り裂く垂直の力動

響きの思考の感触、

色彩のグラデーション
非論理的にして立体、
平面の静止状態打ち破り

ゆっくりうねり泡立ち
無 ....
清らかさ汚され、
神聖と為り甦る

魔と魔の真ん真ん中、
均衡取りながら覚醒し

光滴 毒づきながら微笑み、
貴女 奔放な調べ流麗な美

わたし知らなかった、

成就したこの純白 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(6672)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
にゅうどうぐも- 本田憲嵩自由詩11*23-9-3
快便な生活(応答風に)- アラガイ ...自由詩6*23-9-3
THE__SMILE_- ひだかた ...自由詩323-9-2
真っ白な一日(新訂)- ひだかた ...自由詩4*23-9-2
音。- ryinx自由詩8*23-9-2
愚者のなかの愚者へ__愚者のなかの愚者へ_- 足立らど ...自由詩3*23-9-2
帰る_(散文詩にしてみました_4)- AB(な ...自由詩6*23-9-1
湧水池- ひだかた ...自由詩5*23-9-1
時代- 渡辺亘自由詩423-9-1
この一日はこの一日- 渡辺亘自由詩123-9-1
防災訓練の日- 足立らど ...短歌3*23-9-1
太陽と戦慄の夏に- ひだかた ...自由詩423-8-31
キツネ- 杉原詠二 ...自由詩3*23-8-30
入道雲- wc自由詩16*23-8-30
THRAK5- ひだかた ...自由詩223-8-30
&- AB(な ...自由詩323-8-30
哀しみを司るたとえ- soft_machine自由詩13*23-8-30
ジョルノ- soft_machine自由詩5*23-8-30
- 本田憲嵩自由詩423-8-29
ノスタルジア- 足立らど ...短歌6*23-8-29
貫かれて- ひだかた ...自由詩223-8-29
帰還(仮)- 足立らど ...自由詩423-8-29
秋のベランダに谺する- soft_machine自由詩7*23-8-29
チンダルのはしご_(散文詩にしてみました_3)- AB(な ...自由詩523-8-29
海の底- ryinx自由詩8*23-8-29
無題です。- wc自由詩623-8-28
付点- wc自由詩523-8-28
不本意な三角形の乱立- アラガイ ...自由詩9*23-8-28
純白2- ひだかた ...自由詩3*23-8-28
純白- ひだかた ...自由詩223-8-28

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