138億光年の孤独
ひだかたけし

同心円の瞳孔
三角の弛緩した筋肉
血液と神経と
共感と反感、
眼 形造り

中庸を維持しながら
感性の異常な高揚を、

広大無辺の水色
柔らかな硬さに

合体させ溶かして

溶けて蕩け

孤独に覚醒し



自由詩 138億光年の孤独 Copyright ひだかたけし 2023-07-17 17:10:28
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