おかしのぱんだにつれられて
あたまにおおきなももいろりぼん
てあしはちぢめてふくをきて
てをつないであるいてく

ぱんだのては
だんだんねとねとしてくる
おかしだからしかたないね
 ....
散歩をした

車椅子に君を乗せて

君は
新しい家を見に行く約束を
楽しみに待っていたけど

疲れ切った君を
ぼくは
新しい家まで
連れては行けなかった

散歩をした

 ....
林檎がふるえている
暗い海の底で
ヒリヒリする電波を発しながら
傷んだ痕をさらしている


林檎たちがふるえている
共鳴しながら
いくつもの透明な触手を
スルスルのばし
痛みをそっ ....
思いつめていた
ぼくは

天界と地上を
さまよう
こころの中で

これ以上は
もう
これ以上は

猫は
ぼくのそばを
離れない

死の匂いを
嗅ぎとって

窓からは ....
死体は人が生きた名残りで
その顔に浮かべる表情には
人生のすべてが凝縮されています

葬儀に集まった人の中には
涙を浮かべる人がいたり
明るく振舞う人がいたり
誰もがそれぞれ ....
お愛想だと判っていても
みょうな期待を持たされてしまう

口ぐせなんだよね

未来と繋がっているようで
繋がってなくて
この連休の天気予報みたいに当てにならない

悪気なんて無いのだ ....
足がかゆい

ばりばりと
かゆいあたりを
かいてみる

痛みはもとより
触れても分からないはずの場所がかゆい

きっと
ナイフで切り付けても気付かないであろう足の一部

神経が ....
まだ小さな子供だった
覚えてるよ、小さな手




春は桜
夏は蝉の鳴き声
秋は紅葉
冬は粉雪

この道を365回通る頃には
私の身体も大きくなった

君の一年は私の5年
 ....
風に乗せて飛ばす花びら
薄紫色の想いを込めて
勿忘草の空へ問いかけるの
憶えているかしら 花の色
風も季節もあの頃のまま
ただあなたの心だけ変わったの
ねえ時を止めて
おとぎ話をこわさな ....
たくさんの
小さな花

どれもみんな
上をむいて
咲いていて

私も
上をむいて
歩こ

上をむいて
歩いて
いこう
ロッキングチェアに座る
クラシックを聞き
うたた寝
風が気持ちがいい

前は一面
麦畑、青い穂
犬とじゃれる弟
芝生の上

植木に水やり
芝刈り
青臭い匂い
サマーチェア
 ....
見えない力を
信じるんだ
見えない力に
委ねるんだ

念じると
できないものが
できるようになる。
逃げてはだめ

口で繰り返し
口ずさむ
欲しいものを
請い求めよ!
僕はこころを奪われたことがない

がむしゃらに泣いているときは自分がみていてくれるから

僕はこころを奪われたことがない

春の夜風が気持ちいいのは、お風呂から出たあとだと知っているから
 ....
日差しの強い、つよいなか
歩いてわたりました。
まどの中から でしたが
緑葉のまぶしいこと

ひとつぶひとつぶの
空にむかう


ふさふさ
ゆれゆれて
ゆさぶられ



 ....
すがすがしい
晴れの日に
散歩に出る。
花が咲いている

ひなげしの中にオレンジ
ツツジの中に赤
薔薇の中にピンク
キンギョソウの中に黄色を見る。

浮かれて庭木の前で
立ち止ま ....
ゲームがしたい
手料理が食べたい
話がしたい
テレビばかり

父ちゃんも母ちゃんも
いつもいない
日本語が上達しない。
一般常識を知らない。

いつも外食
その後はカラオケ
人 ....
{引用=(身体がふたたび目覚めはじめる)}

窓の内側
さわやかな風が
やわらかいレースの
カーテンをひるがえす
初夏のひかりが
まぶしすぎた

屋根の上
反射する水面の
ゆれる ....
紅い林檎の入った籠を
受け取った日から始まった

幸せになりまた忘れてく
ありきたりな祈りだけれど
真紅の林檎に潜んだ毒を
誰も見つけはできないのなら

目を伏せそっとひれ伏しなさい。 ....
雨の中に鯉のぼりがいて
彼らは空を飛ぶことしか知らない
だけど、濡れた体を揺らしてみると
遠い昔を思い出したみたいだった
青い空を飛ぶよりも
うんとなめらかに飛んでいた


***
 ....
拍子をとろう
拍手をしよう
夢ははじまる
ギター鳴らし

浜辺で好きと叫び
告白する
友達じゃやだ
恋人じゃないと

から揚げとコーンポタージュを
御馳走してくれた。
一緒にビ ....
青い鳥は疾走する
ひとたび潜水しても その翼は 微塵も濡れず
ふたたび空に現れたとき その飛沫に 虹ができる
その飛翔は光のように速い

わたしはいつも
わたしの心の一番たかいと ....
ふわふわ
まんまる

真っ白な
チーズケーキ

フォークがゆっくり
沈んで

私の秘密を
ブルーベリーは
きっと知っている

ゼリーが光を
反射して

チーズケーキ
 ....
強く
優しく
滑らかに
側にいる

天使の伝令
鐘をならし
流れ
滞り、又流れ

守ってくれる
楯となり
保護してくれる
優遇される。
音のない世界に堕とされた
何も響かなくて消えてゆく灯火
どこに在るのだろう
私の声
指の間を滑る空気が冷たい

捕まえられない糸が
後ろへ虚空にまみれて
闇の中に筋となって
消えて見 ....
長雨をもたらした群雲の涯にかかる桟橋

漕ぎ出せば容赦無い光の海原

破線の僕の輪郭はより不確かなものとなって

影は灼けたアスファルトに縫いつけられる

光と影は背中合わせの白と黒  ....
ぶらぶらと

行くあてもなく


ぶらぶらと

輝く夜景を眺めながら

なんとなく

ぶらぶら
気付けば夜景の中に


ぽっかりと
穴の開いた心に

街の灯りが染み ....
朝の目覚め
微かな光の束
霧が立ち込める森
虫の声

泉が湧き上がり
空気が気持ちが良い
木々は朝露に濡れ
生き物達が再び蘇る。

年が経つにつれ
人との関係が強くなる
年が経 ....
静かな夜に
とけ込むのは
喉を鳴らして
響く声

追憶の波際で
鳴り響いては
なんとか
つなぎとめている

窓から見上げた空
あの星に
届きそうもない距離を思い
見上げた角度 ....
ふいに
あなたは苦しげな表情

しながらその

裏で

屈託のない笑顔を孵そうとするのだろう



混乱するじゃないか
混濁するじゃないか

感性が
僕の



 ....
手の中の白が震えて
私の涙腺は崩壊した


白の機械に届いた
メッセージ


「ちゃんとみてるよ」って、ありがと。


(慰め)の気持ちが1ミリもない
(何気ない言葉)が何より ....
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