滲むように昇る
朝の陽、

なにものも犯せぬ
この世界、

此処に留まる
此処がすべて

此処に入る、深々と

魂、歌に放ちながら
言ノ葉、声に散らしながら

この奇跡を、 ....
ポピーゆれ風とまる間のワン・ショット

雨ひとひ友の差し入れ嫁菜飯

草の雨籠る独居に佳き便り
波のたゆたい、
子供らの戯れ、

火炎の虚空に踊る天使たち

僕ら肩を組み、
渡り廊下踏み外し
水溜まりに落ちる、

映る鈍色の空 揺れ動き

星は無し、漆黒の聖書
凍結した青 ....
イーロンマスクが近いうちに日本が亡くなることを寂しがっていましたけど

急成長し続けているAIが全ての知的な仕事を持っていってしまうだろうから

(ネット内に実装されている無料のAIを少しいじって ....
  

今、そんなに強張っているけど、肩の力を抜
いて、眉間の力も抜いて、下唇の下の力も抜
いて、そしてなにより、心の力を抜いたら、
自然に腹の力も抜けるから、そしたら boo、
poo、 ....
森の緑、
躍り揺れ

吹き荒れる風
慟哭する世界

稲妻の烈火
爆発する雷鳴

力動の破線、
時の間隙引き裂き

この荒涼、この寂寥
いよいよ動かず

赤々と花、
咲く ....
毎夜訪れるこの、
微睡みの夢見がちな
覚醒状態において

歌 鳴る、歌 鳴り響く

波押し寄せ盛り上がり波頭創り
必ず砕け消えゆく現を貫くもの、

毎朝、太陽を仰ぎ熱、感じるたび
 ....
色褪せたアリスのレンジアクセサリー
ソフトでもなく鉱石には遠く
鳥雲にのらない
力のない日の予感

リズムもライムも
空き缶の表面に張り付き

気圧の狭間のきしみは
古るさびた
デザインの
キューピーまで
飛び出して

怖い目をした自意識が ....
茫洋として
掴みどころのない
この現の相貌に
いつ亀裂入っていくか
それをひたすら待っている

南米ペルーの段々畑
マチュピチュの傍にて
三メートルに成長する
ジャイアントコーンを
 ....
{引用=Concorde }

 旧区、   計画どおりに飛翔する

   、

 あさっての方を向いている、
   {引用=、(直るよ} 夜、

、予定どおりに .
    ....
 


 令
 月や 文明開化の灯ワ宴 裸体禁止の下知ヲ覧る 



  
  菜の花を 朝餉に添えし 散り桜
すべての欲望から
逸脱し溢れてゆく声
すべての欲望を
手なずけ暖か哀しい声



言ノ葉 散らし響かせ

言葉、最初は
歌 だったんだよ

と、

音響 声に委ね証し。
 ....
   


まだ
緑の生い茂った頃につく花梨の実は
毎年のように
手が届かないところについていて
酒に漬けると美味しくなるとか
蜂蜜を加えたら喉の薬になるとか
はす向かいのKさんは毎 ....
とおくのびていく
声、
ういういしくかなしく

しずかさの相貌を帯び

わたしは待機し
ふるさとを想う

ふるえながらふるえながら

明日のことは
誰にもわからないから

 ....
雨が
少しばかり
降った夕、

円に閉じ込められ
濡れそぼった
喧騒の街が

内側から
破裂しそうに
なりながら

青に黄金に
風は吹き
吹き続け

一日の針を
進め ....
溌剌と
朝の風、
ひんやり受け
ふわり進む

陽の光に照り輝く
公園の緑、生い茂る葉に
排気ガスの白煙もんわり
車列は続く、街道の奥まで
陽の光の下歩く僕、
騒音と静かさの狭間を
 ....
現実は、
当然あるものでも不可知なものでもなく

掴み取られるものだ、

知覚と思考で あるいは 直観で。

そしてその営みは続くのだ、

死ぬまで肉体滅ぶまで

その手前、かろ ....
朝に目覚めて
濡れ光るアスファルト、
無数の影、映し

傘、さしたり ささなかったり

遠く近い山並み、蒼く連なり

冷たい風吹くなか
人、忙しい営みに生き
人、愛し愛され裏切り裏 ....
高原で野営する
鋭い冷気に
脚を震わせる

焚き火台で
爆ぜた火の粉が
ひとつ ふたつと
空へと昇り
風に流れて消えていく
魂のようだった
僕は思い出す
毀たれた幼獣の宝物や
 ....
ひらかれる
わたしの意識
ひろびろひろびろ
かぎりなく異界の感触
内から内底から湧くように

霊性帯び現れる在るもの在るもの

まどろみの
覚醒のさなか
わたしは実に平静だ

 ....
主旋律だけ辿り響かせ
垂直に時 輪切りにし

断面に 瞬間、開ける

この瞬間の輪輪輪輪
連なり眩暈して、
時 新たに生成され

星一つ見えない濃密な夜空の時に
叫んでみても何一つ ....
外国人が多く出入りする地下鉄烏丸御池近くのビジネスホテルの一室で浴槽に湯を張る
浴槽の縁近くにある排水溝に湯が流れ込み始め、
おれは縁を越えて浴室の床に湯があふれないように慎重に身を沈めていく
 ....
ああって叫びながらたつ屋上の自殺
少女ひとり しゃべるなにか
重さでひしゃげる重みはダイレクトに重み
赤いラメペンで切断したい手足
鏡は百均で買いました 白いやつ
さして可愛くないから戦う国 ....
寄せる波、返す波

うねり唸り、

瞬間 瞬間が生成し
時間 瞬間より成り

只、瞬間の持続のみ 在り。
哀しみの大地は驟雨に濡れ
ぽっかり空いた穴を晒して

いずれすべてが終わり
いずれすべてが始まり

刻まれる時に僕らは抗いながら
ただ奥まり静かに見守っている

裂け開く瞬間という恩 ....
寄せ来る哀しみ噛み締め
天空と大地の律動と呼応、

耳 澄ませ

五感さえ確かに在るなら
次の次元に突き抜けて

思考、感情、意志 制御し

更なる次元に突き抜け
伝達の
言語の
壁となり迫る
この春の夜、
向かい家の橙の灯り
暖かな光放ち 心和らげ
言語溶かす、言語溶ける

円形の円やかな
喉仏、震わせ
改め放つ

言葉、

魂 篭 ....
真白く波打ち
降って来る
後から後から
降って来る
もう無数の花びら
降って来る

葉桜に近付く桜の大樹、
夜通し自らの実り散らし
花は花びら 時の空隙埋め
ひたすら花吹雪舞わせ続 ....
だまされてもいいよ
貴方だったら
全て許すよ
sorry

わたし
別に
イイ男を
好んでいる
わけじゃないから

イイ女を
目指してる
わけでもないし

悪女に
 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(4093)
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夜想39- ひだかた ...自由詩523-4-5
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_菜の花を朝餉に添えし散り桜- アラガイ ...俳句4*23-4-5
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