夏の風が呼んでいる
遙かなる草原の向こうで
草原の緑のさざめきは
どこへ導こうとしているのか

誘われるままに
草原をずんずん進んで行くと
やがて目も覚めるような黄金郷
神殿に祈りを捧 ....
作 ゆうすけ


ぼくはぜんあくにしばられずに、
いきていきたいです。

ぼくのおとうさんはせいぎのヒーローでした。
マントのかわりにはいいろのせびろをきて、
ぼくをたたこうとするおか ....


 朝目覚む
 早き時刻
 妻に声をかく
 名を呼べど答えず
 名をもう一度呼ぶ
 目を開けず
 もしやとよく顔を見る
 もしやと閉じた
 目を開いてみる
 妻にっこり笑みて ....
 

あたいは線香花火

絶頂をすぎてもチリチリ感じていたい

火球 果てるまで




 
その箱のなかには夢が溢れていた

幌馬車に乗っていたり
早馬にまたがり二挺拳銃は火を噴いて

またあるときは電話ボックスから秘密基地へと飛び込めば

誰もが海の向こうの豊かさに憧れた
 ....
明け方の空へ左様なら
わたしはいつか
あちらへ行く。

終わることが出来ない
という のは ある意味、
絶望である
永遠の命なんて。透明な
花時計が求心する眼球の
水 ....
汗が光ったのを察知して
君は一生懸命 左手で扇いでくれる

クエン酸の入ったドリンクを一気に流しこむ
その立ち姿を横目に

また夏が来たネ!と
笑いながらハンカチを渡す 麦わら帽の君
昔むかし あるところに
とても優しい おじいさんと おばあさんが住んでいました。
 
おじいさんは山へ芝刈りに行きました。
 
おじいさんは山で不思議体験をしました。
そして、たくさんの小 ....
人生の醍醐味
楽しまなくては
苦しまなくては
オイシイ時代

早く行け
慌てずにゆっくりジックリ
詰めて行く
もはやお前は逃げられない。

暗中模索
五里霧中
貴方的中
白発 ....
月見に一杯
猪鹿蝶
赤短
五光

リバース
スキップ
ワイルド
ドローウ

貧民
年貢
しばり
どんでん返し
羊羹をよう噛んで
高島田の反対はと聞いたら
怒られた
反抗はできない
絶対である。

おいしい所を持ってかれて
黙って我慢する。
自分を譲る。
なぜか怒れない。

嫌いなオヤジさ ....
日々草が咲いててね
とっても綺麗だったから
花言葉ってあるよねって
とつぜん思ったりして

調べてみたら
なるほどって思った

街中の大きな花屋さんにひまわりがあってね
ビックリする ....
山すそに嫁いで間もない頃は
会社から帰って玄関を開ける前に
そっと結婚指輪をみつめた
関所を越える前の通行手形
新姓と共に 自分で選んだ道
でも まったくなじみのない夫の家族達
ただいま  ....
きれいなあおいそらね


きみがそう漏らして
仰向けになったまま
ぼくにさよならした日から
どれくらいの凍えた昼と
背中合わせの温い夜を
ぼくはいったい通り抜けてきたのだろう
ベッド ....
闇を彩る星たちは
静謐(しず)かな炎を纏い
熱き魂の唄を奏でる

遙かな月に手を伸ばす
掴めぬ あなた
信念(まこと)抱き 何処(いずこ)へ

涙は光の絲(いと)となり
切なさと恋し ....
全てをデディケイトする。
愛しているよ
毎日が楽しい。
メクラの毎日

両手を広げて
抱きしめる。
大切に大切に
抱きしめる。

空の家には
誰も住んでいない。
行かないでくれ ....
僕らは別れる運命にある。
僕らの人生は道が違う。
運命はうちらを引き裂き、
彼女は平気で傷つける。

ちょっと待って
そんなに怒らないで
悪い事してない
そんなに働かないで

こん ....
オレンジを
サンスマイルカットで
食べる。
果汁が口に弾ける

嵐の中
駆けてきた
帰趨本能で
戻って来た

雨はやみ
頭を乾かし
何事もなかったように
デットロイトに住んで ....
小鳥は唄を愛していなかった
故に、彼女が唄の力を信じる事は無かった
鳥籠からは祈り無き声が
今も響く

「翔びたかったのは私だ」


――つめたくなって床に堕ちた
この部屋には空が ....
何が伝えたいの
何が言いたいの
ちょっと待って
小出しに話して

人は心を閉ざすと
戸の外では
話を聞いてくれない
悪い事をしていないのに

日本人は島国根性
よそ者を受け入れな ....
ベッドの下に
もぐりこみ
驚かせる
あれいない?

布団に入り
愛の言葉を
囁く
誰もいない

焼酎を始終飲み
タバコを吹かし
今日も電話をかけ
相談する。
ハイ・ソサエティーに
いると自慢話ばかりで
人を馬鹿にして
居心地が悪い
愛がない。
優しさがない。
見栄と偏見の吹き溜まり!

貧乏人は
温かい
助け合い
気づかってくれる
 ....
望んでない炎
炎に{ルビ塗=まみ}れた稲わらが強引に{ルビ傾=かし}げる 
カーテン越しから囁く者たちは
そこから離れなさいと
ただ 唇を動かす

ありえない色
塗り替えられた あの土地 ....
き、き、

夏空にもくもくと湧き出した巨大な雲たちの間に間を、眩しい白の半袖シャツを着た大勢の子供たちがまるで天使のように飛び交い、

き、き、

炎を混ぜた白い煙をさかんに吹き出す二階建 ....
八月
隙間のない日差しが街を埋めつくして息をとめた地上
の生きものたちは白い化石になるだろうか

昼下がりの昆虫のように日差しを避けて地下に逃れた
人びとの背にうっすら
あの日の地核の影が ....
{画像=110726012953.jpg}

はるか大昔に天子が山頂にのぼり
おお我が美味し国よと祝詞を上げた山は
小さいころの遊び場だった

山の中腹には幾つか洞穴のようなものもあって
 ....
イチゴのクレープ頬張って
オレンジジュースを飲む
ダイエーの一日楽しかった。
両手に荷物を持って

本当の意味を教えて
本当のことを教えて
もどって来て欲しい。
信じた事を忘れない。
 ....
世の中は
やさしい
世の中は
温かいと思いたい

ダメージは大きいけど
良い報告ができるよう
頑張ります。
生活が懸っているから

当たって砕けろ
数打ち当たる鉄砲撃ち
丁寧に ....
笑ってごらん
地球が回っている
笑ってごらん
笑い返してくれるから

気負わず
素直に
自然体で
正直に

きっと涙になって
叶えてくれるから
きっと力になって
助けてくれる ....
「リサイシャです。」 
突然の呼びかけにハッと顔を上げる
カウンター越しにその女性は佇んでいた 
小さな女の子を二人連れている 
一瞬 何と声をかけようか戸惑う


胸の底に沈殿している ....
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