遙かぶりだった信濃路
そこはペダルが都会よりも
緩やかに漕げる

遠慮してくれる
夏の日差しが
あなたの気配りよりも優しかった

裏庭の沼に急ぐ鴨の親子は
人間との僅かながらの境界 ....
墨染めの空を映して
ガラス、ガラスの群れ
強い光の訪れを
救済に灼かれる日を
待つ

立体交差の雑踏
四方向に
連れ立つことなく
分かたれることもなく
人々は歩い ....
僕には君が何を考えているのかわからないよ

こんなに好きなのにね

君を本当に好きなこの気持ちを今さらどうやって伝えようか

きっと君にはわかってるんでしょ

だから僕の呼び掛 ....
そと は
つめたくよどみ
暗い

十一時十五分

ガラスのくもりを 手で拭う
駐車場で
           内側から
外側の色彩はさびしい
点滅する蛍光灯
ペンキの剥げた看板『 ....
何かをしようと思うのですが何をしていいのか解らず
家に一人でじっとしているのも寂しいものですから
出来るだけ服を着込んで嵐の様な風の夜に
月を見に出かける事にしたのです

月には雲がかかった ....
半身を傾けて右足の声を聞きながら
私は君が勧める歌を口ずさむよ

壁は乾いた笑いをむけ
白に囲まれた暖色の夜を待ち
私の青色が足りなくなれば
風をなでる横顔を
塗りつけておくように
人 ....
{画像=111223231202.jpg}


第一章 夢に見る夢の覚め方 / 目覚める夢


目覚める夢を見たことありますか?

ふぅっと首を上げて気が付くと
目を開ければ車窓の外 ....
人に好かれ
また会ってくれと言われ
人に嫌われる
着信拒否をされる

人には春風の如く
己には秋風の如し
話しを聞き
常に疑問形

広く浅い関係が
始まった
まったりした
関 ....
All we get to tell you is truth.
I want to meet you again.
Long ago we separate.
Both quit smokin ....
何の為に生きているのだろう。
人の為?
そんな人いない?
自分の為?
そんなの情けない。

金の為?
みすぼらしい。
愛の為?
愛欲の成す術!

子供の為?
そんなものいない。 ....
月の出る夜
遠吠えのような声で
なく私
もしもこの恋に
色があるとしたら

片思い


モンテカルロの確率で
恋は成就する
訳わかんない
夢は夢
現実は現実

夢は醒め ....
咲き方がわからなかったので
見渡そうと思った


女はホースで庭に水をまく
小さく集まった緑色はより濃厚になり
葉の先からぽたりと落ちる
はねっかえるのは強すぎる太陽


夏だ。
 ....
ね・・、きれいでしょう・・・。


踊り子は楽屋のソファに胡坐をかくように両膝をたてて
物憂い女陰をひろげて見せた
ラッパのふくちゃんは太鼓腹をきゅうくつそうに折りた
たんでひたいに汗を滲 ....
譲れる花 ゆとりある胸中
譲れない花 窮屈な嫉妬

晴眼のように 総てが見通せる
不思議な胸中
邪魔な信念が総てを遮る
不可解な嫉妬

譲れる花 お人好しな花
譲れない花 揺るぎ無い ....
こどものゆめ幻なんかじゃない

サンタクロースは社会的想像の産物だ

小学生のころ私のサンタクロースは消えた


べつのメルヘンを育てていった

自分が罪びとであるかのような

 ....
 
笑みを絶やさずにいよう

しずむあなたの灯台となるために

ずっと絶やさずにいよう



 
なんでもない大人の会話を
セクハラと言われた。
女は謝っておく事に
越した事はない。平謝り。

スケベでない人間は存在しない。
カマトトぶって
人を追い込める。
人は逃げてゆく。

 ....
23才の時の
凛々しい写真を
見て惚れ込む
体力も知力も全盛期

性格は尖がっている
痩せていて
えらが張っている
怖い。

今は丸く
優しく
黙っている
今の方が好き

 ....
生きることを楽しんで
常に良い気持ちで過ごしましょう
気づかない愛を受け
喜びに満ちている。

貴方に会いたい人は
沢山いる。
貴方を頼りにしている人は
話しを聞いて欲しがっている。
 ....
アイビーが空間を探っている
感覚だけをたよりに 
つかまえて 己のからだを寄り添わせ
まだ見ぬかたちを具現しようと
精一杯手を伸ばし
探している

探している わたしも
この感覚だけを ....
言葉はしめっていたがよく燃えた
ガス・スタンドの男と
寝てきたせいだろうか
誰もが幸せであることを望み
それに見合うだけの不幸せを我が身に背負う

故に生きることは辛く

苦しい




ふと目覚めれば凜として未明の寒さ厳しく
曖昧では済まされないこと ....
{引用= 「いくつかの骨」

  お前の
  すべすべした手の甲の
  化膿した傷口から
  いくつかの助詞が突き出ている
  それは月夜の骨のように
  生々しくも無機質だ
 ....
この爪を折っても
しぶとく生えてくる

この爪を折っても
歳を取れば 記憶は遥か彼方

この爪に火を点せば
僅かながら この灯りで
道に迷うこともないと口にすれば
痩せ我慢だと隣人は ....
蜜を垂らしたグレンチェックの太股に群がるメタルボディの虫たちは「Ψ」の甲殻に暗い愛を孕んで、野蛮な大顎にまだ温みのあるバニラの薫る【Eggnog】を零したモザイク画の尖塔を咥え、スミレ色の格子のある柄 .... 一人ではない
皆回りにいる
只気付かないだけ
周りを見れないだけ

苦しみを少しだけ
我慢すれば
道は開ける
楽しみは少しだけ先にある。

人を思いながら我慢する
幸せのために我 ....
自分ならではの人生
人にはまねのできない人生
独創的な方法で自分を残す
自分か生きていた証を残す

食うか食われるか
からかわれ、邪険に扱われ
脅され、すかされ
篩にかけられる

 ....
苦しんでいる時
助けてくれる。
泣いている時
涙を拭いてくれる。

適切なアドバイスを
与えてくれる。
苦しみの縄から
解いてくれる。

楽しいな
愉快だな
人生楽しまなくては ....
水に映る 白いまだら
狼の家族を 追い立てる光
撒かれる水鳥の骨より白く
昼の月に背を向ける
昼の月に 背を向ける

薔薇の棘に
誘われて秘密のところへ
行くのだ

死は疎ましいが
痛みはとくとくと滲む
何故だろう、胸もとどろく

恋も仕組みも知らない
しかし脳は準備していた
麻薬と混同と効 ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆるやかだった夏- subaru★自由詩15*11-12-25
ベクトルと結晶体- 橘あまね自由詩1411-12-25
最後の優しさ- ジュリエ ...自由詩2*11-12-25
ああるえくうすせぶむ- 根岸 薫自由詩4*11-12-24
君の明かりで眠る- プル式自由詩17*11-12-24
やわらかなこえ- 佐藤章子自由詩511-12-23
お伽話_/_夢のまた夢- beebee自由詩17*11-12-23
年だな- ペポパン ...自由詩4*11-12-23
All_we_get_to- ペポパン ...自由詩2*11-12-23
何の為?- ペポパン ...自由詩4*11-12-22
モンテカルロの確率で- ペポパン ...自由詩5*11-12-21
わたしは咲く- あ。自由詩611-12-21
あの日のマリアへ_2011- たま自由詩30*11-12-21
譲れる花_譲れない花- subaru★自由詩18*11-12-21
私のサンタクロース- 吉岡ペペ ...自由詩611-12-21
笑みを- 殿上 童自由詩30*11-12-20
大人の会話- ペポパン ...自由詩2*11-12-20
昔の自分- ペポパン ...自由詩2*11-12-20
美しき地球- ペポパン ...自由詩4*11-12-20
感覚遊泳- ただのみ ...自由詩7*11-12-19
オイル- はるな自由詩611-12-19
春を待つひと- 恋月 ぴ ...自由詩2811-12-19
言葉へのコラージュ- 草野春心自由詩5*11-12-19
- subaru★自由詩12*11-12-18
グレンチェックの太股_★- atsuchan69自由詩5*11-12-18
ボンボヤージュ- ペポパン ...自由詩3*11-12-17
Life_is...- ペポパン ...自由詩2*11-12-17
持つべきは友- ペポパン ...自由詩2*11-12-17
ノート(48Y.12・16)- 木立 悟自由詩511-12-16
脳内の場所- 木原東子自由詩14+*11-12-16

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274