味わいに
静かさ奥行き
感じる我、
其処に
静かさト遠さ 在りと。


静かさ遠さ、
〉とおさしずかさ〈
今に在ります

これ、微妙な感性の震え

只今捉えがたく一つに在り。
 アフターダーク 影は踊るよ
張り詰めた宙 小声で歌うよ
 月 星 現れ 宇宙 火花 生まれ
暗くなってゆく 本当の内証…

天高く月が昇ります 白銀の女王よ
 夜の風景に溶けてゆく呪 ....
転覆してしまった
砕氷船は
海のど真ん中
沈んでいくよ沈んでいくよ

孔雀と戯れている少女の言う

夜陰の街並みを
大勢の南国の人々
ぞろぞろ歩む一方向に

あれは何?と少女に尋 ....
孤独、

寄る辺なき
魂の

力と化し、

進む

みちは

とおいとおい

ひらかれた
こころ

言祝ぎ

ぼくはいくよ、

とおくとおく。
 退廃的な茶色い風景は一掃され、どこも白いベールに覆われている。嘘のような本当の話、のような風景がある。
 雪にまつわること。たくさんあり過ぎて語れないほど。雪を心待ちした青年期、悩まされた中年 ....
昨夜の飯はおろしそばに納豆と生卵で腸内善玉菌が喜んでいます。可哀想な人達に生命エネルギーが注ぎ込まれてきたのは否応なくわかるんだけど、可哀想じゃない人達が痩せていって良いんじゃ、本末転倒だね。

 ....
引き裂き叩き付ける
〉ひたすら進行する時を〈
タタキツケヒキサク垂直瞬間、確かに在りて
光の帯を巻き舞い上がり舞い降りて
漆黒へ降り注ぐ 静やか光の動乱


闇が覆うのだ、
いずれ闇に ....
時蝿はむれたがるなり魚の「し」おいしさなのかなおいしさかな

犬姫と接点のないベルゼブブ「地獄で逢おう」高笑いして

時蝿は矢の如し刻を経て生まれ変わって逢えた令和に

誰か知る二人だけし ....
すってんころりん
こりゃこりゃこりゃ
こんがらがってからまって
待て、待て、待て!
ソレを不断に追いかける


ソレはコレ
コレはソレ
右に伸び行く直線は
ハッと左から還って来る
 ....
仄かに明るいこの冬日
雪は遠くで降っていて
陶然と一陽に木霊する

数千数億の銀河の渦が
降ってくるよなこの今に、

 艶めく若芽の燃え出づる

未知なる時を紡ぎ出し
感覚を越えて ....
減量中なのでとても持て余してしまう。ような。平日の合間に棚から牡丹餅のように挟まれた、けれどなんにもない、そんな祝日には、少しだけとおくにある鶴の村の露天風呂へと向かう。プラスティックの日常とはちがう .... 清流の透明な
流れ暗い森影に
包まれ やがて岩の間、
大きな青みがかった白魚
うっすらその身くねらせ現れ


宇宙の刻印押され
魂の鳴る
霊性の森は遥か彼方
地球に根付く肉体行使し ....
さっさっさっさっ
とんとんとん
かちゃっ
ぱたん

つうつっ て

ぎょろり

ひゃあ
うっ ぐっ
  とん

とんとんとん
さっささっさっ
きゅぅうう

 ばたん
 ....
孤児院の社会を知らぬ子供らは大人たちより世間を知るし

*

inkweaver
孤児院で育った子供たちは、しばしば大人たちよりも早く世間の厳しさや現実を知ることがあります。

らどみ
 ....
煌めき音響
コバルトブルー
響の色彩うねり
艶めき貫流する
冷える肉に
熱、熱を感じ
柔ら鮮やか
意識の開く

ひたすらな静かさのうち
雪降る世の あり
ゆるりとした鼓動のうち
 ....
ひとりは
紙飛行機からはばたいて
そらからひろがれよ野原
駅や車や自転車や花や人の夕暮れを
川面が反射する
いつかどこかに帰りたいように
単線切符240円
缶ジュース3本分で
買えると ....
貴女の瞳の
奥底から湧く光、
わたしを私たらしめる
この世界の根源なす言ノ葉

やわらいで此処を生きる日々、
貴女に近づきゆく行為なりと

 宙空に伸びる細い板橋渡り進む
 眼下には ....
夜、路地裏の、暗がりを、
口に咥えられた、折れた刀身のように、
青白くひかる、
狼のように、一目散に駆け抜けていった、
黒猫、太刀魚、青い月、
濡れている

重なり合う水滴に
私たち濡れて居る

純白の 間合いヒビキ
哀しみを透明に包み込み

濡れている

透明な火をかざし
水滴の私 水滴の貴女
覗き込む水流の源 泉の ....
無限に向かって
矢を放つ

はらはら
落ち葉の舞い散る最中、

すっとずんと魂の力込め

  *

水である
ただ水で在り
溢れ出る水流
源の力、
泉という無限

   ....
宙空の水の色、
無限のひろがり

それぞれの人生を抱え
街行く人、人、人

無限のひろがり
その微妙に震え降る

誰一人気付く者無く

  *

殺し合い続く、
この世界に ....
夢の入り口で出逢った天使たち
美しい雨音で世界は充ちて

意識の空白を雨が濡らす
今日一日の黄昏に

天使たちの翼に乗って
雨音の響きに入る時、

遠い声が聴こえて来る

遠い声 ....
そのむかし平和の庭に咲く無名花を摘んで弔う兵士ひとり

 
草の匂いが
立ちこめた
朝の風景に
子の姿はなく

悩みもなく
ねむの木に
日々の水をやり

和平の燈篭は
無名花 ....
そのむかし平和の庭に咲く無名花を摘んで弔う兵士ひとり 朝鳥の鳴く声を知る行者かな「し」なぞこの世に無ければ善いと 悲しみが落ちていた
喜びが舞っていた
憂鬱が染み込んだ
恐怖が沸き立ち
不安が揺れていた

風に落ち葉、震え運ばれ 
かさこそ何処とは知らず

時が過ぎていく日々が終わっていく

 ....
垂直歩行、
覚束ぬマデ酔っ払う
ショウガネェナお前、
俺 ほろ酔いにて
魂の眼差し詩想持続し


肉の脳髄の硬直し
相変わらず魂の苦
それでも絶えず
内底の泉から
溢れる形象
 ....
揺れ動かぬ夜の残響、
フシギ
君 自転車コギ
街道沿い光の移動、

青々闇に鎮まる空の雲
縦並び在り もんわり白
よっつみっつ

観入り、

〉体の魂の霊の調和、束の間に掴む私に ....
深緑のウロコ為す
巨きな蛇、
暗い口開き
牙を剥く、
響き為し私に向かい


言の葉、
響きの像の
現実を生きる
現が声鳴ります
時空を引き裂いて
ぽかんぽかん
響きの促すんだ
巨きな深い穴底から
良くなるよ善くなれと
ぽかんぽかんト雨降り続け
田中宏輔さんのおすすめリスト(5216)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩想39〇しずかさとおさ、五行歌借り- ひだかた ...自由詩423-11-26
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言祝ぎ- ひだかた ...自由詩3*23-11-26
冬を旅するために- 山人自由詩7*23-11-26
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詩想38〇前提としての〈死〉に_五行歌、借り*(改訂)- ひだかた ...自由詩323-11-25
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意識の光景9、五行歌借り(改訂)- ひだかた ...自由詩323-11-23
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孤児院- 足立らど ...散文(批評 ...3*23-11-23
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単線- wc自由詩4*23-11-21
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冬刀魚- 本田憲嵩自由詩523-11-20
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黄昏の天使たち- ひだかた ...自由詩323-11-19
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2023年11月19日日曜日朝のうた_#無名花- 足立らど ...短歌323-11-19
2023年11月18日土曜日朝のうた_#朝鳥の歌- 足立らど ...短歌323-11-19
詩想35〇魂のうた- ひだかた ...自由詩2*23-11-18
詩想34- ひだかた ...自由詩3*23-11-17
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