春にかなしいのはよくわかる
泣いたことのない人なんてきっといない
散り始めの桜花に紛れてまばゆいなってふりしてね

夏にかなしいのはよくわかる
泣いたことのない人なんてきっといない
最後の ....
国語算数理科社会、音楽・図画工作そして体育のほうも…
――全部を少しずつ、でなくていいんですたとえば
漢字を一週間に十個覚える、それだけでも。
あとはできれば何か一つ、教科とは無縁でも構いません ....
どこから、どこまでが
いのちなのか
そんなの、訊ねられても
わかんないよね

ましてや、人生なんて
いつから、どこまでだなんて
微妙だからさ
わかんないよね
考えるのもアホらしくって ....
窓の開かない部屋で
空調の風

思い立ちこんな真昼に髪だけ洗う
なおさらに、 心地よくなる
ソーダを切らしていてトマトジュース
神さまは居る、 あらためて 思う

ドライヤーはあとすこ ....
泣いてる
言葉が泣いてる
戻れない昨日の私の愚かが泣いてる
俯いて下町の路地
久しぶりのスニーカー
探しているのは石っころ

謂われなくとも蹴っ飛ばしたい
謝らないよ
石っころ
堕天使の様に 煌めいている星達
悪魔の誘惑に騙されたイブよ
美しいものは 見たい 触りたい 食べたい

唇のラインが 幼い鼻先が 繊細過ぎる白い指が
きっと 夜空のイメージと同じはず
 
 ....
もう七二年も昔になりましたか
 第二次世界大戦が
 マスコミの話題になるとき
 浮かんでくる光景は

地方都市の国民学校3年生の教室
腕白な少年どもに囲まれて
おまえはスパイだと
小突 ....
ベランダを覆いつくすケヤキの枝に
キジバトの巣がある
朝六時
キジバトの鳴き声で眼が醒める

ジュウイチジニキテクダサイ
ジュウイチジニキテクダサイ

十一時に?
どこへ?

夢 ....
愛の終わりに時計がカチカチと鳴る
珈琲を流し込み
何と言ったら良いのか
白けた時間が過ぎてゆく

何時切り出したらいいのか迷うっていたら
彼女の方から切り出してきた

もう終わりです
 ....
みにくい子さやかなうその時を経て立つ日にそれでもアヒルと名乗る


母の名をカケスと知らず巣立ちの日ジェーイと鳴いて留鳥である


なみだより弱いものなし生きるためなみだを捨てたカラスのこ ....
ホタル星が輝く六月 僕の憧れが浮かび上がる
清流にレスタージョイの船 思い出達が月光の影

口笛でメロディー 思いつくままに吹けば 夜明けのなごり星

Hello!summer Hello ....
本当に美しいものは

言葉には表せない



それらを再現できるのは

読み手の魔法なのだ
なにごとにもかなしみばかりの日日のなか夏空の雲まばゆいばかり 闘病のつらさをあなたに決められてあなたをきらいになるに足りてる ひと息ついて
何を飲もうかな と思った時に
いつもの紅茶のティーバッグが手を挙げた
だから紅茶にした
そういうふうに私は
一人暮らしをやりくりしている
風を聴く日は多く
大きな声では言え ....
むかし、
ボクは花に埋もれた
白や紫、
黄、青、赤‥‥
――ある日、
紫の桔梗の花を
ベットいっぱいに飾って
素敵な夜を過ごした
しかし残酷な朝が来ると
花はすべて萎れていた
悲し ....
君がお星さまになって10ヶ月
もう私の中で君は過去になってしまった
君がお星さまになる最後の数日だけが
君との記憶になったようで
思い出す姿は痩せた小さい君。
だけど不思議と
あの時の君は ....
ジムで軽く汗を流した後でも
僕は特別な人にはならない

僕の専門はロックだが
知性に裏打ちされた感性で生きてゆきたいと
思っている

ジョーきみに言いたいんだ
書を捨てて街に出よう
 ....
誰の影も後ろに居ない人の世を夏の夕暮れ今だけ隠せ 梅雨空雲間がふと切れて
星が見えると君は云う
私の空には星二つ
心で見ている星二つ

優しい雨音 きつい音
その日の気分 自分次第
雨にも空にも罪はなく
風にも町にも罪はない

優 ....
トッポギ

(突然六本木に行くこと。)
韓国のお餅ではない。

うっちゃり

(うっかりぽっちゃりしてしまうこと。)
相撲の決まり手ではない。

ネット用語はどんどん進化しているよ ....
無理だと思うよ
妖精が云う
あなたは人間だから
でもわたし
もうすっかりあきらめているから
それならなぜ
妖精が云う
あきらめているとできることが
それはなに
期待をしないこと

 ....
おぼろ月が泣いている

雲に隠れて泣いている

貴女に会えないこんな夜は

潮騒枕に眠り行く


おぼろ月が泣いている

私を見てよと泣いている

夢に破れたこんな夜は

 ....
新しい詩を詠む

生まれたてほやほやの

一日一生

何時も今日が最期だから

新しい詩を詠む

生まれたばかりの新鮮な

潤い輝く魂の詩を詠む
終着駅までのすべての往路が足し算の暦なのだと
信じきっていたころも確かにあったことを思い出す
アネモネの蕾をみて安堵したように降りはじめる雪がある
ことはまだ知らなかった
降りつつ、積もる雪で ....
その川は病院の屋上にあった
男はゆっくりと川に入った

  早暁の屋上には看護師はいなかった
  監視カメラも男をとがめなかった

男の中で長年… 
そう 半世紀ものあいだ
渡りきれな ....
さっき、午後一時半過ぎから真っ黒になっちゃった
影法師になっちゃったのよ
伸びてく伸びてくわたし伸びてく頃
ガードレールにぶつかって痛くっても
そのままずるずるまるで道案内
みなれた扉をだれ ....
今夜は夜空に星を想えない
月がどこに行ったのかみつけられない
わたしだけの神さまとも会えずに
だから「おやすみ」はまだ云ってもらってない

近ごろはずいぶんなんだ、ふと思うそばから
それは ....
いきなり冷水を浴びせられ
置かれた境遇に気づく
昨日まで笑いあっていた人々が
一歩退く
仕方無い
自分はそちら側でなくて良かったと
誰もが胸を撫で下ろしている

私に向けられる
さり ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
なみだ暦- もっぷ自由詩2*16-8-11
生き方/在り方- もっぷ自由詩2*16-8-7
八月のさようなら- たま自由詩14*16-8-6
蒼い天井- もっぷ自由詩2*16-8-6
言葉- もっぷ自由詩3*16-8-6
スニーカー- もっぷ自由詩3*16-8-5
夜空のイメージ- 星丘涙自由詩4*16-8-2
八月の光景- イナエ自由詩4*16-7-29
七月の忘れ物- たま自由詩16*16-7-24
おしまい- レタス自由詩316-7-22
「トリ・リングス」_七首- もっぷ短歌316-7-22
夏の詩が聞こえてくる・・・- 星丘涙自由詩1*16-7-21
文字- ガト自由詩6*16-7-21
かおるのおと_2016.07.20- もっぷ短歌316-7-20
かおるのおと_2016.07.18- もっぷ短歌216-7-19
一人暮らし- もっぷ自由詩616-7-19
- atsuchan69自由詩1*16-7-16
レオ_2- 自由詩2*16-7-8
君と話したい- 梅昆布茶自由詩1116-7-5
かおるのおと_2016.07.03- もっぷ短歌216-7-3
梅雨空雲間がふと切れて- もっぷ自由詩416-6-26
超人的現代語辞典- 梅昆布茶自由詩916-6-26
未明のサンクチュアリ- もっぷ自由詩316-6-23
おぼろ月夜- 星丘涙自由詩2*16-6-22
新しい詩- 星丘涙自由詩2*16-6-20
おむすび- もっぷ自由詩816-6-20
ある男の命日に- イナエ自由詩11*16-6-20
いつまで- もっぷ自由詩316-6-19
まさゆめ- もっぷ自由詩316-6-19
冷水- Lucy自由詩10*16-6-18

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