やみよのしじまが
うるさくひびく
うるさくひびいくては
わたしのけはいの
たいきけんにしんにゅうする
ほしなんてみたことないという
あなたに
ほしをみせてあげたいよるが
いくつもとおり ....
真っ逆さまに落ちていく
真っ逆さまに舞い上がる
地平を水平を方向を失う

ただアオ、
一面の青、

広がって

進む時は裂け
在るもの 異様に浮き上がり

突然出現する赤ん坊の ....
秋、どよめく朝に

人は来る 人は去る

石のぬくもり、地の恩寵

川辺に彼岸花 赤々と群れ
戯れる犬、子供

名指され得ぬ天の標的に

生、とうめいな矢を放つ
きみの教室はいつも水浸し
ぼくの上靴にフィンが生えてきた
きみを追いかける足は上手く回らない
きみは息継ぎが苦手でいつも口ぱくぱくで
そんな間抜け面もとても可愛くて
ぼくの教室も常に水浸しで ....
必要という2文字がつくと
悪は善に化けるのか

最近
やたらと目につく
お粗末字幕

悪は悪以外の
何ものでもない事を
忘れてしまうと

こんな風になるよと
言わんばかりの
 ....
(───パトカーのドアを開ける。振り向きざまに笑みを浮かべた少年が、後部座席へと乗り込む。

(少年は振り向き、笑みを浮かべ、パトカーに乗り込んでいく。

 ───厄介な事を起こしたの ....
ささやかな雨は降り
こまやかな雨が降り

時は溶け
時は進む

あなたは在った
あなたは消える

あなたはいない

軽々しく生きて
重々しく生きて

あるもの在る、 ....
おててはクマさん
つめたいお水でお米研ぎ研ぎ
あ、あまり研いじゃうと
えいよう、が損なわれちゃうよ

「お父さん、ちょっと黙ってて」

はい
すみません

だって、お前の初めての、 ....
虚空を見つめる
あなたの眼差しが
まるで異星人のよう

わたしには余り時間が残されていない

在るものを凝視しながら
進む時を生き
在るものの輪郭を確かめながら
肉体に滞在し

 ....
間を 呼吸する
しずかにおちついた心に
間を 見つめる
ただひたすら



魔に取り憑かれ
愛を遊離させた
時代に、
理想は喪失され
肉欲で埋め誤魔化し
それを愛と勘違いし
 ....
要は物理の世界ならともかく
普通に生きている毎日では
鍋はいきなり煮えたぎらない

誰でもわかる摂理の
紐づけができないと
陰謀論がやって来る

私は詩人になれぬ理由があり
悲し ....
名探偵コナンが
1000話をこえて継続中だ

アニメでしか実現しない
魔訶不思議な世界なのに

誰も異議を唱えないのは
なぜだろう

SFだとワリキレバ
許せるかというと

S ....
限りなく張り裂けていく哀しみ
限りなく開けて響きわたる歓び

あ 足裏 温まった熱廻った

花咲くココロ、
行き場はないんだ
行き場は切り開くもの

それにしても美しい日だった
雨 ....
{引用=愛するもの


この世で

わたしが愛する


生まれてくる

一粒一粒の

見つめつづける


崇高な存在

あふれている

美しいことを知って ....
ポップに弾けて
落ち込む必要ない
突き破った、
突き抜けた、
肉に悶え肉と苦悩し
極北の荒れ地にて
砂場で遊ぶ子供、
離れていく
別れていく
夢中で明るみ


弾ける笑い
魂 ....
はらはら バラバラ
落ちる気分、
ゆっくり ゆっくり
持ち上げて

今日の朝に、この時に

光の中にひたりゆく
光の海をおよぎゆく

打ち寄せる波、開ける青、

艶やかな黒髪  ....
地平線を
コンガリと

おいしそうに焼きながら

燃える太陽が
今朝も元気に昇ってくる

太陽の正体を
最も感じさせてくれる

朝夕の
ほんのわずかな時間

太陽の正体を
 ....
なしなしの
うちで少しは
あり探す
多忙なウサギの
あとをついてき

アリスなら
同じ数字の
トランプも
個性見つけて
付き合えるかな

脳内が
AI化するにつけ
環境は
 ....
このあおくうつくしい一日に

イメージ、
内部から現れ

捉え結ばれる言葉、

移り変わる呑気な時に
垂直の打刻を喰らわす

瞬間、

命は苦痛と共に
震え温まり

揺れ ....
真っ白な
画面に向かい、
言葉 打つ

美しい、天空の青に包まれ
今日という営み 始まった

画面に向かい 独りに凝集し
私という生、あって
熱、沸き立ち
浸透する 肉に

苦 ....
雨の日に、陽に照らされ
ひたすら泳ぐおおうなばら
わたしはかなしみに
ひたされひたすら泳ぐ

割れ裂ける空、
行かないで逝かないで
君、私たちはただ戯れていただけ

冷え切ったからだ ....
太陽は沈み、白々と月
沈黙に弾丸は込められ
流れ落ちる滝に
犬の死骸が引っ掛かり

わたしは知らない
感じ取る在るもの
その鮮明な正体を
ただ打ちのめされ
ただ立ち尽くして

ひ ....
すみわたる水色
アルルの跳ね橋
輪はひろがってひろがって
川面に輪は
波打ちながら広がって
すべて一体に自ら保ち

水色、降って
降り注ぎ
わたしはいるよ、
ここにいる

 ....
この世を去る身に華やかな
極彩色の衣装をまとい

せめてもの
別れの宴を催すように

野山を染めて競い合う
木々の葉たちの別れの舞台


残り少ない秋の日を
精一杯に飾ってくれる ....
例えば

水たまりを越えようとして
かかとが派手に水しぶきをあげること
おれの脚は短かった、思ったよりもきっと水たまりは広かった
成長期はずいぶん昔のこと、これ以上脚が伸びることはなく
ど ....
缶けりをしたくても
缶が拾えなくなるくらい
公園はきれいになりました

危険な遊具は
取り除かれて
芝生だけが残りました

ゴミ箱は見当たらず
吸い殻一つ見つからず

スリルは
 ....
思考といういきものが
紅に染まる夜明けを迎える

  *

ある日、

手を握っていてくれた白衣の人
わたしだけ、荒れ果てた末、
冷たい手術台に横たわり
傷だらけ血塗れに肉、痛み裂 ....
曇天に
木葉 舞い落ちる
その 間 を
ママチャリ 忙しく
通り過ぎ

進む時間、
間の一瞬に 秋、現れ澄んで

降り出した雨、濡れる手のひら
手相に無数の皺、走り
老いゆく、自 ....
最近
三度目の正直
なんていう

ことわざが話題となった

さる
皇族の関係者が

三度も挑戦して
やっと弁護士の司法試験に
合格したらしい

二度あることは三度ある

 ....
原則は
ゆつくりリズム
なかに韻
ときどきうまく
まとまれば吉

問題は
良心の音
ハモネプし
君の根でなく
みんなのおとね

無意識は
今の時代は
常識で
阿吽の呼吸
 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(6664)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やみよのしじまが- 入間しゅ ...自由詩622-10-30
突き抜ける、生きて息し- ひだかた ...自由詩2*22-10-30
天の標的- ひだかた ...自由詩222-10-30
water__classrooms- ちぇりこ ...自由詩722-10-30
お粗末字幕- st自由詩322-10-30
理由- 湯 煙自由詩4*22-10-29
詩想4- ひだかた ...自由詩6*22-10-29
ひとめぼれ- ちぇりこ ...自由詩422-10-28
肉と私- ひだかた ...自由詩5*22-10-28
まにまに- ひだかた ...自由詩1*22-10-28
詩人の時代を夢みて- 足立らど ...自由詩322-10-28
勝手時間が流れる世界- st自由詩322-10-28
音楽が鳴る最中、音楽が終わった後で*- ひだかた ...自由詩122-10-27
- 湯 煙自由詩2*22-10-27
世界の途、一人の未知- ひだかた ...自由詩4*22-10-27
詩想3- ひだかた ...自由詩1*22-10-27
太陽の正体- st自由詩322-10-27
アリスのため息- 足立らど ...自由詩122-10-27
詩想2- ひだかた ...自由詩222-10-26
沈黙の青- ひだかた ...自由詩122-10-26
キオク- ひだかた ...自由詩122-10-25
夜、神秘の手前で- ひだかた ...自由詩122-10-25
ゴッホの水色- ひだかた ...自由詩6*22-10-25
別れの宴- st自由詩222-10-25
好きなことは下手でもやり続けるしかないよな、生きろ。- ゼッケン自由詩222-10-25
世代交代(公園にて)- TwoRivers自由詩10*22-10-24
ある日- ひだかた ...自由詩122-10-24
マの一瞬〇アラワレる秋- ひだかた ...自由詩3*22-10-24
三という宝石- st自由詩222-10-24
読書感想の練習文として- 足立らど ...自由詩8*22-10-23

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