J-POPはクソだとか
洋楽は最高だとか
ジャンルで聴いているんですね
あなたも立派なミーハーです

売れているからクソだとか
人気があるからクソだとか
流行で評価しているん ....
よくできてるね
問題を解けばほとんど正解だった

よくできてるね
この言葉が嫌いだった

よくできる生徒で終わってしまうのが
納得できなかった
私は何もしていない
私は何もできていな ....
春愁に耽る窓辺に
春の宵は更けて行く
何もかも朧に映るのは
この宵の不可思議のなせる業
月の{ルビ面=おもて}も遙かな山の端も
朧に霞み夢心地にたゆたう
私もまた春宵の魔法に魅せられ
桜 ....
君を傷つけまいと必死になって
失踪してきたあの路

君を壊して僕は壊され




鋏は切るものではなくなった
貴方を見送る時
急に淋しくなって
貴方の背中に顔を埋める
振り向いた貴方は
私を抱きしめ口づける
貴方の温もりの中
静かに時刻は流れる

込み上げる淋しさ
溢れる涙で貴方の顔が見 ....
イーサーになりたいと君が言った
そんなものはないと俺が言った
星、星、と君が言うから空を見れば海だった
水と煙に呼吸があるなら
与えられて/合わさって
灰水の洩れる絶望が
生まれる時の絶望 ....
ある日
贈り物をしようと出掛けた
セーターを買いに行き
サイズを聞かれた
わたしは答えられない

靴屋に行き
やはりサイズを聞かれ
答えられない

ネクタイを買いに行って
好みの ....
目の前に広がる全ては
受け入れなくてはならない

たとえどんなちっぽけな世界でも


僕はここが世界でしかないのだから
この黒い塊に火をともせば
星空にくゆる灰色の煙で
ふたり。息苦しくて
思わず咳き込んでしまいそう

エンジンを切った
深夜の車内は。ことさらに寒くて
あなたの手のひらだけが
あたしの温 ....
地下の中で入学式が行なわれている
これから一人前の石になるために
小さな石たちがコロコロと
地面の中を転がってくる
周りの大きな石たちが大きな拍手で
彼らを迎えている
巨大な石の挨拶は退屈 ....
道路のコンクリートから切り取った
ひとかけらの絶望を
coffeeの底に沈めて
ゆっくりと飲み干す

このたそがれの向こうに
また眠れぬ夜が待っていそうで
妙に気が急く

神への呼び ....
晴れた日に
ひばりの鳴き声を聞きながら
地雷を踏んで遊ぶ
僕らはまだ
子供のまま
誰が一番遠くまで脚を飛ばせるか
競い合って
ひばりの鳴き声を聞きながら
でも、もうちゃんは間違えて
 ....
{ルビ円=まる}く
操作場に日が満ちて
白く

陰影を見開きに

分けないので

水が貯まっていくように
温度は上がっていく

畳のめが潤みはじめ

いま
から
あのとき ....
「最低でも、二回転は回れないと、ラテンは上手に踊れない」
って、コーチに言われた。
昔はできたのに、今は一回転することでさえ
ふらついてしまう。
半年間で7キロも太ってしまったのがいけないのか ....
マンホールの上でベーコンが焼ける暑い日

屋根瓦の上に産み落とされたあなたのアイデアは

半熟からウェルダンになって

天へと昇っていったのよ

ねぇちょっとおかしいと思わない

 ....
忙しい



『忙』

という字は

『心』の丸みが『亡』くなって

かたい棒になったよう



忙しいときほど

亡くしちゃいけないよね

まるい心 ....
川面に浮かべた林檎を手にすくい
また沈めながら
「きれいだ」
「きれいだ」
それだけを呟いて
繰り返し林檎を見つめるあなたは
この月の光と照らし出された波を
どう眺める ....
メガネをはずした
わたしの素顔
おとこのひとにはじめて見せた

胸ボタンの間にネクタイを押し込め
腕まくりした。あなたは
同僚を叱咤激励して
そんな。あなたに恋焦がれていた

それで ....
悠々と二羽の鳥が、碧い空を裂いてゆく、
       鮮やかな傷口を、
銃弾のような眼差しで、わたしは、追想する。
  その切立つ空を、あなたの白い胸に、捧げたい。
  
     ・・・・ ....
君がまだ言葉をうまくしゃべれなかった頃
青空を指差しては「キー!」と叫んでいた

最初は何のことかわからなかったけれど
君の指差す方向にはいつも
飛行機が気持ちよく青空を滑って行って

 ....
去年は、フェンスの内側から、

桜を見ていた。

今年は、フェンスの外から。

たった一年で、なにもかも変わった。

「この桜さえもなつかしく思い出す」

去年書いた文章。
 ....
いま
{ルビ仄=ほの}明かりの部屋がとても寒くて
ぼくは
コカ・コーラの気が抜けてゆく潮騒の中で
花が開いていくのをじっと見ている
足が冷たく
息の僅かな白さの中に
ちいさな子供だった頃 ....
帰宅ラッシュだった
階段で圧力に耐えかね
ひょろ長い女の背を
あわあわと胸で押してしまった

(押すなよおっさん!

おっさんではない
武士である



{ルビ法度=はっと}に ....
きのう吹いたつめたい風が
あれは冗談とほほえんで
春の粒子を散りばめたなら
さくら通りは魔法のアーチ

鳥がね
枝を渡って
ほら
花びらたちが

くるくると
  ....
死を意味する季節


しんしんと
音も無く
積もる雪

大地や植物たちは
雪に閉ざされ

太陽をみることさえ
叶わない

木々たちは
雪の上に
蒼い陰をおとし
寒さに ....
想像してみて
青い海を

太陽の光を反射して
キラキラしている
青い海を

入ってみて
青い海の中に

みえるでしょう

海の中を
悠々と泳ぐ魚たち

海底を歩く
カニ ....
木の枝が重ならずに生きていくことを
描き言葉と伝え言葉が生まれる
それぞれの心の在処を

まるでひとり言でも呟くように静かに
少し楽しげに君は教えてくれる

大きな木の根元に寝転んで
 ....
御曹司という名前が無くても
生徒会長という名前が無くても
学年トップという名前が無くても
私を愛してくれますか?

御曹司という名前が無くなれば
生徒会長という名前が無くなれば
学年トッ ....
朝刊から目を離さずに
気の無い空返事
それは。あなたの得意技

わたしが何を考えていようとも
お構いなし

空気のような存在

親しすぎる関係の果てに待ち受けるのは
そんな空虚さだ ....
なげつけて
ながして
つぶやいて
つたえて
ささやいて
はきすてて
ないて
どなって
たたきつけて
ないて
つたわらない


こみあげて
かざして
みせて
どれだけを
 ....
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