桜色という言葉が良く似合う
満開の桜並木の下で
きれいねと呟くきみの言葉に
そうだねと頷くぼくの言葉
言葉がぼくの体から離れていった時
ぼくの頭は言葉が思っているほど
そうだねと思 ....
{引用=

せかいのあちこちに
内緒で敷かれている
内緒の線路を走行する
打ちっぱなしの
コンクリートの
でっかいとんねるは
せかいの中身を
くり抜きながら
こわれた部分を直して
 ....
君のことを
煙草1本分だけ考える
はずだったのに

君のことを
煙草3本分考えてた

煙草の煙は
君への

想いのように
柔らかく漂ったり

ため息のように
切なく漂ったり ....
子犬の小太郎を
弟が散歩に連れて行き
人を噛ませてしまった。

それ以来弟は噛ませた事は
なかった。
小さい弟には屈辱的だった。

輪ゴムのパチンコで
弟の目を失明させて
しまった ....
鉄塔の切先に白い烏がとまって喚いている 物事の切先に頭の良くない蛸が絡みついて喚いている 夜のえりあしが伸びきった性器に引っ掛って喚いている 敵はどこだ?
白い白い夜明け の向う側に 見えるか  ....
ツルッパゲのおっさんが
居りました。
お腹が太っていて
みんなの笑いもの

でもね、このおじさん
いい所があって
奥さんの為に
毎日夕食を作っていました。

だから仕事が終わったら ....
「じれったい!」と叫んでいた男の背中にすがりつこうとして
彼が必要としてたのは私じゃないことに気付く

う〜ん、淋しいかも

開けてはいけない扉を自らの意思で開けてしまったのだし
それが愛 ....
詩は 言葉のグラデーション

そこに 恩やメロディーはない
もっともらしい 言い訳や教訓も
自分で少し考えてみたら?
親にも言われなかったこと
言われているような気がするの

すでに
 ....
魚の小骨のように胸腔にナイフが引っかかっております。
子どもの時分からずっと引っかかっているのです。

(おかしいですか?
 たいして悩みでもないのですが、
 やみつきだなんてとんでもない。 ....
 死んだら二十八グラム体重が少なくなるって
 それがひとのタマシイの重さらしいよ
 と、どこから聞いてきたのか
 娘が言う

 父はおもう
 タマシイに重さがあるなら
 物質 ....
「男と愛」

Q:心の良い男ってどんな人ですか?
A:命を大切にする人!
  女・子供・老人・弱い人を大切にする人。
  深い愛を持っている人ですかね。
Q:愛って何ですか?
A:人の役 ....
 
 
色鉛筆のケースの中で
弟が眠っている
一番落ち着ける場所らしい
父と母はテレビを見て
時々、笑ったり泣いたりを
繰り返している
ケースから出された色鉛筆で
僕は絵に色を塗る
 ....
 僕の彼女は半月に一度、まるで発作を起こしたかのように暴走する。これは別に大げさな言いまわしなどではなく、「そのとき」が来ると、彼女は急に地面にうずくまり、体をふるわせながら獣の咆哮を響かせるのだ。目 .... 時計の針が逆向きに
動き出す
こぼしたスープが
皿の中に戻る

記憶が戻る
創造性が戻る
集中力が戻る
体力が戻る

失われていた時間が
元に戻る
少年は夢中に勉強した
人は ....
 いっぱしのおとなになりてえ
と泣きながらうそぶく四十男を
わたしは胸の中に招き入れる
 いっぱしのおとなはつまらないわ
と慰めてあげることも
 いっぱしのおとななんかくそくらえ!
といっ ....
 
 
かおりのいえの
あかりが
まだついている

あいかぎで
かおりの
いえにはいる

くることを
しっていたのか
りょうりを
つくっている

ゆめかも
しれなかった ....
沼の中へとダイブしたい

白いワンピースが泥色に変わる瞬間を
この目にしっかりと焼きつけて

刻みこむんだ

服に肌に心に
生きてゆく為に必要な汚れを



泥んこになった ....
やがて忘却の海辺に打ち寄せられた白い欠片、
朽ちた流木や貝殻の転がる旧い別宅の荒れ果てた庭に
ある日。螺旋に絡みつく二本の蔓の梯子が垂らされていたが
それはあたかも、私には儚い夢の終わりのようだ ....
星たちよ聞いて
私約束するよ
人に愛を蒔いて
幸せの種を配る事を

夢見る妖精よ
私約束するよ
人が人を好きになるように
信頼の種を蒔くよ

御一人様聞いてよ
私約束するよ
話 ....
今日も雨
明日も雨
いつ晴れるのだろう
憂鬱だ

こんな日はパンクロックで
ワンツースリーフォー
ぐれてやる
はちゃめちゃな行動をとる

スカイツリーほどの
夢を叶えたい
愛の ....
父のためにメザシを焼いている。
メザシから出てくる
もうもうとした煙

父のためにメザシを焼くなんて
つい最近までは
思いもしなかったなあ
留守中の父が戻ってくるまでに
焼いておいて差 ....
 お肉
 こんばんわナスです
 トマトの坂をこっぺり帰る
 キュウリギリスは寒さで凍える
 お肉は肉でも何肉かわからないが焼けばイケるゾ
 ナス祭り
 トマトの ....
あんたぁ ちょっとぉ みかけに よらない 日本一のくるくるぱぁー

ってなぁ

あほぉいうたひとがあほぉなんですぅ、あほぉ
 マヨルカ島にふきよせる地中海の青い風をすくいとる
 ピアニストの手のひらは白い
 葉叢を束ねる小鳥のさえずりに頬ずりをして
 月光にきらめく細い爪をみつめていた

 風の家にあ ....
アルペジオ踏んで
流れる海を見る
果てしない水平線
船が出る。

ノウゼンカズラ
蝉の声
子供の声
もう今はない

君はデイゴの花を
髪に飾り笑っていた
野良猫が笑っていた
 ....
ボールペン貸して
手ぬぐい借りて
お金返して
時間を共有する

情報を流し
情報を受け
情報を変え
情報を産む

情報を楽しみ
情報を糧にして
情報を整理する
情報を決定する ....
今日も元気に
いってみよう!
楽しく可笑しく
美しくカッコ良く

高く低く斜めに
本は高く
ベットは低く
音は斜めに

歌麿
彦麻呂
英麿
まろは幸せでごじゃる!
 「泣き腫らした家」

 その家は号泣する
 時間を失った丘陵にたたずみ
 家主の帰りを待ちわびながら

 その家はときどき夢想する
 彼女が門扉を開き
 飛び石伝いにやって来るさ ....
じぶんが
やさしいのかつめたいのか
わからない

でも あたしは
ひと をののしる
ことばは もちあわせていない

なぜなら
それは
じぶんにもどってきて
けっきょく
じぶんを ....
明日はきっと晴れるよね

そう願わずにはいられなくて
ふと手を休め振り返る

自由気ままに暮らしてきた日々

愚痴っぽくなってみたり
ときには人恋しいくせして無口になってみたり

 ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
変換- 寒雪自由詩110-11-4
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煙草1本分- ミサイル ...自由詩710-11-4
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色鉛筆- たもつ自由詩1910-10-30
今夜の月は綺麗だね- 豊島ケイ ...散文(批評 ...4*10-10-30
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“凛”- 三奈自由詩810-10-29
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レベッカ万歳- ペポパン ...自由詩5*10-10-28
スカイツリーほどの- ペポパン ...自由詩3*10-10-28
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ショパンの手- 石川敬大自由詩1810-10-26
海岸沿いの木の下で- ペポパン ...自由詩4*10-10-26
take&give- ペポパン ...自由詩3*10-10-26
コーヒー- ペポパン ...自由詩2*10-10-26
泣き腫らした家/泣くまでの経緯- 豊島ケイ ...自由詩14*10-10-26
ことば- 森の猫自由詩8*10-10-26
秋の夜長に歌ううた- 恋月 ぴ ...自由詩33*10-10-25

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