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遠くから聞こえてくる音楽
幾つものの輪が拡がって
自分の心のどこかで繋がっている

初めてスキップをした時、
いつだったんだろう?
 ....
 
しまったって感じで今頃朝顔が咲いた

いいんだよ

夏を閉じこめた種はまた蒔いてあげるから



 
サンズイに雨、
雨がふると
淋しくなります

しとしと言う雨も
ざあざあ言う雨も
ぽつぽつ言う雨も
どんな雨だって
淋しくなります

地面の下に埋めた
あなたの骨は
永久に芽を ....
寝息を立てる背中に心の中で呼びかける
世にも優しい人
ベニヤ板で塞がれた窓に蒼い月の光を描こう
今は夜中、外は涼しいはず
都会も眠り、時の歩みも止まったよう
月光と小さな鉢植が要る(習慣化の ....
人を幸せにするのは
自分には荷が重過ぎる
自分の事もできないのに
人の事ができるはずがない。

身の程知らずの大馬鹿者である。
自分にしかできない事をする。
自分の事はきちんとやる。
 ....
たんぱくしつは
熱せられて
固まる

夏に固まった
たんぱくしつが
秋にゆっくり冷えていき
やがて
土に還っていく

冬にほどけた
たんぱくしつは
僕との螺旋の約束を
のんび ....
やまびこは
いつだって待っている

誰かが
自分の方へ
声をくれるのを待っている

やっほーに
どれだけの意味があるのか
ないくてもいいし
もちろんあってもいいのだが
ただ
や ....
下を向いていることが なにより好き

下しか見えないから 当たり前


もっと前を見つめて 天を仰ぎみて

大きく羽ばたき 

大きく羽ばたき


うん そのあと どうする ....
空に飛ばすもの
紙飛行機
手から与えられた動力だけで
人には真似できないことを
いとも簡単にやってしまう
おまえはいつだって軽いね
たった三秒の空中飛行に
まさか私が希望なんて
重たい ....
よってたかっての虫達が少なくなった頃を見計らって甘い香りを遠慮もなく振り撒いて
誰を誘惑しているのか
ずるい金木犀だ

俺だって 夏からつきまとわれて 迷惑している女の子達がいて

 ....
できないこと
それは人並みのこと
それが多すぎる自分を
鏡に映す

鏡は冷酷じゃない
うそを映してくれる
許すように
そっと

なにもかもを捨てようか
たずねてみた

いのち ....
わたしはかなしみに愛されているんだ
と確信した夜があった
抱きしめてください
とわたしは言った

かなしみはそっとわたしの許に降りてきて

降りてきて

隣に寄り添って理由をたずねて ....
意味のないのが意味かもしれない
日常積み重ねてゆきながらいつか
ひとは壺に収まるかなしいねとか
本当に思えるかないまこのたった

いま、に

考えているのは絶対に目の前にあるのは
それ ....
一流の人と研究した。
NIESで研究した。
間違えだと思ったらすぐ直せ!
統計は正しく使え!

色々声を掛けてもらった。
自分には能力がなかった。
大学院に落ちたときは
君が女だったら ....
〈私は〉
なだらかな丘陵であると認識した
柔肌の質感であると把握した
優しさであると思った

  匂いのする粒は圧縮され浸透していき
  並べられた音叉が音もなく倒れる

〈彼は〉
 ....
秋という字に
小さな火がともっている

稲穂が黄金色に実ると
満月の夜
野うさぎが
提灯に火を入れて回る

秋という字が
お月さまからもよく見えるように
ふわふわの毛布に
くるまって寝ると
夜の間に地球は冷えていき
私は
発熱する生き物になっていた

産み落とされた卵は
人生を優しく促されるように
あたためられ
私の ひよこは知る
 ....
知らない世界へダイブ
貴方と恋したい
現実と理想を
行き交い
現実に引き戻される

宿題をセッセと解き
いつでもすぐ隣で
恋したい
Dream comes true!
信じてみよう ....
鳥取砂丘を見ると
頭の中でハミングしてしまう曲がある
 {引用=月の沙漠をはるばると
旅のらくだが行きました}
異国の世界を唄った
この童謡が小さい時から好きだった

よく「月の砂漠 ....
旅の途中で
人間という乗り物を選んだ時
わたしは
翼を捨てた

翔ぶ力を失うことと引き換えに
それに見合うだろうと
思える力を
もらったはずだった

後悔はしてないが
時々背中に ....
東北東の風が父さんを目指す秋晴れの午後
生きていればきょう何歳だったの
数えるのはやめている
教えてくれるのを待っている

東北東の風よ教えて
父さんはいまどこで何歳のお誕生日を
東北東 ....
何もかも面倒くさいって思ってしまうんだよ
あたま、病んでいてね
もしかしたらそんな理由からじゃない
のかもしれないけれど

三度の食事もサプリで済めばよいのにね
いっそお洋服着る習慣なんて ....
出がけにかがんだ拍子に
傘立てをひっくり返してしまった
ありゃりゃ
傘の柄がポケットにしがみついている

学童用の黄色い傘
自転車通学している
中学生になった子供のものだったが
そうい ....
心の晴れ間は錯覚だから


いつも本当はどんより曇った空より

淀んでいること 

誰も知らないわけじゃない


知らないふり?


できるわけない

心の中なん ....
くちの中が腫れて
ぎゅっと膿をしぼる

吐きだしていまいましいものは
いつもいつも私自身だったものだ
愛に溢れた社会
命を大切にして
お金等いらない
食べるだけ稼ぎ
世の中が綺麗で

苦しみを分かち
理解に溢れてる
すぐ近くにある
綺麗な自然達と
働き者の仲間達

森林の様であ ....
この粗末な杖で
渓谷の深さを探りながら
対岸に渡り
平らな岩の上に荷物を置いた

紅葉は始まったばかりで

枝は葉を乗せて
上下に ゆったりと揺れ

葉は揺れながら 左右に小刻 ....
にわか雨陸橋下は人だかり 闇がやってくる
やがて
海と空の境界線をうやむやにする
闇がやってくる

完全なる闇の中で
闇を知ることはできない

闇を知ることは簡単だ
ぼんやりとでも
灯りをともせばいい

 ....
つらい暗い夕暮れ
ひとりを噛みしめる時間
あとにしたカフェで飲んだ
クランベリーソーダを思い返している

霧雨のなか
あえてテラス席で
はじめたばかりのタバコ
慣れない手つきをごまかし ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スキップ- beebee自由詩30*12-10-14
しまった- 殿上 童自由詩23*12-10-14
淋しい林- そらの珊 ...自由詩1712-10-14
世にも優しい人- salco自由詩13*12-10-13
自分には荷が重過ぎる。- ペポパン ...自由詩9*12-10-13
たんぱくしつ- そらの珊 ...自由詩712-10-13
やまびこ- そらの珊 ...自由詩10+12-10-13
ふつう- 芦沢 恵自由詩18*12-10-12
フライト_シュミレーション- そらの珊 ...自由詩11*12-10-11
星は流れない- ぎへいじ自由詩14+*12-10-10
深夜の音- もっぷ自由詩6+12-10-10
わたしの部屋- もっぷ自由詩1212-10-10
秋空読み- もっぷ自由詩312-10-10
小さな幸せ- ペポパン ...自由詩5*12-10-10
三人- いっと自由詩412-10-10
秋という字- そらの珊 ...自由詩14*12-10-10
夜に卵をあたためて- そらの珊 ...自由詩10*12-10-10
宇宙へダイブ- ペポパン ...自由詩13*12-10-10
【_砂丘_—_雑記帳_—_】- 泡沫恋歌自由詩13*12-10-9
肩甲骨- そらの珊 ...自由詩20*12-10-9
はざかいの風- もっぷ自由詩312-10-8
独白- もっぷ自由詩412-10-8
淋しい傘- そらの珊 ...自由詩14*12-10-7
もう一度だけ- 芦沢 恵自由詩18*12-10-7
くち- はるな自由詩412-10-6
想像してご覧!- ペポパン ...自由詩11*12-10-6
落葉- ぎへいじ自由詩15*12-10-6
散歩中- ペポパン ...川柳6*12-10-6
夜光虫- そらの珊 ...自由詩17*12-10-6
- もっぷ自由詩912-10-5

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