他人のシアワセは嫉妬するだけで
自分のシアワセに変換するなんて
それこそ神業だから

それが出来る人は自分のシアワセを
よほど持て余している人だから

俺から言わせたら
ふざけるな
 ....
よる
あふれる
かなしい
ゆめだけ



あさ
こぼれる
かわいそう
ことばだけ



ひる
みちる
うれしい
ひかりだけ
感覚する、
風の通り道、雨の匂い
そのたび新しい自分がいて
ぼくは大きく手を広げる
この広大な地球の上で
この肉体を抱えながら
笑っている泣いている
すべて愛しい日常些事
一つ一つ噛み ....
文字を知りわが名初めてかみに書く
其れがログインIDと知らずに
結婚して家族持ったら
家が欲しくなってしまった

ローン組んで家を買った
それからローン返済が優先順位一位になった



ローン組んで家を買ったら
生活が地獄になって
前が見えなく ....
おまえは、哺乳類だし、ミトコンドリアと共生してもいる。なるほどお前の予感はこういったものだ。たとい愛は滅んだとしても我々には科学がある、と。
おまえは、おまえが自分の事をおもうほどさほど悪くは無いの ....
ぜんぶかなしい
みようによってはぜんぶがです

メーテルがねむる冥王星のしんとしずまった氷の平原にみんないる
そうしてひとつずつの青白い炎がぼおっと点って
それらはまじわらない

ひどく ....
雲のどよめき艶めき、うふふ 
夕暮れ間近に囁くもの 

出口は入口と延々と
展がる地平に眩む我

水の色開け灰色散らし
流れる流れる、地の果てまでも
あのこは
よいこ
あのこがよいこで無かったら
よかったのにな
めんどくさい
めんどくさい

めんどくさい理屈は役にたたない

お金は沢山欲しい
お金のストック沢山したい

めんどくさい理屈はいらない

美食と美酒
美人と美女

黄金とダ ....
驚いた!
ただただ驚いた


半世紀も前のレンズたちが
突然に

狂ったように
値上がりしていた


久しぶりに
中古市場をのぞいてみたら

値段のケタが
1つ違っている ....
離島に夏がくる
隣の猫は人間になりかかってきた
この忌まわしい季節には
神経節細胞の痛みだけが秩序ある情報なのだ

ぼくの離島は温存されて
真夜中に大陸とひそかに交信する

部屋のAI ....
いつの間にかSNSに取り憑かれ、泥沼に嵌ってしまった
最初は興味本位と暇つぶしだったのに
気づいたら全身どっぷり浸かっていた

いい歳した爺が何やってんだか
人に嘲笑われそうだ

いい歳 ....
冬休みが終わると
みんなお金持ちになっていた

ぼくは仲間外れ

なんでおじさんもおばさんも
いとこもいないの?

わけを聞いても
よくわからないけど

おじいちゃんおばあちゃん ....
死体を埋める場所は昼間に
下見をして決めていた
夜、
スコップを担いで暗闇の中
斜面を
登る 腐葉土
というのだろうか
柔らかい土に足の裏がいくぶん
沈む
懐中電灯に紙の筒を被せた
 ....
孤独である
諦めている、静かに
幸せとか不幸せとか

ただ驚くのだ、
世界に自分に詩に一日に

オドロキは転がっているから
至るところに

オノレが在る、セカイが在る
光の一閃、 ....
別に慌ててシアワセをさがしまわる必要はないだろう
滅多に見つからないだろう

繁華街のくらやみに売ってる筈もないし
電信柱にぶら下がってる訳でもないし

自転車の荷台に乗っかて高速道路走り ....
なんか書くと
みんな自分よりよくものを知っていて考えてもいます
なんかを書くとだからのこるのは
こんなでも書かせてもらえるのだなあということだ
うわべを撫でてるだけのは見抜かれてしまい
泡銭 ....
母親のお腹の中では胎児だった私は
待機期間をじっと待って
晴れて産道を通り抜けた日の事は
記憶の黒板に何も書かれてなかった

果たして私の記憶の黒板に
最初の文字が書かれたのはいつなのか
 ....
連日連夜
不安にむしばまれてる

しかも
それは得体の知れない不安だ

私の家には狭い庭しかなかった
庭には花一つ植えてない

とは言え
私の頭の中は至ってお花畑である

お花 ....
真夜中が近づいている
ゆるやかな風が吹いている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続く
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た紫陽花の群落が
今頃青く光っている
風は優し ....
優しく意識が広がるから
道行く人の顔は微笑む

光の夏が近づいて
揺れる青空は遥か霞み

優しく意識が溶けるから
見慣れた街は異郷となる
その夜私は心地良さに誘われ近くの公園をぶらついた
二十歳になったばかりだった

奥まった先のベンチには品の良い老人がひとり
横に立つ街灯の光に暗闇からほんのり浮かんでいる

よく見ると少し ....
いつかよんだ
すてきなしょもつのなかの
どこか
いこくのひろばには
しゅろのきと
みなみかぜと
なみのおとがありました
だれかさんは
ひとりぽっち
そして
まんげつでした
さあ
 ....
アンパンマンが凄いことは
分かった
わかったから少し黙っていてほしい
きみに言っているんじゃない
やけをおこしかけてるこの人生を
たしなめたいんだ

きみはいつも誤解するね
尤も
誤 ....
最近の扇風機は
とても安い

もう一台あってもいいかな
と思って買った

電源を入れてみて
風量が少ないと感じ

3段階あるなかの
最高にしても

音がうるさい割に
風量はそ ....
だれにだって好もしいものはある
それをつまんでちっちゃな卓に載せ
しげしげと眺めてみればいい
むこうだっておんなじことをするだろう

そのとき
好もしいものをえらぶとき
虚飾は無しだ
 ....
我慢し過ぎるというこれも眠りには良くないようだ。 失意は立案の乏しさを今さら悔やんでも仕方ないのだが、委ねた事への憤りはいまだに収まらない。 もう少し道幅を広く取ればよかったとか、遠慮してカーポー .... とたんにきみはきみが綱のうえにいるのをしる
そういうのを
場面暗転というんだ

ヒマラヤのてっぺんに打ちつけられた杭があり
その杭からとおく伸びる綱の一閃
その綱はオリンポス山の頂に穿たれ ....
明るい青い空が広がっている
陽射しは銀に眩めいて
照らす街は浮き立って
在ること、在ること
不思議な時
アイスコーヒーを啜っている
わたしが今此処に居る
田中宏輔さんのおすすめリスト(5216)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
他人のシアワセを- こたきひ ...自由詩321-6-17
一日- ひだかた ...自由詩721-6-16
風の通り道、雨の匂い- ひだかた ...自由詩721-6-16
ただ読んでいるだけと思っていたのに。既に参加していたなんて、 ...- 足立らど ...短歌321-6-16
家が欲しくなって- こたきひ ...自由詩421-6-16
そう悪くない事を忘れるな- 道草次郎自由詩421-6-16
メーテルがねむる冥王星のしんとしずまった氷の平原に- 道草次郎自由詩221-6-16
均衡- ひだかた ...自由詩621-6-15
ひとのまえでものが言えなくなった、いつからか。- 道草次郎自由詩421-6-15
めんどくさい- こたきひ ...自由詩321-6-15
さすがライカのレンズ- st自由詩221-6-14
離島の夏- 梅昆布茶自由詩2121-6-14
SNSに取り憑かれ- こたきひ ...自由詩321-6-13
いとこ- TwoRivers自由詩9*21-6-13
事情- ゼッケン自由詩121-6-13
光の一閃、突き抜ける青- ひだかた ...自由詩721-6-13
シアワセってなんだろう- こたきひ ...自由詩221-6-13
でわでわ- 道草次郎自由詩221-6-12
世が明けてくる- こたきひ ...自由詩321-6-12
連日連夜- こたきひ ...自由詩221-6-12
夜の意識- ひだかた ...自由詩621-6-11
優しい午後- ひだかた ...自由詩8*21-6-11
ある晴れた日に- 宣井龍人自由詩6*21-6-11
おまえはいつかおもいだすはず、あれらたくさんのものがたりを- 道草次郎自由詩321-6-10
ほんとうだね、アンパンマンはほんとうに凄いよ- 道草次郎自由詩321-6-10
昭和の扇風機- st自由詩321-6-10
だれにだって好もしいものはある、さあ- 道草次郎自由詩321-6-10
にんにく- アラガイ ...自由詩8*21-6-8
気が付いたら綱渡りをしていたことを思いだした、ひとりで- 道草次郎自由詩921-6-7
イートインにて- ひだかた ...自由詩6*21-6-7

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