レコード盤の上で
踊る孤独な
ハングリーハンター
次の獲物を狙っている

あっちへフラフラ
こっちへフラフラ
留まる所を知らない。
信ずるものなど何もない

また旅に出る
ご馳走 ....
記憶を
残す
出来るだけ
美しい形のものを
渡す
それが
なんなのか知ったのは
ずっと
後の話





いつか
死ぬことを
知らずにうまれ
しばらくは
その ....
公園で
深呼吸をする
気持ちいい
日が差して
そこはパラダイス

お茶飲んで
まったり
ゆったり
くすぐったり

ケヤキって
どんな木
石がきって
どんな石

夏休みで ....
たかり屋にたかられ
笑顔で挨拶する
いい人と言われ
騙される

料理を作ってと言われ
愛想よく作る
美味いと言われ
帰って行く

お人好しも
いい加減にしなさい
とは言われない ....
「もう大丈夫」
これほど安心する
言葉はない
「隣にいるから」

「私はいつも貴方の味方よ」
と言われる。
玄関を出る
ドアを開けたら倒れ込む

貴方がいるから
酒もタバコも止め ....
鯵の開きってあのままの姿かたちで泳いでいるのかな
だなんて今さらながらにとぼけてみせても
私は私自身に過ぎなくて

迎え火で迎え
送り火で送る
ヒグラシの鳴く音に季節の移ろいを覚え

 ....
深夜12時に
勉強終えて
詩を投稿する
皆を夜更かしさせる。

最近疲れてきた
禁断の菓子を食べる
空からは星が降ってきた
明日も晴れです。

タンツェンタンツェン
太鼓を叩きま ....
あなたの笑顔が見たくて
手をつないで
散歩しよう
もっと知りたい

ずっと近くにいて
風は流れ
麦茶を飲もう
貴方は真珠

今日はブタシャブに
野菜あんかけ
好評につき完食
 ....
 今日の気分はブルー
海辺で拾った枝を海に向かって投げる
思いっきり投げたので
遠くまでいく筈なのに
自分がこけて近くに落ちた
・・・気分はブルー

 今日の気分はグリーン
巨大な岸壁 ....
厚く



熱の積層する
太陽の谷間で


流水を浴びたいと


切望の淵



地虫は揚力を手に入れて

夏の途中、



蒸す草いきれは陰を追い



木々の葉をひるがえす

風もなく

 ....
貴女がいなくなった日
空には虹がかかっていた

私は涙が零れない様に
いつまでも虹を見ていた

それから幾日経ったのか
私の心は未だ停まったまま

《2009-08-08》作
ゆるゆると祭りは終わり
その喧騒はとろとろと
静かな夜と同化する

瞼をおろしても 突き刺さる灯りを
残像を残す為に
目を見開き 睨みつけ

華やかな祭りのラストを 密かに飾る
切ないざわめきの中
此 ....
好きなのに
言えない
自分では不足だと思い
言えない。

貴方への思いは
人一倍人十倍
空回り
硬派なんだよ

意気地なし
振られるのが
怖くて
苦しくて苦しくて
助けて下 ....
透明な風が
ぼくらを包む

夏の香り
夕暮れの風

きみは
笑うけれど

ねえ
今一瞬だけ
真顔で言わせて

きみは

きみのままでいて

きみのすべてを
ぼくが肯定するよ

無理しなくて
いいから
 ....
少し遅刻気味の進路

ミスを気が付いて自分を呪った

あの頃に戻りたいのはみんな同じ

いつの間にかに出来上がった

シークレットエンディングを

見るための条件は

どれも自 ....
人に馬鹿にされ
甘んじて馬鹿です。
と答える。
しかし人は死なせない。

勉強をする。
自分の得意分野。
お客様の幸せを考える。
できる事はなんでもする。

命、健康がかかっている ....
生きる意味はどこに落っこちているの?



透明なそれらは簡単には見えなくて

僕の心の瞳は

何年も、何年も

ちっぽけな意味を探し続けている


夏を彩る ....
自分を知ってもらえる気持ちよさ
他人を知れる気持ちよさ
それがコミュニケーション
誤解を解く鍵

信頼して話す。
話をよく聞く
笑顔で
目を見て

{ルビ正語=しょうご}(正しい言 ....
天井高く
はめこまれた窓

少し欠けた
月が見えている

それは
絵画のようで

そして
こうやって
病院生活をしている自分も

まるで
すべてがフェイク

変えようのない過去

変わるかもしれない未 ....
星たちが瞬き
時がゆっくり流れる
トランペットが小夜曲
クラリネットが後打ち

楽しそうなトロンボーン
可愛いシロフォーン
軽快なフルート
夢を与えるキーボード

ゆったりとしたチ ....
消されたのは

もう少しで完成する

自分自身のマネキン

君はまだ約束の場所には来ない

何分何時間何日何年

もう何度目かの冬が訪れも

君は僕の前には姿を表すことはなかっ ....
ひそかな風にあおられて
梢の葉裏がひるがえる
なぜなのだろう なぜかしら
瞳の奥がかすんでくるのは


指先をのばしても
風はすり抜けるばかりで


あなたは黙って
傍らの草をむ ....
マラカイト・グリーンの風を追い越して
夏の扉を開けようと私は急ぐ
白い教会を通り過ぎ
聞こえる賛美歌に心はずませて
私は急ぐ 風に追い越されないように
向日葵の花の中で
白い蝶たちが私をせ ....
夢を追い
東京まで来た
有名になれるかな
金持ちになれるかな
豊かになれるかな

自由のメトロポリタン
便利な生活
美味い物食って
しがらみがない

そんな東京のバカヤロウ
一 ....
みっともないくらい

キミが好き

世界が
美しく見え始めたんだ

キミのおかげで


キミがいなくても

こころの中で

キミの名前を呼ぶよ

呟きながら
俯きな ....
心すむ夜
はねる気持ち
今静まり返る
冷静に落ちつける

黙って己のすべき事を
なす
誉れ高き性格と
的を得た話

純粋な気持ち
あらわれる心
無になる
私利私欲がなくなる。 ....
飼い猫と捨て猫の違いぐらい
こんな私だってわきまえているよ

あなたに甘えられなくて
ミカン箱の中で過ごした一夜

大輪の花火きれいだとあなたは言った
そんな花火になりたくて
この街へ ....
くだらないテレビを見ていないで
仕事の勉強をしよう
時間つぶしは止めよう
テレビは片寄った洗脳だ
CMによる企業の奴隷だ
金を使え物を使え魂を渡せ

人の幸せの為に
行動しよう
苦労 ....
花の後から雨が降る。
雨の中から花が咲く。
その後煙る雨が降る。

花に嵐の喩えでないが
さよならだけで死ぬものか。
さよならの後雨が降る。

いつまでたっても雨が降る。
梅 ....
天空が開いた

光の梯子

天使が舞い降りる

お願いだ

ぼくを連れて行って

憧れの空の上

待ってるひとが
いるんだ

でも

天使は帰っていく

空が雲に覆われる

人々の願いは
いつだって
 ....
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