浮気なGigiをききながら

ホットワインで、邪な心をたぎらせる

どうせ凍てつく空気に見透かされるのだから



*YouTube 浮気なGigi(加藤和彦)
 http:/ ....
赤子胸いっぱいに燃えている 今年も届いた母からの小包

まずは
?AKB48みたいな洋服がほしい?
という娘達のリクエストに応え
母が見つくろってくれた 
チェックのワンピースやミニスカート

その下には
ハロ ....
閏が来るたびに先延ばしのかなしみがある
一日の重さが微差とはとても思えないほどの
骨には痛みを伴って、こんな冬の日

そとの曇り空の下へ行ってみようか
たとえば、
あの児童遊園
ブランコ ....
あと二日で暦の捨て子となります
アラームをセットして
歎いてみようかな、なんて
過剰に期待しながらいま

ケータイを握りしめています
きのうは一つだけの鍵でしか開かない
ここに看護師さん ....
花言葉は知らない
知らないで選びました
ほかには浮かばなかった
記憶のなかでそれは相応しく

焼べられて、もう
枯れることのない思い出となって
ひとり泣くだけの十二月に
その棘すらもい ....
西向いてテディと布団にもぐる夜その方角に父の墓あり


三十分電車にまかせ揺られれば宙は星星ケチらないのに


父さんの部屋の片づけしていればあれもこれもみな形見ばかり


渋谷駅ハ ....
雨が降る外でじゃなくて部屋のなかそのなかに居るたぶん心に


灰色の脳細胞に時々はもう栄養をあげたくなくなる


お財布にいつもお札はないことに慣れてしまってそとは晩秋


この音も ....
きょうという日に
かなしくて
きょうという日は
きょうだけだけれど
きょうという日は
いつでもよい
きょうという日
と書くけれども

紛らわしいよ、暦のせいで
きょうという日に色眼 ....
ゆらゆら路地裏に消えていく猫の尻尾
日曜日の午前9時
空がある
雲はない
宇宙がどのようになっているか いつの日か科学は突きとめるだろう
宇宙が何故在るのか 誰も永遠に分からないだろう
テ ....
 
とある娘に、とある感情をいだき

とある表情に、頬を赤らめる

とある私



 
振り向いてももう見えない
あれは何だったのか
過去への置き土産
もう見えない
思い通りのストーリー
作り上げた この
解放感 なんて
素敵
だって いらなかったから
探していたの
 ....
乾いた風吹き抜ける頃
地平線の向こう側を想う
手を伸ばしても届かない
叶わぬ夢のような

湿った風とさよなら
水平線の向こう側を目指す
願いはどうしても届かない
最初から諦めてる夢のよ ....
追い出されて
やっと探し当てた新天地
アネモネの花がいっぱい
色とりどりでその背は高く
私を隠してしまうほど
ここは樹海の中にぽっかりと
在る 秘密の場所
帰らない ここからはどこへも
 ....
笑顔が足らないから
適当な思想が抱きついて

どうしようかと
喉元まで逆流してきた

雲合いも無慈悲に見えて
自分を是が非でも厭ってしまう

口元を咄嗟に手で覆い
少し あかぎれた ....
その人に投げかけた孤独が
勢いよく跳ね返されてきて
私の胸に鮮やかな痣がプリントアウトされた夜

傷だらけの そのくすんだ球を
手毬のようにつきながら
迷い込んでいくサイバー・ラフォーレ
 ....
{引用=
( 竹林に翁が影、竹を切る 音がする )



里はもうそんな時節らしい


 路によりそう水の流れ
ここは、暮らしにいつも水音がある


 流れる水は 淀むことをし ....
あれが空教えられずに知っていた赤子の頃から迷うことなく


六歳が翼の折れた雀ひとっつ手のなかで死なせ向き合った冬


そこまでは坂をのぼってゆくんですいまのこの日も胎児の日にも


 ....
自転車で走る十月みそか頃指先ちょっぴり冬を覚えて


地方への旅の帰りの車窓から山が消えるとやすらかになる


立ち去った日々に暇をあげたあとでも変わらない時計の仕事


百日紅終わ ....
 
メールに添付されてきたのは大粒の涙

メールの香りがそれを証明してる

僕は不安をひたかくしにして、返信する



 
ある日 生まれて来て
わたしは泣いた
そして何かのきっかけで
わたしは笑うようになった
誰に教わることもなく

やがて
何かのきっかけで
わたしは少女と出会い
恋をしたのだ
誰に教 ....
ある日ぼくのもとに封書がとどいた
送り主をみると
その日暮らしの友舍

たしかにその日暮らしはしているが
友を募るほど盛大ではないし

あけてみると請求書だ
項目として

笑った時 ....
(傘の滴を落としながら)
そこから抜け出すためには
入口を探すしかないのですが、
誕生や死という非日常に囲まれて
小さな日常があるのですが、
強い雨の中 物質と観念をつなぐものは
 ....
【 人生映画館 】

白いスクリーンに
私の人生を映してみれば
どんな映画になるんだろう?

始まりは
ごく平凡な子供時代から
思春期はシャイな少女の
夢見がちな その憧れと日常
 ....
 
祈りが、ケーキにすりかわる頃

ベツレヘムの星は、LEDの光となり

讚美の歌は、ソリッドステートの箱に閉じ込められる


 
あなたは、いる
そこ、に

うたっている
うたを

聴いているのはわたしひとり
LEDランプの許

わたしは、描いている
ここ、で

夢を
ことばに

誰が読んでくれるの ....
すみれの咲く秋がある
すみれが好きな少女のために

春の庭に生まれた夢が孵る時がいまなんだ
と秋の実りにそよぐすみれ
常冬に住む老婆の許の菫色の裁縫箱には
針と糸と針刺しと並んでセピア色の ....
変わらずにいつもわからない明日
するりと訪れて気ままに去ってゆく
取り残される人間は生き遺したことが
あるような無いような無様さで
夕陽に細長い影を作らせる

昨日を思ってみるのはどうだい ....
北風が吹く、この街の
行き交う人々を眺めている
もう皆、すっかり冬の装いで
どことなく落ち着きがない
しかし、私の目に
それは映ってはいるけど
どこか、よそよそしい

その先に続く
 ....
帰るよと言える国持つ君だから負けるんだよとアスファルトに書く
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
浮気なGigiをききながら- 殿上 童自由詩13*13-12-30
赤子胸いっぱいに燃えている- 北大路京 ...自由詩313-12-27
味噌漬けと詩集- 夏美かを ...自由詩32*13-12-27
雑記_2013.12.26- もっぷ自由詩4*13-12-26
BGM- もっぷ自由詩2*13-12-26
花言葉は知らない- もっぷ自由詩2*13-12-26
十一月のノートから2_(十首)- もっぷ短歌313-12-25
十一月のノートから1_(十首)- もっぷ短歌213-12-25
処方箋一篇- もっぷ自由詩313-12-24
散歩の途中で__take2- 空丸ゆら ...自由詩2013-12-23
とある私- 殿上 童自由詩18*13-12-22
なんて素敵- もっぷ自由詩613-12-22
このままどこかへ- もっぷ自由詩413-12-22
アネモネ- もっぷ自由詩713-12-22
えむ- subaru★自由詩12*13-12-20
サイバー・ラフォーレ【電脳の森】- 夏美かを ...自由詩26*13-12-19
水の帰郷- 月乃助自由詩14*13-12-18
雑詠2013冬_(五首)- もっぷ短歌513-12-17
十月みそかのノートから_(十首)- もっぷ短歌613-12-17
返信する- 殿上 童自由詩21*13-12-16
誰に教わらずとも- ただのみ ...自由詩25*13-12-15
ひょうたん島移住計画- 梅昆布茶自由詩23*13-12-14
冬の四角形- 空丸ゆら ...自由詩1413-12-14
【_人生映画館_】- 泡沫恋歌自由詩20*13-12-14
祈り- 殿上 童自由詩20*13-12-9
ゆくえ- もっぷ自由詩6*13-12-8
秋のすみれの走馬灯- もっぷ自由詩813-12-8
明日へ- もっぷ自由詩413-12-8
見つめる先に- 小林螢太自由詩8*13-12-7
_- もっぷ短歌213-12-7

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