願いが叶わなかった日
遠く、命の向こう側から聞こえてくるのは
ニイニイゼミの声
毛穴から染み入り、毛細をとおって
脳内に聞こえてくる

頭上を爆撃機がかすめて飛んでいた
なのに街は箱庭の ....
君は丸いうさぎ
丸うさ

タヌキみたいでかわいいよって
いっちゃったけど
タヌキを目指すのは違うんだ

お腹を叩いたり
ちょうど良い葉っぱを探したり

キツネに会っても
勝負しち ....
漲る力よ、
力に潜む自我よ、
私よ。

夢の浜辺に横たわり
黄金の日の出 仰ぐ
あんなに懐かしかった
潮の香り 充満し
炸裂する 瞬間
夢の浜辺に
覚醒の到来し

見開く眼よ、 ....
曲げた躰をハートの形に触れ合わせ
あおく短い空を翅ごとに掴む
 (静かに震えながら)
何を見ている
何を感じた
 (水と血が滲じむと)

小川に沿って気流が乱れ
深い茂みが盛り上がる度 ....
君達はすべてのものに、ほんとの社会の窓を
開け放つために生きている。それを抑えつけ
る、真実のない化け物たちに立ち向かい。




ふたつの気持ちが重なって消えてしまうこと
はよくある ....
 空っぽのランドセルに
 かなしみをカタコト鳴らしながら
 工事現場は夕暮れの渦につつまれる
 瞳が裂けた子をひとり
 ひかりの膜にとり戻す
 想像上の友だちは
 会いたい気持ちを反故にさ ....
心ない
際どい言葉
辞書を引き
優越感も
ない
辞書詩人

辞書詩人
海馬の中の棚にある
砂浜
波の
音に
埋もれて

*

Inkweaver
この二重短歌は、 ....
雨は涙ににていてね
いつかこぼれるものなのよ

どんより空を見てごらん
うるむ瞳にみえるでしょ

雨は涙ににていてね
とまらなくなるものなのよ

空がわんわん泣くのなら
今はいっし ....
一日の始まりに純白のハンカチーフ
貴女は行ってしまい置き去りの私

名付けることで世界は発見され
名付けられて世界在り当たり前に

奏でられるサウンド謎のノンセンス
なぜ空気の振動サウン ....
電気ポットの内側に、「ここまで」という表記があり、いつもそのずっと手前までしか水を入れられない。なぜきちんと水を満たさないのか、と言いながら、夫がコップから水を注ぎ、ぴたりと「ここまで」に合わせて .... 青ぞらの日の、
雑用のつみかさね、
フォークリフトに雑巾をかけ、
ゴミを拾ったり、あるいはホウキで掃いたり、
している、
どこか緩慢な、土ようびのしごと、
けれども思いのほかいそがしい、
 ....
すっかり夜だ
カーテン開ければ
満月輝く 白く白く生照らし
円かな輪郭保ち柔らかな光にて
どろんと赤々地平に昇るその巨大忘却させ

(それは死そのもの だった)

死は生に付き纏い
 ....
 小鬼らの足あとに少女もはだしを載せましたら
 堪えきれない心が蒼へと染まり
 瞳に映らなくなりました

 そこから見えますか
 少女の唇が呼ぶ雨と
 少年の肩を締めつける光
 そして間 ....
この七月の
光降り注ぐ
太陽の日、
路傍の石に
眼が穿たれ
見開かれる沈黙、
熱と光の充溢に
霊性貫かれ只不動。
ゴルコンダでchatGPTが即興詩の感想をかいていますが、
まだ専門家ではないのでパーフェクトとは言えないけれど
けっこう良くなってきたかなと思います。

ユーザーの私の要望を提供している ....
響きの世界に居る俺は
踊る人、躍る宇宙
面映ゆい想い抱え
重い荷を背負い
地軸の揺れ幻想
排し笑い飛ばす

この響きの色彩の匂いの世界にて

もはや意味成さない
言葉を並べながら
 ....
哀しみに立ち尽くす人々
明け方、夢に観た
おもちゃ箱ひっくり返せ
記憶に眠る幼子よ
道の途中で、
一緒の者が笑い始めた
相棒は笑いながら
「もうお終いだよ」と言う
そんなことはないよ
いつか終わりかどうかじゃなくて
僕たちはちゃんと生きている

相棒は歩くのを止めた
 ....
戸を開ければ
もんわりぬるい風、
吹き抜ける

たましい、
肉の病にままならず

うう と呻き

不快と苦痛、
夜風に晒す
私 とは
ナニモノか
始まりの終わりと
終わりの始まりの
僕は始まりを待てない
君は終わりを待てない

ささくれの
あとさきの
僕は始まりを待てない
君は終わりを待てない

言葉は完全なものではなく ....
光の響きのアラベスク
巨大な像、海に沈め
思考の力に火を放つ

(俺という時間 終わり
私という瞬間 開けて)

柔らかな硬さ 
円と三角、一体化し
見慣れた街並み、
丘の上から新 ....
おりひめとひこぼし
地上が雨で見えないときこそ
ラッキーと思ってるはず

一年に一度しかあえないなんて
神さまひどいよ
七夕がいつも雨で
人目を気にせず会ってもらいたい

いやいや  ....
お月様 浮かんでる
水色の空のなか
未だ未だ明るい
夜空の手前

お月様 不思議だなぁ
白く透徹と弦を張り
何か絶えず思考し送信して
この地球にこの私に私達に

お月様 浮かび上が ....
花咲く陽光の丘に
記憶の忘れ物
じぶん、行方不明

たぶん じぶん消え
花咲く陽光の丘、
初めて記憶の
奥に現れ

変容し続ける
記憶の忘れ物

花咲く陽光の丘にて

反復 ....
 雨
 {引用=水}
  に
 針{引用=が} 蟻

 革

  の本


 インク

{引用=は}
 柔らか

{引用= 𝘪𝘵}{引用=+}
 刻印


 香料 ....
えくぼ
笑顔を生む
笑顔のなかの
ふたつの支点
希望の
くぼみ


えくぼ
笑顔のほころび
ふたつの種子が
こぼれ落ちる
黄いろい
ひまわりの花がさく


えくぼ
笑 ....
波打ち寄せる灰色の浜辺に

渚 黒々と鋭角の境界

力動の思考 絶えず打ち寄せ

感覚を超えた存在と共鳴し

覚醒した意識の舞台にて

舞い踊る舞い躍る

渚 黒々と鋭角の境界 ....
現在詩宣言

ネットによって文字はよりリアルタイムにやり取りされるようになった。このネットのやり取りのなかの文字に埋もれて詩人が活躍しているのだったら日本の今までの30年間は揺籃期だったのだろう。 ....
思考 感覚から離れ
歌う響き 直観にて
宇宙という思考、
思考する宇宙、
在るもの この実在
歌う響き 響き歌う

思考する宇宙 人、踊り歌い模倣し
沸き立つ感情 思考という織物より
 ....
 カメラを構え
 しんと静まる
 あの感じ

 シャッターが切れる直前の
 無限に近い感じ

 出来上がる
 誰にも見せられない
 風景にしてしまった
 取り返しのつかない
 圧 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(4088)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 山人自由詩13*23-7-5
丸うさ- 日朗歩野自由詩8*23-7-5
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蜻蛉- soft_machine自由詩523-7-4
社会の窓を- AB(な ...自由詩523-7-4
ある日- soft_machine自由詩423-7-4
辞書詩人- 足立らど ...短歌3*23-7-4
雨について(母から子へ)- TwoRivers自由詩12*23-7-3
離郷、そして帰郷- ひだかた ...自由詩4*23-7-3
メモ- はるな散文(批評 ...723-7-3
土ようび- 本田憲嵩自由詩923-7-2
夜想67- ひだかた ...自由詩423-7-2
あやかし- soft_machine自由詩4*23-7-2
予兆- ひだかた ...自由詩523-7-2
詩とは何か。chatGPTは詩のコメンテーターとしての天性が ...- 足立らど ...散文(批評 ...2*23-7-2
斜光- ひだかた ...自由詩323-7-1
転覆- ひだかた ...自由詩423-7-1
とんじゃく- atsuchan69自由詩5*23-7-1
夜想66- ひだかた ...自由詩3*23-6-30
僕らの独り言はソネットにならない- AB(な ...自由詩3*23-6-30
光の響きのアラベスク- ひだかた ...自由詩4*23-6-30
七夕- 日朗歩野自由詩7*23-6-30
お月様- ひだかた ...自由詩8*23-6-29
花咲く陽光の丘にて- ひだかた ...自由詩5*23-6-29
午後。- ryinx自由詩8*23-6-29
えくぼ(ver.2)- 本田憲嵩自由詩523-6-28
詩想65- ひだかた ...自由詩4*23-6-28
現在詩宣言- 足立らど ...自由詩223-6-28
音楽という貴女(改訂)- ひだかた ...自由詩3*23-6-28
カメラ#2- soft_machine自由詩5*23-6-28

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