咲いてました

満開に

取り立てて
感動はありません

櫻は咲くよりも
散る時が美しい

それは当たり前の
感動なのかも知れません

死ぬのは
人並みに怖いです

 ....
醤油の{ルビ醪=もろみ}が香る港街
岸壁の夜に出没する屋台の中華そば

秘密のスープを覗き込むと

豚骨、丸鶏、ソウダ節、かつお節、
煮干し、長ねぎ、玉ねぎ、昆布、干しシイタケ

出汁 ....
今年彼女は桜をみることはない

大学病院のICUに閉じ込められ
チューブや配線にグルグルと巻かれ
モニターの画面に規則正しい波形が映る

何が悪かったのか誰にもわからない
本当のことは
 ....
エメラルドと石
銀箔の輝き
私は知らない、
無限の時をゆく
煌めき唸り
石とエメラルド

誕生から死へ、死から誕生へ
そして新た誕生から死へ

  断崖絶壁に立ち

浮かび来る ....
自分を
いったん
壊す そして
再構築しよう
生(せい)を進めるために



足るを知る
というのも
出来るだけしか
出来ないな
でも十分だろ



どの道
進む ....
別れを
思う私の
青空は
青く青く
晴れわたるばかりで、
青空を
じっと見つめると
青空の静けさは
このこころにしみてくる
しみてくるう
あはは
どの道死ねる私の
未来は輝くば ....
こころや
思いが
あっての
物事だと思う。
あなたへ ありがとうさま
あやうい花のいのちも誇らしげに
青に浮かぶ梢の淡い紅の清らかさよ
そよぐ風に花は揺蕩い、
霞に煙る吉野を見渡せば、一目千本
賑やかに咲き、忽ちに散る花の錦、
散る道の風情はいつしか夢へとつづ ....
阿吽の呼吸をふたつに割ったら生まれた桃太郎は
詩人は偶然と必然との曖昧なシャボン玉の表面で
立ち回っていました。

さてはて仲間はやってくるのでしょうか









 ....
彼女は桜の咲く夜に死を選んだ

とっておきのワンピースを着て

美しくあの世に逝こうと願った

200錠の薬を琥珀色とともに

サイレンが鳴り{ルビ生命=いのち}は留まった
私の頭の中のかわいい小虫

私の水たまりにぬれた太陽で游ぐ小虫

固い脳の幹がこんなにも目を詰んでは

住めなくなると申し訳なさそうな小虫たち

雷に撃たれた電信柱の記録

なんと ....
倍音、光となり
響き合い
清澄な水流の
激す時、
永劫の大洋
奏で出す

 ヒビキ、
  思惟の響き
   声と声の響き合い
    光となる倍音
     響き合う愛

  ....

在るところに
影はできる
当然の物事が
むずかしい世



光は
光か
闇は
闇か
物は考えようですね



遠い
輝く雲は
私を置いてゆくが、
希望は
 ....
空が紅く暗かった
ヤマタノオロチが来るというので
みんな防空壕の中で息をひそめた
ぼくは写真を撮りたいと思ったので
カメラをぶら下げて
街に出かけた
ヤマタノオロチはキングギドラだった
 ....
人と共に
失われていく
風習
しかし 人のこころは
今もここにある



首無し地蔵の
赤い布
赤には
魔除けなどの
意味がある



村を
見守る
首無し地蔵 ....
{引用=




あの日 ぼくは くうきの なかに
浮かんで いました、


次第に 浮かぶのに
つかれる ように なりました

(なった のかも しれません)


その ....
おピンク色に恥じらう
シャイな豚のこころはよう、
塩で揉んでヌメリを洗って
筋を剥がして切って、刻んで
ニンニク醤油にしばらく浸けて
ちゃーんと竹串に刺してだあ、
骨董モンの長火鉢でよォ、 ....
光の視界を
人、人、人、
昇ったり降りたり
ドテラ姿のおじさん
また会ったね、ハローハロー



人、それぞれに
日常の場で非日常の場で
活動し創造しながら
それぞれの可能性と限 ....
光り帯びる
銀海原を遊ぶ
子らの笑い声

 生まれたての現に

触れては更に歓び深く
生動スルこの瞬く瞬間、

 垂直貫く永久のイノチ

笑う咲う、
光帯びる銀海原を
遊ぶ子 ....
静かに
狂う私の
闇を聴くと
小鬼の無邪気な
笑い声
うちの
わんこに
ほっこりだ
いのちの
かわいらしさ



雪国の
残雪は
すこしずつ解けるので、
すこしずつ春になっていく
すこしずつ命が芽吹きます
磯野波平に良く似た教授は
ステテコにラクダの腹巻姿
団扇をパタパタと仰いで

トリスタンの加速器に行ってみるかい?

はい 是非とも!

では
このカウンターを胸に付けて放射能を測定 ....
ぽっかり次々生々し
顔顔顔、 
瞑目意識視界に現れ在り
オマエ誰なんだ?
問う私、
先ず誰なんだ?と
ひとつ思惟の
至高の浜辺に打ち上げられ
蠕動す、閃光す、 
永劫の余韻響かせ
鎮まりゆくヒビキひとつ

 打ち寄せる波間のオノレ偲び

波乱の終着に、

至高の浜辺涙で濡らし。
誤解を承知でいえば、僕は誤解して欲しいから話す。たくさん誤解して欲しくて
たくさん話すのです。ちゃんとの理解なんて求めてない。僕も沢山たくさん誤解
するし。誤解しながらどれかひとつ本当の貴方にいつ ....
わかりたくて
わからなくて
ふたりうつむいた
残像は静止したまま
スイッチを手探る


さくら咲く公園で
泣いたきみ
だきしめ
だきしめられた
黒曜の夜


ひたすらに
 ....
ひっくり返りびっくらこ
微妙に確かに変わりゆく
男になったり女になったり
意識の野辺に輝き咲き開く
アナタという顔ノ美しき




破裂スル
時の間に間に
ぽっかりこ
魔と魔の ....
つばめさんたちがもう
町には来ている
次の季節に
私も
移ろう



雪解け水で
激流に変わった川
その音が
私のこころの奥では
しんとしている光



指に
み ....
月光に
のっぴきならぬ
私は
私の悪を見つめると
だいじょうぶだよと小鬼がささやく
師匠が言ったことを思い出す

若いということはバカなこと だと…

何故ぼくはこの歳になってもバカなのか

大切な珠玉をアスファルトに叩きつけ

深い傷を負わせた

それは自分を傷 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(5216)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 原田たけ ...自由詩424-4-7
中華そば- レタス自由詩5*24-4-6
花曇り- レタス自由詩6*24-4-6
ループ、一見- ひだかた ...自由詩4*24-4-6
※五行歌_三首「生(せい)を進めるために」- こしごえ自由詩6*24-4-6
空高く鳥は飛んでゆく- こしごえ自由詩5*24-4-6
※五行歌「あなたへ_ありがとうさま」- こしごえ自由詩3*24-4-6
サクラ- atsuchan69自由詩9*24-4-6
未来から_始まる絵本_001- 足立らど ...自由詩3*24-4-6
五行歌_一首- レタス自由詩4*24-4-5
わたしの小むし- soft_machine自由詩8*24-4-5
ヒビキ- ひだかた ...自由詩4*24-4-5
※五行歌_三首「光は_光か」- こしごえ自由詩3*24-4-5
【夢の欠片】紅い空- レタス自由詩3*24-4-5
※五行歌_三首「しかし_人のこころは_今もここにある」- こしごえ自由詩3+*24-4-5
あの日- ryinx自由詩824-4-5
豚のこころ- atsuchan69自由詩5+*24-4-4
五行歌、ハローハロー- ひだかた ...自由詩4*24-4-4
ドミナンテ- ひだかた ...自由詩224-4-4
※五行歌「小鬼の無邪気な_笑い声」- こしごえ自由詩8*24-4-4
※五行歌_二首「いのちの_かわいらしさ」- こしごえ自由詩3*24-4-4
高エネルギー物理学研究所- レタス自由詩7*24-4-3
五行歌、未完_顔顔- ひだかた ...自由詩4*24-4-3
遠望- ひだかた ...自由詩224-4-3
誤解- soft_machine自由詩8*24-4-3
五行歌_徒然に- レタス自由詩4*24-4-2
五行歌、VISION- ひだかた ...自由詩3*24-4-2
※五行歌_三首_「しんとしている光」- こしごえ自由詩6*24-4-2
※五行歌_「のっぴきならぬ_私は」- こしごえ自由詩2*24-4-2
珠割り- レタス自由詩5*24-4-1

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