{引用=




一 花の身軽さ



花弁のような裸体になって
柔らかくも冷ややかな
草むらに横たわると
この黒髪は
匂いに濡れる

花咲く野辺には
見つかりがたい陰 ....
どれほど歳を重ねたにしても
夏の終りは感傷的で

どこかしらか和太鼓を叩く音が聞こえてくる

リズムを刻んでいるようであり
生の在り様を現そうとでもしているのか

小刻みに
あえて無 ....
お好み焼き、したいと思った。んで、さっそく朝から買物にゆくと、ジャスコもライフもイズミヤも近商もどこもみんな群馬産のキャベツだった。わざわざ手間と時間をかけて西日本の肉や野菜を関東方面へ出荷し、その後 .... 空いてます
ぼくのとなり

とても広くて
あなたのわがままはすべて叶います
来ませんか
ぼくのとなりへ

ちょっと高くてこわいし
階段もないけど
その右手も 左手も
ぼくに差しの ....
{引用=「葡萄」

  葡萄の皮を
  小さな部屋の
  ドアをひらくように……
  ……
  そのなかには
  何か
  静かな音楽を奏でているひとが
  椅子に座って
 ....
赤ん坊が
すやすや眠る
さわやかな風
ゆったりした時間

純粋な心
曇一つない
柔らかくて
ふわふわで

神聖な空間
悪魔なんぞ
存在しない。
心が現れる。
感情を伝える。
難しい事
中間の思い
曖昧な気持ち

でもはっきりした
意見もある。
そうして欲しい
して欲しくない。

ダブルバインド
二重拘束は困る。
おっぱいを上げる
 ....
ギャラが安いと三文役者が
太陽の尻に銃口を突きつける
ビクつく太陽がしゃがむ

突然の暗転に 頭真っ白の女優が
台詞をスッカリ忘れ
毛染が欲しいと舞台から逃げ出す

ドサクサに紛れて逃 ....
たぶん僕はお馬鹿だけどさ…

ともちゃんの内面の輝き見抜けたのかもしれない。

間違いなくともちゃんは僕にとっては
ぴかぴかの
いい女!??

今度の彼女もつよがってるけど旦那の浮気と ....
神聖なる時
今聖者は来たりて
轟かん!

トゥリニティー
主は来る
静まらん!

主はより良い道に
導き給もう
喜ばん!
ワンツーピースv v
最後に笑えばいい
100年一昔
10年なんて転寝

永久の愛を交わし
桜が散る
酒を飲む
景色は花吹雪

約束の血判を押し
新たな日を迎える。
新たなるメ ....
ある日あなたは月だった
僕は宇宙飛行士になった

ある日あなたは歯車だった
僕はそっと時計をばらした

ある日あなたは数式だった
僕はチョークを折りまくった

ある日あなたは風だった ....
  そんなに簡単に
  悲しむなんて
  駄目だよ
  ぼくが許さない



  レモネードがはじける
  モリッシーが嗤う
  あまりに
  ぶきような
  きょうの日 ....
{画像=110824232540.jpg}


人に優しいから自分に優しくなれる / 逆もまた真なりだ

一生懸命生きて来て楽なことばかりじゃない
辛い時にしっかりと支えてくれるもの /  ....
炭酸飲料飲んだら
ノドから泡が出た
ハーモニクス響き
16ビートを刻む

長髪で挑発する。
苦しめ!と言い聞かせ
演奏する。
手が痛い。足が痛い。

笑っていたい、
喜んでいたい ....
風船膨らませ
二人で運んで
終点でわる。
そんな事して
遊んだ。

人魚に足が生え
楽しいひと時
泡になる前に
キスをしよう。

メルヘンの世界
現実の世界
違いなんてない。 ....
ホップステップ
ワルツ、タンゴ
激しく優雅に
抱いてやる

ポカポカ
箱を叩いている。
ギロで
ジャカジャカ

この人は
守ってやろう
そんな事思って
踊っている。
この詩を読もうとしてくだっているかたに はじめに 申し上げておきます。
この詩には 少女の自殺がモチーフとして 扱われております。
そのような内容のものは、精神的に負担がかかるという自覚のある方は ....
黒夜を作っている
欲しがる者が
あまりに多いから

黒夜に混ざって
溶け込めばいい
祭りの中へ

素になる黒夜を
好んでくれるから
今日も作っている

真空と混ざって
合流す ....
タイマツを持って
ストーリキング
最高にハイ!
世の中が歪む

世の中が間違えている。
自分は間違えてない。
他人が変われ、
自分は変わらない。

人から金を貰い
湯水の如く使い ....
この世の終わりに
貴方は何をしますか?
誰かと共に死にますか?
遊びますか?
詩を書きますか?
友達と語らいますか?

喜んで死にたい。
泣いて死にたくない。
笑って死にたい。
人 ....
仕事が嫌いで
ただなんとなく生きて
情熱がない

毎日お茶くみして
PHPでプログラム
上司のロボット

巻き込まれるのは
良くないけど
熱意がないと
人は感動しない。
「花を踏み付けないで下さい!」

と詩人は言った

インタビュアーは花を踏みにじりながら聞く

「あなたはどうして詩を書いたのですか?

あなたはどうして詩人になったのですか?」

 ....
風景は記憶を宿している
だから俺は
ゆるゆる
その風景に
流れ込む

いつも路地裏
猫がいて
丸くなって目を細くして寝てる
気持ち良さそうに

俺は雪駄で歩いていくだろう
そう ....
目の前のあなたは
私の目を見ることもなく
その場しのぎの空気を纏う

息苦しさから逃れるため 
私は砂糖が溶けるように
問い詰める
問い詰める
問い詰める

馴れ合いから逃れるため ....
あっ
   風の軋む音がします




母となれなかった女の子供が母となる

子を宿せば母になれる
そんな容易いものではなくて

幼子の抱く古びた操り人形のように
いつのまに ....
膝の上の猫
まるで愛おしい生き物でも見るような目で
わたしを見てにゃーと鳴くの

通り雨降る、夏の午後

その視線を
すり寄ってくる体温を
振り払いたくてそっぽを向いた

うっとう ....
雨にぬられて
寒くて凍えて
目隠しをする
行く先は何処

お腹は減り
眠くなり
寂しくて
暗くなり

マッチをすり
暖を取る
身の破滅を感じる時
誰も味方してくれない。

 ....
母体のように
安心で安全で
快適な環境に
浸りたい。

余りにも苦しすぎて
耐えることはできない。
他人から見れば分らないが
自分の中では限界だ。

ドクドク血の流れる音
自分の ....
関係が壊れるのが嫌で
I love you が言えない。
答えはNoなのに
言えない。

会合を壊す事になり
会合が存続しなくなる。
楽しい会話も上の空
いつも心配している。

無 ....
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