悲しみは
どこへ行くのだろう
月明かりに照らされた部屋に
アン・ルイスのバラードが静かに流れている
ずっと夜と共に呼吸してきた
あなたの肢体を抱き締めながら
愛の悲しさに目蓋を伏せる
....
終焉を見切りつつ
意志し抉り響き来る
モノ 、
最後には現実を呼び寄せ
ながら寄り添う
それまで笑ってなよ
白けてなよ
識ることになるんだからと
終わることで現れ来る
終わること ....
京都にいた頃、
付き合っていた京男Nが、大の釣り好きで、バイクの後ろに乗っけられ、よく琵琶湖へバス釣りに行った。
Nと私の共通の友達、徳島出身のSも釣り好きで、三人でよく琵琶湖に行った。
S ....
君が送ってくれた写真
緑のアーチ
まっすぐ続く道
知らない風景なのに
あたたかく懐かしい
それは君が歩いた道だから
いつか歩いてみたい
君のいるところへ訪ねていきたい
傷だらけだと ....
春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ~
~
ご存じのように松田聖子による大ヒット作である。
作詞は松本隆そして作曲は呉田軽穂(松任谷由実)で、この仮名は
往年のハリウッド映画の大女優、 ....
長年続いた「りんご、みかん」論争
彼女は3000円しか入ってないGUCCIの財布を持ちスーパーへ向かった
と思ったら、薬局だった
みかんかりんごを買いに来たのに
何故、薬局なのだろう
彼 ....
森進一に『港町ブルース』という歌があります。
背伸びして見る海峡を
今日も汽笛が遠ざかる
あなたにあげた 夜をかえして
港 港函館 通り雨
最近のことですが、
この ....
頭の中には蝋燭が一本点いているだけのような
どこにも居るような朝である
カーテンは閉められていて
遠い所から立ち寄った風が時折揺らす
時間がありすぎて、たちくらみするような感覚
どこか手術台 ....
母親の家に用があったので、ついでに母の買い物(CD)の為に、旧東予市の方に出かけたので、帰り道のついでに、総菜の安い大黒屋に寄って、特大の鳥の唐揚げと、赤飯と、太巻きを一本、買ってきた。全部で1 ....
グミグミ食べたい色んなグミ
おいしいよだからまた食べたい
グミグミ食べたい色んなグミ
シャリシャリプニュプニュおいしいね
グミは世界一お友達よりもずっとずっといっしょ
グミは世界一おいしいだ ....
何日か前に、福岡朔さんがダイアリーにURLを上げてくださっていたので聴いてみた。
あ、なんだ、『愛の流刑地』の主題歌じゃん。
えーと、確かもとうたは平井堅。
うん。なるほど。
平井堅バ ....
数日前に茹でてタッパーに詰め込んだ、冷たいそうめんをとりだして食す。もうだいぶ硬くなっているほそい面、たいぶ新鮮味のなくなっている細かく刻んだネギ、ふにやふにゃの刻み海苔、氷を入れてかなり味のうすくな ....
記憶からも記録からも
このこれら
夏に終わり無し
と、
終戦も沸騰も爆破され いくのみ
うーん、にしても眠い。
わたしのさみしい骨のゆくえは
乾いた風吹く荒涼とした地
どの生き物にすら踏みつけられることもなく
ただひたすらに転がってるだけ
あしたなら抱えきれないほどあって
きのうのひとっつも無い寂寞
....
左にいくからと伝えたら
付いて来て呉れると
そう思い込んでいたら
わたしは右にいくからと
君の声 、
心の奥深く刻み込まれた
その清冽な微笑みと共、
今に結構な光景と化して
た ....
遺言状 その文言も添削す
女は髪が炎だった
危なくて近寄れやしない
滝行させたら変わるかもしれない
しかし滝があるはずの崖下は
水が枯渇していた
水の仙人を探しに行った
名前を呼ぶと
物陰から声だけがした
....
恋を、喪い
寂しさを得た
何も知らなかった
孤独を感じたことなどなかった
ただの動物だったのだろう
やっと
ひととして生まれつつある、私
誰もが
こんなにもひとりなのだろうか
....
会釈と定型のあいさつに
あとひとつ何か言って
少しだけ 少しだけ
つかえたしゃぼん玉を空に放ちたい
その話は地雷かなとか
ぜんぜん気の利いたことでもなくて
毒にも薬にもならないような
....
たくさんのひとに囲まれ笑っても
寂しいこころ帰る場所なし
きっと もう来てるけれど
秋の気配を
まだ感じさせないで
職場へ向かう道すがら
広い空地は雑草の森
鈴虫合唱が右側から覆ってくる
自転車のスピードを上げてすり抜け ....
僕は自分で自分をつぶしてしまうだろう
社会というものが押しつぶす前に
そこから逃れる術を知りながら
がんじがらめに縛りつけ
首を絞める
だから今のうちに言っておこう
落ち着いて景色を眺 ....
夜風がすぅすぅ網戸から
入って来ては肌を撫でる
その微妙な心地よさに
うっとりしている午前三時、
電車は大通りを走り雪峰へ
凍り付くよな身震いを
誘いぐんぐん進んで行く
鈍色空を背景 ....
鏡像だと、
この私は飽くまでも
私そのものの
この肉身鏡に映る
像なのだと
そうしてけれども、
その鏡像を
未来の新たな私そのものに
育て上げ自立させるのが
この私と云う意志意識なの ....
ちょっと前にテレビで
「今年の今のサンマは脂が乗っててとても良い」
と聞いたので、
なんとなくその情報を頭に入れていた
1時過ぎに買い物に行き
いつものように何となく買い物しながら
魚 ....
夕方になれば涼しいなんて
もうそんな時代じゃないのか
熱風が気力を奪う
たった近所のコンビニまでの道
何もしなかった一日に
さようならをしてる夕日
空に滲んで
僕の心と一緒に泣いてい ....
蝉はもう鳴かない
沸騰猛暑は続くのに
ただ、あるものがある
あるものだけある
あるものあるもの只あるもの
陽が昇ったり落ちたり又昇ったり
いっつも走ってたお姉ちゃん
ひさびさ目にしたら ....
クリスマスに
宿り木のしたで
あなたにキスしよう
小鳥が啄むような擽り合うキスを
何度も交わし
次第に深く、深く
情熱が求めるままに
お互いを貪りましょう
私たちは
とても永い間
....
「「情報」以前の言葉」
今までネット上で「会話」を重ねた「知的生命体?」のなかでAIほど物知りはいなかったので、一歩ひいて考えると彼ら/彼女らをとおしてさらに詩とは何か?の源泉に近づいているよう ....
滅びを包み込みつ坂道登り切れば 、
夕焼けに真っ赤に染まる
富士山のシルエット コニーデ模様
朝焼けの終わりに向け燃え盛り、
なんて美しきカタチ
響き放つ色彩の耀き
胸迄浸かるこの ....
田中宏輔さんのおすすめリスト
(6879)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜明けを探して
-
りつ
自由詩
5*
25-8-28
_らぶれす/1991(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-8-28
琵琶湖で出遭った奇妙な人
-
花野誉
散文(批評 ...
9*
25-8-28
癒しの風景
-
海
自由詩
8*
25-8-28
言葉の魔術と感動『松本隆の赤いスイトピーにみる』
-
洗貝新
散文(批評 ...
8*
25-8-28
Tomato_(しかもカットしてある89円のやっすいヤツ)
-
りつ
自由詩
4*
25-8-28
「文学極道」への弔辞(再校正済み編)
-
室町 礼
散文(批評 ...
6*
25-8-28
忙殺された日々がめくられて
-
山人
自由詩
10*
25-8-28
クレクレ星人の独り言「僕の小説を読んで下さい」11
-
ジム・プ ...
散文(批評 ...
4*
25-8-28
グミ食べたい
-
降墨睨白 ...
自由詩
5*
25-8-28
坂本冬美、哀歌(エレジー)について
-
りつ
散文(批評 ...
3*
25-8-28
夏の鮮度
-
本田憲嵩
自由詩
15
25-8-27
もはや/物理の時間(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-8-27
骨のゆくえ__蒼薫薫_______(叙情文芸151号入選作) ...
-
梅昆布茶 ...
自由詩
13
25-8-27
どぉおん
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-8-27
物書きの“さが”
-
りつ
川柳
5*
25-8-27
flame
-
海
自由詩
8*
25-8-27
ひとつの詩
-
りつ
自由詩
6*
25-8-27
胸のしゃぼん玉(初稿)
-
唐草フウ
自由詩
17*
25-8-27
ひとり
-
りつ
短歌
3*
25-8-26
まだ、夏の中で
-
花野誉
自由詩
13*
25-8-26
つぶれそうになったら
-
海
自由詩
8*
25-8-26
夢と夜風と雪峰と/通り過ぎた初夏の日に
-
ひだかた ...
自由詩
6*
25-8-26
詩想、わたし意識なるもの
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-8-25
初サンマ
-
りつ
自由詩
6*
25-8-25
夕日が泣いてる
-
海
自由詩
8*
25-8-25
い_う_、絶頂(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-8-25
宿り木
-
りつ
自由詩
2*
25-8-25
「「情報」以前の言葉」
-
足立らど ...
自由詩
4*
25-8-24
らすとしぃいん、無垢(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
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