「頑張って!」
と思わず口に出してしまう
それは頑張っている他者への共感であり
ふりかかる火の粉を払おうとする
ある種の逃げ口上とも言い得て

決して自分の事ではないのだから
「それじゃ ....
むせ返る
暑風に運ばれる
火薬の 
あの夏のにおいが
けむたくて
目を伏せてしまいそうなほど

短い季節の 
そのページがまぶしくて
栞もはさまず
本をとじた


夏の
暗 ....
秋が
深まる季節
落ち葉の季節

秋が
深まってくる
ひらり
ひらりと
木から落ちる

なんだか
とても
きれいに見える

落ち葉は
またひとつ
落ちていく

いろ ....
雪の降る夜に
どこからか
白兎が
現れた

白兎は
遊びまわり
跳ねまわっている

いつまでも
いつまでも
雪の降る
野原を
追いかけていた

春が
待ち遠しいね
う ....
夜まで
桜の木の下で
お花見を
している

とても
大きな
桜の木

風も
少し
吹いている
夜空に舞う

花吹雪
それは食べられますか?
じゃりじゃりしてませんか?
気を失いませんか?
それは美味しいですか?

そこには信頼がないと
食べられません。
そこには愛が込められて
います。

特別な ....
(わたしいつも朝の顔で
(とおくをながめて
(とびたつ機会をねらっては止め
(ひかり おいかけたがり
(汗さえも、ほめてくれる
(どっしりとした、くもくもく

(優しい網の眼で
(どこ ....
{引用=




青い闇の水をたどって
近づいてくる
紅斑のある
白い身体

永く向き合ったまま
微かに身体を
揺らす貴女



 どうかこのまま…

 幸せすぎる ....
観覧車で
高く 低く
回っている

ような


メリーゴーランドで
遠く 近く
回っている

ような


そんな錯覚も
ある

けれど

ふと
思い返すと

 ....
猿の姿をした雲が 
夏の夜空をゆっくり流れる 
胸の雲間に 
今にも満ちそうな月を 
光らせて 
宇宙は水飴色です
ゆっくりと
ながく
{ルビ湖=うみ}に似た時間の中で
シクリと微笑んで
星は甘い時間を漂っています
例えば恋人のこととか
例えば死んでしまったこととか
そうして
い ....
爪を《凶器》として生やし始めてから
{ルビ何年=どれ}くらい経つだろう・・・





爪を噛む癖を口実に
苛められ始めたのが小学校4年生の頃だった





あたしの本名 ....
美しいものをめでる
心のゆとり
育てる喜び
待つ楽しみ

花を愛する
水をやる
暑さ寒さから守り
鉢を変える

蕾がふくらみ
いつ花が咲くか
楽しみに待つ
香り高き花たちよ
 ....
ワクワク
フワフワ
ちょっと待って
時間を止めて

マリンバ叩いて
低音が気持ちが良い
ポロロンポロロン
ドロドロ

パタパタ
鳩が飛ぶ
シャーパープー
着物の音
彼女の歌はどこでも聴ける
初めて会ったとき
彼女の肩には音符が乗っていた
飼っているの、と
なんでもないことのように話してくれた
触れると柔らかくて
すぐに歌いだした
それは彼女の唇から ....
毎日が閉じ込められて過ぎて行くので
こんな時は元気のいい男の子にあこがれるものです

彼のポケットに入って
やぶけた穴から外を見てみたい
木登りやブランコ、くさっぱらに寝転がって
空を眺め ....
かえでやかえで
ぼくらが うたう
くるくる まわって
わ になって

あかも きいろも だいだいも
みんな みんな
くるくる ひらり

ぼくらの てのうえ
あかく きいろく ....
光が
満ち溢れるまで
あと
数秒

人々は起き上がり
大きく
伸びをするだろう
ついでにあくびも

昨日の夜
泣いたことなんて
まるで忘れて
暮らすように歌う

寒ゼミの最後の声が
あかるいよるの雲の腹の
内側であふれている

世界ということばがあまくかじられて
「明日死ぬかもしれない」と
しろい猫が鳴き
び ....
夢追い男
パチンコで
一攫千金を夢見て
スカイジェットに乗って

ベジタリアンの坊主
本当にいるのかな
妻帯者の坊主
やる気があるのかないのか?

ここは夢の世界
赤い薔薇で敷き ....
人間すなおじゃないとね


あのひとは言った

あなただって…


言い返そうとして

としはまだ蝉の鳴き声を聞いていないことに気付いた

あのガード下へ行けば
聞く
 ....
田んぼの
真ん中に
立っている
かかし
なんで
顔が
へのへのもへじなのか
わからない
人間でもないのに
傘を
頭に
かぶっている

畑の作物を
荒らされないように
誰か ....
ここは
誰も
いない森

人間は
入れない森
人間に
荒らされたくない
静かな森なの

ここには
何年
生きても
大人に
ならない人がいる

そう
ここは
楽園なの ....
悲しい時
少し
休んで
空を見てた

そしたら
自然と
悲しみから
すっと
解放できた

悲しい時
死にそうなとき
つらい時
空を見てごらん

勇気がわいてくるから
 ....
雑踏のあちこちに
発生する
ポップな電子音

それぞれの手のひらの中
ぽろぽろと
カラフルな想いをつかまえる

まるでゼリービーンズのよう
人工着色料かけた
ねじれた言葉が小窓にな ....
先生私変でないですか?
先生私変ったのです。
先生指導してください。
先生教えてください。

親に感謝します。
親を尊敬します。
親の約束守ります。
親を悩まします。

私はヤンチ ....
 なつの朝に
くりかえしくりかえし
泣きながら、うまれる
声と声と声が
遠くの地球
むこうにしろいくも
横ばいに漂う

 わたしたち
くりかえし生まれて
体操して
朝の匂い
 ....
この世に愛が
なくなったら
太陽のない
地球のよう

生きる原動力
生き甲斐
生きる目的
生きる重み

安心感
守り守られ
心の支え
平常心
水風船をぶつけられて
笑ったけど人知れず泣いてたあの子は
明くる日 きらめく水晶の舟で
だれも知らない金色の国へ だれにも告げず旅立った


水風船をぶつけて
実は謝ろうか謝るまいかと悩 ....
人と自分は違う
色々我慢して
ふりをする
妥協できない事もある

誉めて
長所を見て
尊敬して
互いにコツを伝授する

でも心の穴は埋まらない
でも満たされない
知って、嘘をつ ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
頑張ってのひと- 恋月 ぴ ...自由詩16*08-8-16
夏夜- こゆり自由詩5*08-8-16
落ち葉の季節- 妖刀紅桜自由詩2*08-8-16
雪の降る夜に- 妖刀紅桜自由詩4*08-8-16
花吹雪- 妖刀紅桜自由詩2*08-8-16
料理- ペポパン ...自由詩6*08-8-15
アンサーソング- 唐草フウ自由詩4*08-8-15
世界の果ての汀で- まどろむ ...自由詩6*08-8-15
日々- 明楽自由詩108-8-15
猿の魂_- 服部 剛自由詩708-8-14
溶ける海- フクロネ ...自由詩16*08-8-14
爪過去- 愛心自由詩2*08-8-14
美しき花たち- ペポパン ...自由詩6*08-8-14
流星群- ペポパン ...自由詩3*08-8-14
暮らすように歌う- 小原あき自由詩11*08-8-14
退屈な暮らし- 西日 茜自由詩18*08-8-14
あき- 長谷川智 ...自由詩8*08-8-14
- 風音携帯写真+ ...808-8-14
暮らすように歌う/クガツ- モリマサ ...自由詩2308-8-13
夢追い男- ペポパン ...自由詩3*08-8-13
捻くるひと- 恋月 ぴ ...自由詩16*08-8-12
かかし- 妖刀紅桜自由詩2*08-8-12
妖精- 妖刀紅桜自由詩4*08-8-12
悲しい時- 妖刀紅桜自由詩5*08-8-12
ゼリービーンズ- 渡 ひろ ...自由詩21*08-8-11
先生!- ペポパン ...自由詩3*08-8-11
なつの朝- 唐草フウ自由詩16*08-8-11
IT'S_ONLY_LOVE.- ペポパン ...自由詩6*08-8-10
『水風船』- 東雲 李 ...自由詩5*08-8-10
孤独- ペポパン ...自由詩5*08-8-10

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