いつ なんどきでも私自身を愛しますと
そう 誓ったのに
自分自身さえ 大事に出来ないの
こんなんじゃ 他人になんてますます愛を捧げられるわけなくて
困っている
わたしは 持病 ....
幼児に遊んでもらう大人
大人引き連れる幼児
おばあちゃんの指にネイル
おじいちゃんがスーツでキメている
洗いざらい話して何になる?
語るほどの人生おくってないわたし
....
かしこまってちゃ 話にならん
軍配は すでにあがってる
らしくない 自分もゆるす
出来過ぎた話に 尾ひれをつける
完璧じゃないから いとしい
秘密なんだか広めたいんだか ....
時に漂い佇み
名の言葉の
剥離した
何かを
観て
吹く風の霊 纏わり付く概念、融解し
なにか寄り添いなにか抱擁されて吹く
ひたすらに、
脈打つ肉体の悲鳴上げ
魂の激痛 ....
私を眼差す深い森の眼、
漆黒の光輝に充ちた眼、
荒れ狂う閑かさの
森の眼の宿す
青銅の銀の黄金の
力と光と智と
門出を祝し刻まれる、
いやらしく孤独で冷酷な
深い森の眼のさらに ....
とくに芸能人がスゴイわけでもない
いくら可愛かったってそれはマズイ
不倫にひっかかる真面目な人
どんな美人にも汚点はある
叫ぼうったって叫べない夜だ
芸能人のファンなんて ....
目が覚めたら強襲フツカヨイ
周回軌道を弾かれる予感
夜の裡から ハザマまであった
更の加速は無謀的です
だろうが進め
見えるか あれが帰還限界点
戻れなくなるのは
私はレミングだから ....
ふんわりあかるい 丘をもちあげ
かげにかくりと 谷をおる
ひらひら帰りみち
みどりのうらで こえをきく
蜘蛛のこわさや あしたの雨の
ひろがりについて
夕陽がおちる
....
街角のパスタ専門店で
茸と、
ベーコンと、
キャベツの入った
スープスパゲッティを注文した
運ばれたのは、
日本人向けの謎のパスタ
喫茶店の定番メニュー、
ナポリタンと同じく
ス ....
わたしさあ
芸能人好きになれないんだよね
だってさあ
ある程度 実際に会って
話こまないと
人ってわかんないでしょ
そして一度や二度じゃない
何度も会って
その人の人と ....
どうあがいたって
死ぬときゃ死ぬんだからさあ
ヘイ!カモン!死神の野郎!!
とでも思いながら
生きていたいよね
好きなもん食って
好きなもん着て
好きな男連れて歩いて
....
アイツはさ ただモテたいだけなんだ
僕は 僕はね
いいの 女子受けも男子受けも狙ってないから・・・
学校のマドンナの夕子ちゃんはキレイだ べっぴんさんだ
そりゃ 僕だって 夕子ちゃんが ....
佳子さまと紀子さまの苦い関係
愛子さまがGUを着こなされる清々しさ
愛子さまのユーモアと知性溢れる話っぷり
天皇陛下への国民の親近感すごい
愛子さま天皇の器ありまくり
....
どんとこい!と羽生さん
羽生さんの結婚話にかじりつくみんな
ついにばれちゃった羽生さんの結婚相手
羽生さんの気持ち いくばくか
そっとしといてほしかった羽生さん
羽生 ....
LUNA SEA
月よ、母よ、死が近づくにつれあなたがしだいに大きくみえてくる
あなたは海を誘い 海を呼び戻し
月の木陰でわたしを見送る
小さな震え
LUNA AND ....
グレーのスーツが似合う彼女は普通のお嬢さんで
普通の家庭に育ち普通に教育を受けてきた
彼氏の部屋は引っ越しをしたばかりで
壁はまだ白いまま放置されて無口のままだ。
まだ片づけてないけど、 ....
ひっそり
雨、
ふりしきる
自ら自らを殺した際に
果て無き力動の核、感じ
ひっそり
雨、
ふりしきる
うねる大海原に、
戦慄の太陽昇り
麻痺した記憶
引き裂き ....
太陽のペニス、
振り子運動し
東に揺れ
西風、
沸き起こり
西に揺れ
東風、
沸き起こり
光風と共に
死者達の降る
ヒビキ、
垂直に幾何学模様
降り来て ....
いつでも巨きな花を抱え
わたしはワタシという場に生きて、
いつでも巨きな花を抱え
あなたはアナタという場に生きて、
わたしとあなたは繋がって居る
いつでもいつでも、
巨きな ....
好きすぎて格納しても隙の隙に逃げるだろうLoveAI
精神の国をぶんどった
瞳に映るのは町並み
一生で作り上げたはずの美しき景色
分け合うことができるだろうか
私の国と同じになってよ
あなたと歩きたい道
純白に覆われた道
時には草陰に花も咲 ....
ありあまる この無差別笑顔
着やせすると言われても微妙な気持ちだろう
感慨深い小尻のあの子
常軌を逸した愛ゆえに灰になる
上司が激し過ぎてついていけない
生意気盛りの子供 ....
エロ可愛いソルジャーたちが拉致目的で追いかけて来る。ついさっきは、あわやオバサン・ソルジャーに噛みつかれて死ぬところだった。ソルジャーたちの背後に見える太々しい顔があまりにも巨大なのでボクはそいつのこ ....
モリエールからドストエフスキーへ至る僕たちは人間が嫌いだった
鳶から揚げをもらってありがとう。宇宙から見上げれば重量の力を借りているだけそれだけだからこの不安は不安と入り混じれば風船は鳶を ....
冷蔵庫が、さびしい。夜の代理をして、老いの歌を奏でている。かんのんびらきのドアーをひらけば、つめたい晩秋の風にサツマイモさえも干からびかけていて、もうとっくにその賞味期限は過ぎ去ってしまっている、おも ....
浮かんでる ぽっかりと
うかんで居る
漆黒の闇にあらゆる狂騒後にして
半月 くすんだ黄に輝く半月抱え従え
闇夜に小舟のいきます 静かさの微笑み
こんなこともあってあんなこ ....
風 一吹き、
風景の
すきとほり
あける荒涼の光景の、
わたし何想うことなく只集中し
風一吹きの感触包まれて白手伸ばす、
一ふき風のふとどよめく感情
その内 ....
善い詩と悪い詩
善い詩というのは
語彙が多いとか
汚い単語が無いとか
正しい文法とか
極論言えば
ごじ
だつじ
がないとかではなくて
現在詩的にはピッタリ
と時と場所にハ ....
煙の中で呼吸する人々は光を求めて彷徨い歩き
常に携帯の鳴り響く音が耳の穴で聞こえてくる
それは風が運んでくるざわめきだと知る術もない
いま、お悔やみのメールが届いたね
地球の裏側で暖をとる ....
ああ 雨 降ったんだ、
窓開き外界臨めば
仄か熱せられた水群の匂い
街道向こうに光る水溜まり
向かい家に橙の明かり変わらず灯り
車 過ぎる、次々 過ぎる、
速度ゆっくり規定 ....
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