夜に影を落すのは誰。

誰かが影を落すから夜は更に暗くなる

夜の影を落とすのは君。

夜なのにピンク色に輝く街角で働く君
ばかみたいな声
ばかみたいな会話
ばかみたいな笑顔を振りま ....
{画像=110927215321.jpg}


(扉絵:雨傘をさしてニッコリ笑うボクのアップ)

(絵?:雨傘をさして飛び出して行くボク。地面には大きな水溜り。)


雨降り
お迎え ....
凍てつく世間の中で 燃え尽きてしまうだろうと 誰か云ってた
ハートの中のホットスプリング 枯れ果ててしまうだろうと 誰かが云ってた
身を寄せ合って生きる
絶望の世代
冷ややかに見つめる
生み ....

つめたい交わり 踏切だけで三十の詩が書けるという人は
亡霊のような突き指をする


エール飛び交うマウンドで少年たちの夢を食べる獏は
消化不良で怒り目になる


お菓子をどう ....
現住所に越して早4年
アシナガバチと共存して早4年

越して一ヶ月目に
換気扇から進入してきた時には
家中大騒ぎだったけど

今では お互いに干渉しない!ってことで
良い距離 ....
手持ち無沙汰に見上げれば夏のような雲の動きと

山すそは無残に切り開かれ
ひとの忌み嫌うものの一切合財を

そのはらわたに黙して受け入れているのか
それとも受け入れざるを得なかったのか
 ....
くだらないらくだ
パンを食べるパンダ
地雷を踏んだジラフ

殴られてクマができる
ドンキーコング樽はいくつ
ベットで寝れてワンだふる

カメに入った亀
猿が出てきてそこを去る
9匹 ....
空にサカナ
真夜中の太陽
緑色のオレンジジュース

永遠の幼児
逆向きの時間
現代の恐竜時代

金持ちだけの社会
命の定義
音楽のない世界
{引用=  夕暮れ近くになると
  老いた女がアスファルトに
  一つの箱を置きにくる
  ただの箱だ
  ダンボールでできた、薄暗いだけの
  小さな箱
  それを置くと女はきび ....
時の器に
夜がすこしづつ満たされていく

眠りついた月の横顔

埋もれた砂時計の砂丘は、はだしのぬくもり
天よりふる砂を見つめては
閉塞されたガラスにふれる



砂の音はや ....
「いつかきっと」は、
この世に存在しない。

「いつか」は
とても便利なことばだ。

いつか、また会おう。
いつか、夢は叶うよ。
いつか、いい事あるさ。
いつか、良くなる。

「 ....
大空にはばたこう
全てを忘れて
ホップ、ステップ、ジャンプ

レコードのように
回転数を変えて
時には早く
時には遅く

ダンスを踊ろう
全てを忘れて
窓からはばたいてみよう
 ....
紀伊国屋を素通りして
今日もジムに通う
123、123、パスパス!

汗水流して
今日も腹筋120回
腕立て120回

頭がすっきりする。
シャワー浴びて
さあ、仕事に行こう。
 ....
寂しい夜
一人ぼっちの夜
そんな時詩は生まれる。

忙しい時にはできない。
発想が豊かで
冷静な時詩は生まれる。

自分に向き合い
妄想を抱き
誰も傷つけない時
詩は生まれる。
 ....
朝蜘蛛を野放しにして数日
白い壁に
夜を引きずり出そうと
穴は這う
エアコンの吹き出し口を好む
わたしの目がかわく

土壁に
みつけた、と呟いた午後には
あなた つぶされてしまった
 ....
昼夜繰り返される試み
この街が雨で埋め尽くされる頃
呼吸を許されたとき
空っぽの胃
歌う

泣きたい、と
ひっそりのたうつ
こんなにも女(の子)だったかと
雨粒に色を閉じ込める作業
 ....
全部全部ネットの上にあるなんて思うのは大間違いだ
本当に伝えたいことはこんな画面の中にはないのだ
夕暮れの空の色がグラディエーションで変わっていく美しさを
言葉で表現することはどだい無理なのだ
 ....
踏み出せず 躊躇する君の背中を{ルビ戦=そよ}がす 小粋な潮風 苦しい時を耐え忍べ
さすれば道が開ける。
苦しみなさい
苦しみなさい。
人の倍苦しみなさい。
そうすれば幸福は汝の物。

頑張れ、頑張れ。
耐え忍べ
笑顔でいましょう
人生楽しみま ....
テステステス
ユーフラテス
私の苦しみを
君は知らない

周りの人が
助けてくれる
正気と狂気を
さ迷い歩く

自分が悪くないと
答えが出る。
全ては良い方向に向かっている
 ....
飲まず食わずで
明日の金も持たず
もてない。

希望も夢もない。
楽しみも友達も
いなかった。

絶望の中
希望の光が見えた
それは親類だった。
今夜月は小鳥の詰まった冷蔵庫で
君は蟹のはさみの間で夢見られた砂の花
だから僕は君にバンジャマン・ペレの詩のような
曲がりくねった定規に満ちた美しいキスをする
「絶望」という名の燃え上がるバー ....
 引っ込まず 
  
   出すぎもせずに

       調和とれ
幾世紀もの家族がつながった半島の先端
岬はいつもそこにあって
空と海の高さを測り 
見知らぬ明日の水平線を描いてきた
海を渉る鳥たちのために
半島に帰る人びとのために


灯りの落ちた ....
トランク一つで旅に出よう
遠い遠い異国の地へ

木の橋を渡り森を抜けるのだ
憧れていたムーミンの家
扉をノックしたのなら、彼は出迎えてくれるかしら?

可愛らしいお家の中で、お茶 ....
我慢して我慢して
苦しんで苦しんで
喜んで喜んで
楽しむ

美酒爛漫
塩辛い肴
禁断の実
煙草吸う

涙が出る。
鼻が出る。
傷つけて
癒されて
か弱いものでも生きてゆける
それが人間らしさってこと

それなのに時には誰かを押しのけては前に進み出て

この一歩が生死を分けるのよね
なんて言い訳をする




世の中は悲し ....
Tirelessly
We walk forward.
疲れることなく
前へ進む

苦しい
辛い
ヘトヘトだ
助けて

もっと楽に
生きてみないか?
もっと細く
生きてみない ....
私の赤い糸は
どこに繋がっているの
早く教えて欲しい。
引き寄せると皆切れてしまう。

赤い糸がないのなら
教えて欲しい。
覚悟するから
その分他の事をするから

無駄が嫌い
時 ....
She said me,
“You are just for fun. ”
“I don't like you! ”
“You're for my pity. ”

青い目の赤鬼は言った。
 ....
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