立ち現れる
貴女の姿、
美しく毅然と
荒れ狂う嵐、
最中見守る
その眼差し瞳、
うっすら透徹な絹を織り込み

血流波打ちあらゆる色彩の交わり争い毒づき混濁する、
わたしに触れ わたし ....
青みを帯びた夜の溶解
澄んだ孤独の波動に
見知らぬ人が
心の廃墟を弄んでいた

やがて夜が退き
時がひっそり浅瀬を形造ると、

澄んだ孤独は
何事もなかったように眠りに就き
到来す ....
 こわい箇所だけ集めた 試写会のような
 夢
 夢は ひろい鏡に浮かんだ
 あおじろい入れ子

 口の中はレトロ
 ほの昏く暖色な
 どことなく固定された感ただよう炭酸臭
 安っぽいシ ....
 忘れ物 に なったハンカチ
 あわいもも色 うさぎを飼って
 駅の向こうから来る
 おんなの子を見て
 つれていって
 と、輪をかいた
 石のむれをしずめた 海と
 とおい空 かすれた ....
降りしきる砂に埋もれてゆく
さまざまな過去が現れては消え
羽のない水色の鳥は
ぼんやりとした想いの空をとびつづけた
ここが幻だとしても
今は見ているものが現実だった
砂に埋もれてゆくからだ ....
緑の灯り
セブンイレブン
一緒におでん食べた
さらに夜更けに

あなた飛び降り
わたし観ていて
あなた叫び
わたし聴き

ただただひたすら

静まり静かさに
均衡と調和
包 ....
潰れた店のカラッポが
熱風に歪むコンビニの
道向こうに広がっている
イートインにて独り
アイスコーヒーを啜りながら
そのガランドウ見ているじぶん
じぶんの虚ろがガラス越し
ビル一階一室の ....
 ゆれる ぬけがらの重さ
 ひとつひとつ 声に彫られた
 ふるい幹のこまかな傷と

 蝉と烏 青を奪いあう
 にぎやかな今日

 不意につまづく
 日傘をさした子づれの伝道師が
 扉 ....
ネット詩もなさっているのですねと言われても参加してない人には伝わらないわけだし、そもそもそれがあるのかどうか、かりに若い学者が勇み足でまとめてみても、辞書レベルの解説にしかならないのではと思う。大 .... コンビニで弁当と惣菜をひとつ
缶ビールは明日のためにふたつ 
あとはテレビをつけっぱなしで眠るだけ

冬には窓のすきま風が冷たく
クーラーをつければ部屋から出れない夏
そんな二階のアパ ....
貴女は歩み入り遠去かる
貴女は遠去かり歩み入る

あたたかなほのかな熱おびる私に
夜陰に響く遥かな声 大切なんだ

(闇に暮れゆく空、眺めては
既に別離しあなたを想い)

綴られて行 ....
空飛ぶフライパン
殺人者の群れ追い立て炒め
上方を眼差し浮かんだ黄色い三角
天の青み肯定し在るものと確信し観入り
地上の自らの鏡像粉砕し丸焦げになった殺人者の群れ
天の青み在るものの無関心な ....
 田舎のビルでみた 踊り場 シネマ
 月光 スクリーン 古びた壁に
 主人公、現わる とある風
 恋は またたく間に想いを伝え
 うかれ気分を流れに運び去られても
 次の季節に 誘われ飽きな ....
普通なら
不通になるよ
昔なら
いつも繋がる
今がおかしい
ひっくり返ってしまった

大洋のど真ん中
転覆したみたい

浮かんでいる 太陽の ど真ん中

)天体、句点、微粒子、円
)秩序、混沌、倫理、異様

波のうねりに身を任せ 

浮 ....
青い空が水晶の塊となり浮かんでいる
難破した砕氷船が沈んで
水晶のクレヴァスに紡がれる物語
深い意識のどよめきを抱え
帰港すべき場所を探す
クレヴァスを突き抜け
漆黒の宇宙を見い出すとき
 ....
ぬるい常温のモンスター
たいへん甘くて
にんまり

夕飯のあと
これをちびりちびりと飲んで過ごす
特にピンクのものが好き

やんわりと機嫌よくなる
夜更かしして本を読める気がする
 ....
太陽の下に立ち
自らの影を踏む
踏んでは離れ
太陽の下に立ち
また自らの影を踏み、

無数無限の直線 伸び交わり錯綜し
僕は蠢く蟻塚の中に堕ち昇り
燃える円 形創りながら眺めて

 ....
光と共に
踊る子どもたち
雨のなか
霧のなか
晴れ間の瞬間、
貴女のふっと微笑み

希望の欠片を見つけたよ
絶望の欠片を見つけたよ
ほら、ね
なんとも脆く儚い
在る永遠は
光と ....
水の 
なか
に、
泳ぐ


記憶のなかを
 明滅する光
濾過されて
 蒸留する

西へ、
それから再び東へ
ゆく鳥は
籠を抜けて
飛び去った

 八月の日 ....
光の中に在りながら闇を引き摺り、

眩めく暗い情動響かせ
粗くザラツキ激しく
その律動波打ち
赤ん坊のように安らか眠る
夜明け前に誰かが自殺し

光の中に在りながら闇を受け容れ、

 ....
他者へと導く、
アリアドネの糸 切れ

この熱波の夏、
天空の青 広大に

うねり鳴り響くグルーヴ
己れを自らの手で救えと

(未だ肉の豊潤な黒髪掻き上げ)

私は懐かしい私と一 ....
夜が釣り糸垂らして
月を釣っているよ
風の仕掛けは巧妙で
ぼくの前から消えちゃった
あの日あの娘のサヨナラみたいな
トゲトゲした疑似餌のようだよ
ちょうど煙草屋の屋根の上に
月が昇ったそ ....
ああ 満月、真っ正面に輝いて
カーテン開け窓辺に佇めば
白く白く白銀に生き在り、
そして遥か昔から
言祝ぐように
向かいの家に灯った橙の明かり

観てる私は誰?

思考停止し詩想する ....
宙空を見つめていると
無音の内ざわめき刻まれ
意識の奥行き、浮遊する声
沸き立つ力動が私を捕らえる

均衡は保たれ静かさ充ちるこの時、
私はこの力動に導かれ私の内に沈み込む

意識の奥 ....
なにもかも字書にゆだねる僕たちの心知りつつ理解あきらめ



*
Inkweaver
創作のモノマネは、他のキャラクターや声色を自分なりに表現することで、創造性や想像力を刺激し、新しい ....
草は
大地(ほし)からあふれるエネルギーの現れ
こんなにも草が育つ
私たちの国

水が豊富な
土が肥沃な
明るい
恵まれた土地なのだ

砂漠化が進む
この地球(ほし)の上で
特 ....
蜘蛛 小さな柔らかな足取り
はったハッタと白紙を這って、
殺そうかと一瞬想ったが
なぜか指先 取り留めた

その姿立ち振舞い 繊細に伸びやか大胆に
透明な瞬間 捉えた眼差し視覚 私に語り
 ....
夏空青く太陽を欲望し
ギラギラ輝き熱す
燃える光の円球、
爆発し続け
眩む意識、
堕ちる
堕ち続け
深みへ深みに
燃える情動の流出し

開く、魂という無限に

異様な意識の階層 ....
新聞屋は忙しい
その日のうちに記事を書き上げて印刷する
日が明けてまだ暗い夜明け前、遅くとも2時までには配送される
各々集積所から各家庭に配らなければならないからだ
だからといって投稿欄の ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(6681)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
貴女- ひだかた ...自由詩2*23-8-5
孤独のトポロジー2- ひだかた ...自由詩2*23-8-5
- soft_machine自由詩2*23-8-5
忘れ物になったハンカチ- soft_machine自由詩12*23-8-5
砂の鳥- atsuchan69自由詩10*23-8-5
夜想71〇一つに一つの- ひだかた ...自由詩3*23-8-4
カラッポ(新訂)- ひだかた ...自由詩5*23-8-4
青い影- soft_machine自由詩323-8-4
2023年8月4日AIとの会話- 足立らど ...散文(批評 ...2*23-8-4
ひぐらしのうた- アラガイ ...自由詩9*23-8-4
夜想71〇BLACKOUT- ひだかた ...自由詩3*23-8-3
Heaven_And_Earth_- ひだかた ...自由詩323-8-3
風のシネマ- soft_machine自由詩3*23-8-3
不通?- 足立らど ...短歌123-8-3
THE__WORD_- ひだかた ...自由詩323-8-2
水晶の空(改訂)- ひだかた ...自由詩223-8-2
モンスター- 日朗歩野自由詩3*23-8-2
THRAK_3- ひだかた ...自由詩423-8-1
Fog(改訂)- ひだかた ...自由詩423-8-1
八月の幻影- ryinx自由詩10*23-8-1
穏やかな飛翔2- ひだかた ...自由詩323-7-31
THRAK_2- ひだかた ...自由詩223-7-31
夜風/よるかぜ- ちぇりこ ...自由詩7*23-7-31
夜想70- ひだかた ...自由詩423-7-30
THRAK- ひだかた ...自由詩323-7-30
創作のモノマネして何がたのしいのか?- 足立らど ...短歌223-7-30
- 日朗歩野自由詩5*23-7-29
夜蜘蛛- ひだかた ...自由詩523-7-29
出来- ひだかた ...自由詩323-7-29
太郎新聞が行くよ- アラガイ ...自由詩9+*23-7-29

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