朝に、
緻密に絡まり合う
力動の
自己意識持つ
黄金の
おもちゃ箱
創りつつ
アパートの部屋、外に出れば
とどろきの宇宙大河
意味を凌駕し垂直に流れ
盛んな響き輝き ....
そうだ。1995年3月のあの日。缶コーヒーを買いに外にでたら、ボロ車に乗ったフリージャーナリストみたいなだらしない男が私の姿を見つけて「無修正のエロ本買いませんか?」と声をかけてきた。気持ち悪かった。 ....
時間、凝縮され
空間と為り
展開される 一瞬にして
その瞬間、瞬間 ソノ強度永劫に
わたし今生かされて在り
あらゆる意味規定
逸脱し破壊していく
創造する力動、
無意味の実在実 ....
遠い地平に雨は降る
逃れいく貴女の声に
憧れ募りひざまづく
この世の果て夜の底、
あの深遠な声の淵
人は産まれ生き
去ってはまた産まれ来る
それぞれが自ら造り出した
苛烈な運命を背 ....
一切の耳鳴り幻聴
停止し消えた束の間に
静かさに包まれ
遠き遠かさ
夜闇の底、
懐かしき声の言ノ葉ヒビキ
未知未来から木霊する。
台所を独壇場にする、
梅干しよりも止めどない、
はるかに暴虐的な唾液の滝、ほとんど果汁にも紛うほどに、
強烈な、そのかおり、
それでいて、
主役の実力を才能以上に引きだす、きわめて個性的で有 ....
味わいに
静かさ奥行き
感じる我、
其処に
静かさト遠さ 在りと。
静かさ遠さ、
〉とおさしずかさ〈
今に在ります
これ、微妙な感性の震え
只今捉えがたく一つに在り。
アフターダーク 影は踊るよ
張り詰めた宙 小声で歌うよ
月 星 現れ 宇宙 火花 生まれ
暗くなってゆく 本当の内証…
天高く月が昇ります 白銀の女王よ
夜の風景に溶けてゆく呪 ....
転覆してしまった
砕氷船は
海のど真ん中
沈んでいくよ沈んでいくよ
孔雀と戯れている少女の言う
夜陰の街並みを
大勢の南国の人々
ぞろぞろ歩む一方向に
あれは何?と少女に尋 ....
孤独、
寄る辺なき
魂の
力と化し、
進む
みちは
とおいとおい
ひらかれた
こころ
言祝ぎ
ぼくはいくよ、
とおくとおく。
退廃的な茶色い風景は一掃され、どこも白いベールに覆われている。嘘のような本当の話、のような風景がある。
雪にまつわること。たくさんあり過ぎて語れないほど。雪を心待ちした青年期、悩まされた中年 ....
昨夜の飯はおろしそばに納豆と生卵で腸内善玉菌が喜んでいます。可哀想な人達に生命エネルギーが注ぎ込まれてきたのは否応なくわかるんだけど、可哀想じゃない人達が痩せていって良いんじゃ、本末転倒だね。
....
引き裂き叩き付ける
〉ひたすら進行する時を〈
タタキツケヒキサク垂直瞬間、確かに在りて
光の帯を巻き舞い上がり舞い降りて
漆黒へ降り注ぐ 静やか光の動乱
闇が覆うのだ、
いずれ闇に ....
時蝿はむれたがるなり魚の「し」おいしさなのかなおいしさかな
犬姫と接点のないベルゼブブ「地獄で逢おう」高笑いして
時蝿は矢の如し刻を経て生まれ変わって逢えた令和に
誰か知る二人だけし ....
すってんころりん
こりゃこりゃこりゃ
こんがらがってからまって
待て、待て、待て!
ソレを不断に追いかける
ソレはコレ
コレはソレ
右に伸び行く直線は
ハッと左から還って来る
....
仄かに明るいこの冬日
雪は遠くで降っていて
陶然と一陽に木霊する
数千数億の銀河の渦が
降ってくるよなこの今に、
艶めく若芽の燃え出づる
未知なる時を紡ぎ出し
感覚を越えて ....
減量中なのでとても持て余してしまう。ような。平日の合間に棚から牡丹餅のように挟まれた、けれどなんにもない、そんな祝日には、少しだけとおくにある鶴の村の露天風呂へと向かう。プラスティックの日常とはちがう ....
清流の透明な
流れ暗い森影に
包まれ やがて岩の間、
大きな青みがかった白魚
うっすらその身くねらせ現れ
宇宙の刻印押され
魂の鳴る
霊性の森は遥か彼方
地球に根付く肉体行使し ....
さっさっさっさっ
とんとんとん
かちゃっ
ぱたん
つうつっ て
ぎょろり
ひゃあ
うっ ぐっ
とん
とんとんとん
さっささっさっ
きゅぅうう
ばたん
....
孤児院の社会を知らぬ子供らは大人たちより世間を知るし
*
inkweaver
孤児院で育った子供たちは、しばしば大人たちよりも早く世間の厳しさや現実を知ることがあります。
らどみ
....
煌めき音響
コバルトブルー
響の色彩うねり
艶めき貫流する
冷える肉に
熱、熱を感じ
柔ら鮮やか
意識の開く
ひたすらな静かさのうち
雪降る世の あり
ゆるりとした鼓動のうち
....
ひとりは
紙飛行機からはばたいて
そらからひろがれよ野原
駅や車や自転車や花や人の夕暮れを
川面が反射する
いつかどこかに帰りたいように
単線切符240円
缶ジュース3本分で
買えると ....
貴女の瞳の
奥底から湧く光、
わたしを私たらしめる
この世界の根源なす言ノ葉
やわらいで此処を生きる日々、
貴女に近づきゆく行為なりと
宙空に伸びる細い板橋渡り進む
眼下には ....
夜、路地裏の、暗がりを、
口に咥えられた、折れた刀身のように、
青白くひかる、
狼のように、一目散に駆け抜けていった、
黒猫、太刀魚、青い月、
濡れている
重なり合う水滴に
私たち濡れて居る
純白の 間合いヒビキ
哀しみを透明に包み込み
濡れている
透明な火をかざし
水滴の私 水滴の貴女
覗き込む水流の源 泉の ....
無限に向かって
矢を放つ
はらはら
落ち葉の舞い散る最中、
すっとずんと魂の力込め
*
水である
ただ水で在り
溢れ出る水流
源の力、
泉という無限
....
宙空の水の色、
無限のひろがり
それぞれの人生を抱え
街行く人、人、人
無限のひろがり
その微妙に震え降る
誰一人気付く者無く
*
殺し合い続く、
この世界に ....
夢の入り口で出逢った天使たち
美しい雨音で世界は充ちて
意識の空白を雨が濡らす
今日一日の黄昏に
天使たちの翼に乗って
雨音の響きに入る時、
遠い声が聴こえて来る
遠い声 ....
そのむかし平和の庭に咲く無名花を摘んで弔う兵士ひとり
草の匂いが
立ちこめた
朝の風景に
子の姿はなく
悩みもなく
ねむの木に
日々の水をやり
和平の燈篭は
無名花 ....
そのむかし平和の庭に咲く無名花を摘んで弔う兵士ひとり
田中宏輔さんのおすすめリスト
(6681)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おもちゃ箱2(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3*
23-11-29
2023年11月29日_だらしない男の話しから
-
足立らど ...
散文(批評 ...
3*
23-11-29
詩想41〇ヒビキ〈音楽〉*について、五行歌借り
-
ひだかた ...
自由詩
2
23-11-28
声の淵
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-28
詩想40〇声のヒビキ
-
ひだかた ...
自由詩
2
23-11-27
檸檬
-
本田憲嵩
自由詩
9
23-11-27
詩想39〇しずかさとおさ、五行歌借り
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-11-26
(翻訳詩)アフターダーク
-
足立らど ...
自由詩
9*
23-11-26
深紅のスカート
-
ひだかた ...
自由詩
6*
23-11-26
言祝ぎ
-
ひだかた ...
自由詩
3*
23-11-26
冬を旅するために
-
山人
自由詩
6*
23-11-26
2023年11月26日のAIとの会話ログ
-
足立らど ...
散文(批評 ...
2
23-11-26
詩想38〇前提としての〈死〉に_五行歌、借り*(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-25
犬姫_四首
-
足立らど ...
短歌
1
23-11-25
詩想37、五行歌借り(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-24
未知
-
ひだかた ...
自由詩
2*
23-11-24
勤労感謝の夕日
-
本田憲嵩
自由詩
2
23-11-23
意識の光景9、五行歌借り(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-23
無のうた
-
ひだかた ...
自由詩
2*
23-11-23
孤児院
-
足立らど ...
散文(批評 ...
2*
23-11-23
無限の眼(新訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3*
23-11-22
単線
-
wc
自由詩
4*
23-11-21
この夜の断章3
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-21
冬刀魚
-
本田憲嵩
自由詩
4
23-11-20
源流
-
ひだかた ...
自由詩
2*
23-11-20
五行歌、無限鳴る泉に〇水と泉
-
ひだかた ...
自由詩
2
23-11-19
詩想36
-
ひだかた ...
自由詩
2
23-11-19
黄昏の天使たち
-
ひだかた ...
自由詩
3
23-11-19
#無名花(究極Q太郎さんのXへの返詩として)
-
足立らど ...
自由詩
5
23-11-19
2023年11月19日日曜日朝のうた_#無名花
-
足立らど ...
短歌
3
23-11-19
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