せいいっぱい
ひろがる
芽はあっても
根がないから
今かぎり

句点から
明日の月が
めのまえで欠けていく

せわしく点滅する
一小節を
線で結んで
とぎれた先は
少し ....
たゆたう
エメラルドに
我 足跡残し、

ここはヒビキのウチュウ
羞恥モガキ夢現れ暴かれ
鮮明なストーリーの内に
オノレのウチュウの罪跡

執拗浮かび上がり ユメに、

想わず斬 ....
たなびく雲間から
陽射しの降り注ぎ
路傍の花群れ、
花枯れ結実
無数実の緑、 
照り輝き艶めく

生まれる生まれる次々生まれる
ああなんてこと、
途絶える事なきこの生成
照り輝 ....
バチ当たる 罰が下ると言われても
無二歳 無碍にする
仏様だろう 神様だろうが
当たるも八卦当たらぬも八卦
知ったことではない托鉢の植木鉢
銭をくだされ世阿弥様
信じるには価しないよ  ....
脈動、日々の路傍の花の群れ
光の響き、ひたすらひたむき

 (この世界の平面を踊り明かせ!
 垂直の次元を生き意識する為。)

路傍の花群れ、枯れ無数緑の実
響きの光の響、意 ....
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥食 
                  無目 
                              ‥‥‥‥‥‥‥論点
奇数‥‥‥‥ 溺れかけて浮い ....
 そろそろこの町を出ていこうと思う

   もうそんな時期なのかい

 うん 吐く息がさ

   そう 秋だからな

 吸う息とだいぶ違ってきたから

   思いのほか早かったな
 ....
ステアされた初々しい愛が
縦長のコリンズグラスに注がれる
細身のジレを着た男は、
水滴を纏った美しい緋色の儚い愛を
「どうぞ」
と言って、ボクの目の前に置いた

冷えたグラスの縁には
 ....
結局のところ、たぶん詩は量より質である。
2023年9月11日月曜日朝

月曜日から怠い。昨日は20時間くらいの睡眠時間なので
睡眠不足とはいっていられないから生活病だかなんだか
手遅れ ....
深まるにつれて、
透きとおってゆく、
ちいさな、
白い水晶の房をつけた、
きみの髪にも飾りたい、
むすうに秋の野原をかざる、
あかるい大地の、
かんざし、
赤トンボたちが飛んでいる、
 ....
骨組み崩れ剥き出しになる太陽の裸体、
烈火の破裂に意識の純度の澄み渡り

ひたすら唯物のこの世という幻、
花咲く野辺の色褪せ枯れ果て
不可知のまま力動の思考あの世、
盲目のまま入れば
香 ....
 わたしからあかんべ

 あなたからは木の葉

 たからもの 小指ではさみ

 あたたかな秋の 空へかえそう

 うたたねしながら

 ときどき見てる

 からみぐあい

 ....
赤いサソリ留まるソーセージのような壺の取っ手
真っ暗な闇にくすんだ黄の満月が貼り付いて居る
笑う眼の無い石膏像は此処には居ない誰かを迎え
無数の青白い小さな尖った花達の足下に散らばる

 ゆ ....
ぎらぎらと陽が照っている
草木が緑に燃えている
世界のゆらゆらと揺れている

折しも二匹の紋白蝶が
絡み交わり輪を描き
白々と視界を過っていく

何処まで辿り着けるだろう?
自ら生き ....
 街のひろがりを映した 水たまりの空が 
 土に吸いこまれてゆく ゆっくりと
 ちぎれる雲と太陽 深い青を
 夕暮れを待たず その透明を失わせ

 風に押し上げられた 鳥たちの翼が
 噴水 ....
 きみにあげた 乾いた骨は
 ある深さの空で生まれ
 漂っていたのだと思う 低い声で 細い管で
 貪る世界から すこし離れていたかった
 喉の重みからぬき出した小骨

 きみにあげられない ....
ワゴン車の室内(扉は開いている)

ディレクター
「鶴瓶さん、鶴瓶さん、今日はとびこみという設定で、ゲストは秘密にしておきますので、よろしく、」
鶴瓶
「誰や?」
ディレクター
「だ ....
漆黒の三角、
漆黒の円に接近し
触れようとする

瞬間、

無限に 未来へと伸び過去から還って来る
こと夢見がちに覚醒しながら想い

漆黒の三角、

漆黒の円
その、
余りの ....
 !と?喧嘩して=で振り返れば諦めもつくの

洗濯機の下から水があふれ出してきて
ホースが切れたのかと思えば流し口に糸屑がたまっていただけ
わたしが馬鹿だから気づくのも遅かったんだ。

 ....
(時に何かがわたしを訪れ
私という自我の内なる現実、
創造する力動の核に触れ残響させ)


ターコイズブルーの湖、三つ
ねっとりと動かず
こんもり黒々とした山々の頂きに
ぽっかり ひっ ....
生まれてから死ぬまでしんがりの人生を
自分1人で噛みしめて酒の肴にもう一杯
藤棚をみて終わりにしたい

そう思いながら隣の庭が消えてしまう

積み置かれた状況 不要物 

必要なものだけを鞄に詰め込んで

きみは何処へ行くというのか

即興で書いている ....
雨が用意されている
雨は、いつも用意されていた
夏の終わりに
情けなく溶けだした
アスファルトの上に
生き延びた午後の渇きに
焼き場の長い煙突に
ひとすじの
細く白い煙に
(鉄の塊
 ....
{引用=

眠る街 .

何時でもそこに在る  .

夜明けの灯り
はすぐそばに               .. …
港に漂着する
まで .


 ____ _ _  ....
巨大緻密な力動の圧倒、
この意識の深み抉り蠢く

水の谷間に沈み浮かび、

隠された象徴の意図PLAN担いて。
明るむ明るむ意識の視界に
黒く野太い対角線の衝撃、
赤々輝く太陽の残響、

走る閃光の時空切り裂き

粉々に粉砕された私の独り立つ。
 余った腕は力を脱いて 指をかるく握る
 人さし指だけすこし立てて
 みぎ足 引いてひだりはそのまま
 そう ずらした軸を忘れないで
 鏡 ここに置いておくから

 そこで足を組むならもっ ....
大谷が怪我をした
大谷はピッチャーでバッターで
それ以外の時代だった
呑気なフライトの途中にも
大谷は古典のように鉾盾
野球のようにベースボールしていた
横浜ベイブルース
そんなときにも ....
わたしはふるさと
私が還るべき処

ワタシ、

私は私の故郷 ぎゅっとぎゅっと抱き締めて

 (彼女は子を産めない、
 凛として涼やかに
 冷徹威厳の匂い
 柔らか漂わせ
 石女 ....
花々よ花々よ、咲き乱れお前たち
紫に白にいよいよ群れなし沸き起こる
それら命の躍動広がる貪欲な光の放熱

わたしには未だ未だわからない、

咲き乱れるお前達という象徴

そのひそやか秘 ....
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