冬のよそよそしさは今に始まったことではなく、そう、僕が少年の頃から冬が生まれて、春になると死んでいった
春になると雪の墓場がそこら中にあふれていて、それすらも五月の若すぎて、痛々しいするどい風にさら ....
きみ、
お地蔵さん、
目と口とハナすじが、
まるでかぼそい筆で描いたように、とぉーっても細くなる、
とーっても白いお地蔵さん、
美味しいものを口に運んで、
思わずりんかくが杏仁豆腐のように ....
生まれいずる痛みから

素肌を晒して息を吸う

重いコートを脱ぎ捨て

まっさらな心と身体で

大空の彼方に浮揚する
ヤマメやイワナは今頃どうしているのかな
釣り人の居ない冷たい水の中
安寧に暮らしているのかな
冬は餌も少なくておなかがすいていないかな
無情な魚食者の言うことではないな
美しい魚体に見惚れ
 ....
エーゲ海を眺めていたかもしれない
女神像は今ではトルソー
当時の人間の技術がわかる欠片


食糧難になるかもしれない
養豚の未来は胴長六脚
代表的な食料技術で教科書に載る


技術 ....
さらささらさ 葉群れ揺れ
更待月*の白銀に
空明の水の色に浮き上がり
見つめている 見つめている

さらささらさ眼差され
風強いこの日曜の朝、

私の身体は果てを失い
セブンイレブン ....
解解解
虫虫虫

忘年会
蟹三昧
タラバ
ズワイ
ビール
降誕祭
ケーキ
ワイン
ビンゴ
ピース
千鳥足
蟹歩き

解解解
虫虫虫
金星 とっくに沈み
天使の風 吹き抜ける
この夜闇にして、

私より先に
思考力動の躍り
在ること 、

私の脳髄を使い
脳髄の向こう
思考スル声々、

自らの内に絶えず響き残 ....
自分が母親にフライパンで炒められ続ける
悪夢を繰り返し繰り返し観させられ続けて

遂に自分を自分で傷め罰し始め続ける
少女の右腕はパンパンに膨れ上がり
自ら罪を犯したのでは無く
母親から罰 ....
花を、置く

崩落スル氷河の力
自らの内に働くを
直に観入り、
自らの肉体の
死を破滅を破壊を
見据えながら 、
無数の他者へと分裂していく
この四分五裂手前の私なるもの、

貴 ....
                  
                   くやしいなあ

線を切らなかったあの日
              僕の点は離れて見つめていたんだ。 おかげで自分の ....
若いなあと思いつつ同じフレーズでまた泣けるフジファブリック

花を抜くのも潔いのが名ガーデナーらしい

ビスが一つ落ちている。もう元の場所には戻らないだろうな

歩行者一人行かせて不満げな ....
重心の低い日本人が武道の世界だけで生きるのは昔の話しで今やブレイキンもフィギュアもその他多くのスポーツで活躍している。日本が全体的に変わってきているんだろ。政治家よりもアスリート達によって ね

 ....
歯がはえて、歯たちがきれいにそろったら
きみはもう、はたちをむかえたおとなです
居ならんで、自他がひとつに緊密し
糧をえる、顎の砦を築くのです

歯のひとつ、それがきみの立場でも
べつ ....
飲み会で端っこの席に座った
大勢が向き合って並ぶ真ん中で
何やら盛り上がっている
楽しそうな笑い声は
僕の手前でバリアとなって
僕を透明にしてゆく
他所の集まりを眺めているよう
僕という ....
青い涙を流した林が風にさらされ
色褪せた枯れ葉の残り火の
漂う煙りが眼に滲みる
他の誰かに抱かれるであろうきみを後にして
俺はコートの衿を立てて往く

冷たい風が頬を掠め
{ルビ掠=かす ....
吹く風の光を乗せ
光を掻き混ぜながら
在るもののカタチを造り
また崩しては吹き抜け

ふっと今日も路傍に 石

、あの日 高さの緊張から見入った闇の深さ
、観識る肉体を破滅破壊スル赤裸 ....
首都圏の歴史匂はす五重塔そばで寝るのは文筆家かな なにをつくっているの?

なみをつくっているよ

それはたいそうむつかしそうだね

そうでもないさ
るるるは上にいく
りりりは下にいる

ただそれだけだよ
人はみな線香花火のようですね 米粒一粒分の確率に
もしかしたらと思う
藁にすがるつもりで
紙幣を握りしめて
くじを買いに行く
夢は大きくジャンボで
テレビCMの歌が
頭の中で鼓舞している
診断の後の朝 
くもり空の下に
駅へと足早に歩む
ひとひとひと
吹き付ける寒風、
在る者の輪郭を
もはや形造らず
一群れの隊列を
容赦なく凍らせ
吹き抜けていく

改札を潜れば
 ....
夜になれば 月を殺して
くらやみから
星を一つ引き出し
ガムのように噛んでみるか

うん
しからば
さらば
悪魔になりたかったわたしだ

箒に乗って
指呼のあいだにきらめく
星 ....
悲しいですね
苦しいですね
人は誰しもただ独り
後ろ姿を追いかけても
戻ることなどできなくて
ポツリと独り呟くことばかり

交差点ですれ違った人があの人に似ていて
ポロリと一粒涙を流し ....
今までは数えることもなかった
あと何回会えるのか
誰もが背負うカウントダウン
先が見えた時だけ思い出す
できるだけいくつも季節を乗り越えてくれたら
思い出を一つでも多く記憶に残せたら
願い ....
千里の浜の渚に寄り添い 
ひとりの人が海原をひらいた
開くべくもなく海の紺碧を開き
巨大な炎の渦を渚に打ち上げ果てた

浜辺の人々は息を呑み足をとどめて 
巨大な炎の渦が減速し窪みゆく一処 ....
1. ネット詩人は金にならない詩歌の読み書きに時間をかけすぎていて殆ど病気だ
2. 一つぐらい持病があったほうがかえって健康に気をつけて、長生きできる(一病息災)
3. 日本人は一千年続い ....
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+
 ◆ケイコ47歳
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜ ....
ZZZ(・・・ちょっとした記念日のように髪を束ねた君の、まるで陽だまりのような白いほほえみ、そんなぬくもりの中で老いていけたら良いな・・・)ZZZZZZ・・・・・・、 朝 ミートボールコンソメ煮、キャベツとベーコン炒め
  鮭ふりかけ、サトイモ味噌汁、ヤクルト

昼 サバのゆず胡椒焼き、ポトフ、春菊とにんじん和え

夕 豆腐ハンバーグオクラなめ茸あんかけ、 ....
田中宏輔さんのおすすめリスト(5218)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もうひとつの越冬- 山人自由詩524-12-23
杏仁地蔵- 本田憲嵩自由詩724-12-22
五行歌_新生- レタス自由詩4*24-12-22
【渓流】_禁漁期- レタス自由詩5*24-12-22
文化- 自由詩324-12-22
この日曜朝の花束_- ひだかた ...自由詩324-12-22
解虫唄- 自由詩3+*24-12-21
詩想、直に観る思考なるもの- ひだかた ...自由詩3+*24-12-21
リスカ少女- ひだかた ...自由詩324-12-21
詩想、貴女(貴方)へ- ひだかた ...自由詩524-12-21
谷川氏に問うてみる- アラガイ ...自由詩5*24-12-21
冬を歩く- 紅茶猫俳句4*24-12-21
スポーツ- 足立らど ...散文(批評 ...3*24-12-21
せめてきみの歯くらい人間であれ- 菊西 夕 ...自由詩5*24-12-21
透明人間- 自由詩424-12-20
子守唄- レタス自由詩6*24-12-20
石と薔薇- ひだかた ...自由詩424-12-20
五重塔- 足立らど ...自由詩324-12-20
それだけのはなし- wc自由詩9*24-12-20
火花- レタス自由詩5*24-12-19
ジャンボ- 自由詩524-12-19
鉄鎖の言葉、生者の眼差し- ひだかた ...自由詩524-12-19
夜になれば- 室町 礼自由詩5*24-12-19
逆風- レタス自由詩6*24-12-18
あと何回- 自由詩524-12-18
ヴァーティゴ*- ひだかた ...自由詩3*24-12-18
最近のお子さまが考えていそうな、「日本ゾンビ大国仮説」を考え ...- 足立らど ...散文(批評 ...5*24-12-18
ma'am- atsuchan69自由詩10*24-12-18
ひるね- 本田憲嵩自由詩824-12-17
【病棟日誌】_今日のメニュー- レタス自由詩8*24-12-17

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