独りの魂の
高い壁が
うねっている
青を含み
空は曇天
渦を巻き
唸っている、
叫んでいる、
糸杉は色濃く戦慄き
野性の風 吹き荒れ
灼熱の太陽、消える星
意 ....
心の奥で感じたナニカ
言葉で説明出来ないナニカ
伝えたくって 詩にするんだ
猫になって 空になって
音になって 波になって
伝えたくって 詩になるんだ
子供みたいな詩って
君は言 ....
あまだれ ぽつぽつ
落ち続け
貴女はいったい何処いった?
白い途、水の空
在るもの造形の力、
浮き上がり
岸辺の貴女 逃れゆく
絶えず絶えず逃れゆき
坂道 夜の暗闇に
落ち ....
あなたが甘やかに眠る夜明け
誰かの肉体破壊され消えゆく
あなたの肉体が破壊され消えゆく夜明け
誰かは熱に満ちた母体から産み落とされる
破壊され創造され
私たちの命、
続いていく
....
地球という巨大な力、
姿を浮き彫りにする瞬間
早朝に、
ドーンというヒビキ
大地、揺れ動き
私の、目醒める
我々の住み着く地球という星に
その星の上に自分は在るという事実に
人の営 ....
太鼓のリズム
太古のリズム
神さまが来る
邪気払う
今日よい天気
青空の下
アフリカ気分で
ちょっとノリノリ
農作業
植物 優先
お天気 優先
ノーと言えない農作業
....
マメにバリカンで頭を刈る
アタッチメント無しの1ミリ設定
刈っていると
ふと
歌が降りてきた
ケノ国の
国土奪うは
オデコ国
じわじわ攻めろ
輝け大地
....
漆黒の闇に浮き上がる
開かれた聖書の過剰な静謐、
言葉に意味に犯されていきながら
この資本物質社会の一室、
一つのノイズ異和を発し続ける
それは透明な呪いの声だ。
世の光に照らされ
新緑の濃密、鮮烈照り輝き
意識、呑み込む季節のどよめき
世の光に葉脈浮き立ち
緑の揺らぎ、今や無限の流浪
わたし、この世の一つの眼に成る
道化の口角を極端に上げて
引き攣った笑顔を その白塗りの顔に浮かべながら
人間としての階段を きわめてダイナミックに下ってゆく
ジョーカーダンス あなたは
最も深い地の底の地獄を まるで天上界 ....
深緑は私の祖、
収縮と拡張
繰り返す
私たちの命、
源たどれば皆 同一。
日本国を率いる者たちが
自分の間違いを認めようとしない
このままだと日本は滅びる
そのことに気づいている者たちが
その間違いの元である
貨幣の信用創造という事実に基づいた
正しい貨幣観を広 ....
砂漠抜け
砂漠の一軒家抜け
街中へ
街中のこの白い小部屋へ
この熱持つ静謐な地にて
底 探り感じ割っていく
底無し宇宙の底のヒビキ
それは普遍の聖なる何か
人は誰しもそれを持ち ....
一度固まってしまった接着剤はもう剥がしようがない。何処までも先祖を辿るのと同じように。
線香を供えるときには顔も知らずに亡くなった人も数にいれる。つまり戸籍上は曾祖父やら祖母やら兄弟なのだ ....
斜光の残響のなか
自由に躍る
漆黒の闇の切迫
予感しながら
夢はみない、
希望はない、
絶望はない、
ただ此処に留まり
この光と闇の均衡のなか、
自由に躍る
真夜中 ....
庭のツツジは黄白く色褪せ枯れ萎み
私の肉体は滅び死につつ在る過程
ホントの愛、
無条件に貴女に委ね帰依すること、
わたしは忘れている
きっとチーズケーキ
食べながら取り戻す
....
外陽 入れよ
僕ら 光と愛の実体、
闇と交わり塗り込められ
嘆きの壁、泣いている
嘆きの壁、囁いている
日々の反復で得る熱、
日々の努めで得る魂、
宝石箱ひっくり返し
....
駅のホームに
梅の木 梅の実
梅酒かな
梅酒かな
梅の神さま いるのかな
電車 電車
ゆっくりそろり 来るがいい
乱さぬように 来るがいい
雨上がり
空は明るみ
歩く人、
ふわり
吹き抜ける
風の精霊、
キッスして
包み込む愛、
感じるか
雨上がり
広がる
空の青み、
繋がって
一面の青
ただ嬉しく、
仰 ....
雨上がり
空は明るみ
歩く人、
ふわり
吹き抜ける
風の精霊、
キッスして
包み込む愛、
感じるか
雨上がり
広がる
空の青み、
繋がって
一面の青
ただ嬉しく、
仰 ....
ジェンガティンガ司令
来る日も来る日も定位置まで数メートルを進む。食べるため生きるために日々が変化の暮らしの繰り返しのなかで一挙一動ひと言葉ひと言葉が命とりになる世界で生きてきてこれからも生き続 ....
ゆうやけ、こやけ、
鍋の底がすこし焦げた、
スプーンですくった、黄いろいルーの、
ぐつぐつと美味しそうに、ガスコンロの火で煮込まれてゆく、
それは、
ようやくふたりで完成させた、
さいごの ....
色ひろがり
色とりどり
遊ぼうよ、
遊ぼうぜ、
戯れの官能、
真実の愛と
勘違い溺れ
費やした日々
私は何処へ行って居た のダロウ?
ヒビキのウナリ
装う秩序
普遍の ....
ぽつぽつと
点 穿つように
静かな夜
魂 次元の扉開き
奥へ奥へ入っていき
白い月の光跡、
キリストの足洗う
ヒビキの渦巻き、
イエスを去らせ
虚空間に
原像 彫り込む
....
今日はお休みで
しとしと雨
静かに寝てました
お昼に
たこ焼きを買ってきて
ビールを飲みました
畳の部屋で
ファミコンのプロレスをしました
あとやることは
晩ごは ....
降り続ける雨、
外の 街道の
アスファルト濡れ
気付けば夕暮れ、
雨に濡れる街
そしてシズク
カラコロロ
転がり広がり
水溜まりの輪、
私は今日は何処にもいかなかった
私は今日 ....
なぜ、貴方の作品が、もっと評価されなかったのだろう
情報システムてきな限界
著名な詩人の詩論から、シュールはブーメラン
....
夜闇に
明るく点す灯のように
緑の街路樹 揺れに揺れ
街灯に照らされ鮮やか
波打ち唸って叫んで
なんて孤独なんだろう
宿命だよ、孤独は
欺瞞に満ちたこの社会で
孤立だけ 回避し ....
鉄は熱いうちに叩け
失敗したやつがいたら 凹んでるうちに事実を叩きつけろ
正論が一番強い 感情論で生きてる奴を封殺しろ
迷惑かけるやつになんか価値はない
晒されてきた言葉は ....
大きな大きな弧を描き
重ね弧を描き太陽、宙空
円描く雲に包まれ輝きながら
地上のすべてすべて 照らし出す
*
悪魔と天使に引き裂かれ
僕たち、歩み進む
求めても求め得切れな ....
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