遠い戦争があってまた領土資源拡張の近代戦
ゲームならゲーセンで終わらせようと思ってしまう
ある日ぼくは腕時計をすてるのだろう
どんぐりころころ
僕は良い市民であったろうか
あるいは一 ....
ひっかかるような
にくたい
かかえ
ぬまへ
だれもちかづかない
ぬまへ
ざわめきながら
わきたちながら
ぬまへ
殴り倒す
声、裂け震え
残照のヒビキ
立ち塞がる壁
哀しみ ....
斜光が
百万光年の
斜光が
赤々、
街道沿いの
植木を
染め
もう夕暮れ、
道端に座り
さっきまで
哭いていた神様、
その陶器の肌のような
豊穣な涙に
自らの透明な輪 ....
神様が人間の事を気にかけているとすれば、その理由は
人間が自分の肉体を健康に保とうと気にするのと同じだ
信仰のない蛇は神の肉にはならない
蛇が神様を信じないのは蛇には神が見えるからだ
そこに見 ....
遥か記憶に刻み込まれたモノ
この人生から溢れ出て、
とりとめなく茫然と巨大な 私の住み処。
この むげんのひろがり を
この むげんのやすらぎ に
微細な雨 降って来る時 ....
今宵 この小部屋にて、
老いてシワ塗れの白顔に
眼 黒々輝き
厳しく切実に輝き
憧憬が郷愁が
有する その力
今宵 この小部屋にて、
冷たく醒めた呪いの声
喉震わせ発せ ....
いいわけ
良心を説明してもとんちんかん
気づいている人は気づいていて
わからん人にはわからんままで
春の色づき感じさせる
今日も青空 ひろがり
優しい無関心な青空、
ぽかんとひろがり
何者だろう?
何物だろう?
ナニモノダロウ?
道端に薄茶に色褪せ
猫じゃらしの ....
今宵、安らぎ覚醒し
言葉、寄せ溢れ
なんの秘密もない
思考にて突き抜け
哀しみ歓び削ぎ落とし、
ジーザス 私は独り人
優しい無関心な青空を
霊性の雨降る宇宙へ
接続スル営み ....
旅人、安らう浜辺に
赤々渦巻く薔薇の蕾
村娘、白砂に足跡残し
歩きながら浴びた雨、
激して浴びた人々の罵声、
待ちわびた陽の光、時の灯、
今 心落ち着き払い
絶望もなく希 ....
太陽が昇る、
太陽が沈む、
一日 始まり終わり始まり
人生 始まり成長し年老い
終わりの調和、
見届ける宇宙に いつも霊性の雨。
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*
2023年4月からお給与振り込みのデジタルマネーが
解禁するのだけど資本主義の根元にあるエレメントの
貨幣の価値が ....
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雲一つ、
火星輝き
灯る家
沈黙の轟音に
旋回する銀河
深まる夜闇に
夢みがちな覚醒
訪れる時、
言葉沸き立つ
意味振り落とし
すべて後に
逃れ去るもの
生も死も
愛 ....
在るもの在るもの
個々の輪郭、
光景に溶け込み
ながら
成っている鳴っている
意味 剥離し
新たな
意味 未生成
ながら
今宵、この小部屋にて
すべて ....
夢みる眠り
夢みる眠りに
たゆたって
夢みがちな
覚醒状態
夢みながら
去来する記憶
夢みのなか
変成され
未定形な意味に
懐かしさ縁取る
ヒビキ奏で鳴らし
夢 ....
空虚な空
くうな空
すべて寝静まる
この夜陰、
声 在る
物 在る
光 在る
闇 在る
抉り出す世界のこの
哀しみ歓び
うきあがるうつつ
うきたつひびきせんりつ
....
ピンク富士
銭湯の絵師が夢みるピンク富士バレンタインにぴったりと君が言う 蛇氏
彼女のいる彼の戦々恐々の日でもあるバレンタインデー
チョコもらったのバレテンだから申告してよね、なんて
....
城郭の門前に
控える
兵士たち、
聴き取ること不可能な
冬の大地の振動に
凍え耐え待機し
城郭の門前に
控える
兵士、
あらゆる光景と現の見通し
独り語る、
....
打ち降ろす響き、
ヒビキ
叩き降ろす、
僕は燃える
私は燃え滾る
俺は燃え上がる
響き打ち降ろす、
意味はヒビキの中に
線形時間の中に在るのは、
あれは 死体 ....
キーを!
ストローを挿しただけの痕を
理解できる人は限られている
子どもたちが見つけたキーを!
円筒の穴凹に差し込んでみた
ぼろぼろと
剥がされていく
ユダヤからやって来た乗 ....
さらさらと綴りたちぬる夜もすがら
別意ふき出し惑いひき留む
いちゃもんをつけるとみんなneotenyだからかわいいゆるしちゃえぃ
白い人、地平に立つ
青い空、輝き出るように
花は咲き膨らみやがて割れ裂け
わたしは笑い転げるひたすらの力動
予感に押し出され此処まで来たんだ
力を集め四散しているそれを魂に凝集し
....
ゴハンかけ卵
物価上がって
賃金据え置き
ひにひに
一品たんか
安くなる夕飯
食べれる感謝
昨晩なんと
GKT!
とても美味しく
いただきました
そうさく料理の
時 ....
虚ろに揺蕩う 夜陰、
枯れたひと吹き
実の在るひびき
ひとりでに紡がれる言葉に従い、
ピラミッド構造のこの社会
下請け納期徹夜徹夜の連続
さんざん味わってキタヨ
身体も心もコ ....
人生はいつも
嘘みたいな本当で
都会で降る雪みたく
瞬く間に消えていく
ある命題の
自明であるとだけの証明に
私だけが取り残される
(膨張していく未来)
(暴走していく世界)
....
雪が、雪が 降ります
しずか、静かさ 纏うように
アスファルト道、しろく純白に染め抜き
雪が、雪が 降り続けます
遥か遠い国からの
見知らぬ差出人の筆跡に
しばし眼を奪 ....
たびの途中で
途中乗車してきた旅人を
見つめる乗組員たちよ
肩にのしかかる荷は
降ろしなさいつて
旅人と会話を
したいなら
たびの
途中
で
何か表している、
存在のリアリティ
今宵、
ごみ箱 在り
本棚 在り
鍋 在り
時計 在り
それら、それら
ナニカ表しナニカ現し
在ること、
この冷たさ 熱さ
....
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