美しい旋律
力強い低音
心が洗れる
神聖なる音

楽しく毎日
全てが順調だ
何も心配する事はない
話はそれだけかい?

全ては気持ちの持ち方
全ては同じ1日
全ては笑顔
全て ....
好きだった男の背中に爪を立てた次の日

その男の妻が現れて私に平手打ちをした

ちょうど

仕事でミスをして上司にこっぴどく叱られた日

男に慰めてもらおうと男の帰りを待っていた時だっ ....
ハイ松の低く自生する
ゴロタ石の 登坂道

岩に付着した わずかな土を糧に
可憐に咲く 薄ピンクの高山植物

見上げれば
万年雪の雪渓

緑の絨毯と白い雪は
自らの領土を主張し
 ....
隣の席で
難解な数学の問題を
すらすらと解く彼が嫌いだった
無能な自分を見ていた
何でこんな複雑なものを
考え込むことなしに
さばいて見せるのだろう
その姿勢がどこか傲慢で
さらに彼を ....
人は吐血しながら
走れたりするのかな
どれくらい際限なく走れるのかな
あなたのためにと断定して走ってられるかな

たくさんのものを大切に失くしたんだね
明日じゃ間に合わなくなるなんて大した ....
欠陥だらけの地球の上で あたしたちは暮らしてる
我が儘通せない あなたのそばじゃ 息が詰まって苦しいの

あたしは独りでも生きていけるから
ごめんね いっし ....
願いが時に邪魔して
ループして
あの頃の想いを
捨てきれないでいます

また今度の今夜
ずっと待ってていただけますか?

返事は色褪せた手紙でいいので
次は忘れないで下さいね ....
シオリちゃんは わたしを見つけるといつも
はじめまして、と言う
わたしも はじめまして、と言う

たくさんいっしょに遊んでも
次の日には わたしのことを覚えていない
でもシオリち ....
飛んでいる、みたいに
自転車を漕ぐ
坂道を下って
手を広げて
風の翼が
背中に生える

目を瞑れば
何もなく
自分の宇宙が
自分の未来が
見える

飛んでいる、みたいに
自 ....
懐かしい音楽
懐かしい想出
懐かしい時間
懐かしい会話

パイプオルガンの音
チョコレート
グレープジュース
ハム

時間の塔を抜けて、今
空洞の時間
時間の動きが遅くなった。 ....
指先だけで、そっと
窓を開いてみる
隔てていた向こう側には
空の海があり
 
紙飛行機を飛ばす
誰宛てとかではなく
紙飛行機を飛ばす
そこに、意味なんてない
 
 
ここは海だろ ....
埒もない想いに身を委ねてしまうのは
この季節特有の気紛れと

触れて欲しい

昨日までのわたしを脱ぎ捨てた
わたしのこころに
この瞬間に生まれ変わった
わたしの素肌に

季節は夏
 ....
淡い空に
洗いたての
真っ白な
服を干したら
羨ましくなりました

わけもなく
ただ

地球の純粋が
抜け殻になっていい?
退屈してたけど
面白いかもなんて


完璧なんて
程遠いのに
とまる事が
怖くなって
影ふみ遊び
繰り返して
いつの間に
日が暮れて


抜け殻 ....
蝶が風を舞う
オレンジの雫
ピアノの囁き
花が咲き乱れ

パキラが育ち
エアコンの下
アイスを食べ
お昼寝の時間

ギターを弾き
ポップを歌い
楽しいひと時
友達から電話
強さの羽根が一本、二本
折れては生えてを繰り返し
今もまだ輝いている

弱さの羽根は思いのほか丈夫で
だけど君には見せられない
わたしは強い女でありたい



もし、本当に
本物 ....
夕焼けになって
曇り空も夢の中ね

大丈夫だよ
あたしたちは寝不足気味の眼をこすって
それでもここに居ていいみたいだから

明日は晴れるよね?

永遠なんて信じてないから
変わ ....
     含むのは



      熱情
妖精になりたいな

虹色の翅をひらひらさせて
花の蜜を吸って暮らしたいな

気まぐれに梢を揺らしたり
あなたの帽子を飛ばしたり
満月の夜には月明かりの下
湖を滑って遊ぶの

月の光 ....
北側のカーテン押しのけて
今年も寒い夜が来た

君の吐き出すコトバが
曇って見えるようになった


  誰かの背中にしがみついた
  君の心は いったい…

僕のスベテを君にあげる ....
こたえ、という
ことばそのものは
とてもかよわいものです

だからといって
あきらめたりはせず
突きつけることもせず
こころは、そう
並んでいけたなら
じゅうぶんだと思います ....
普段は絶対に使わない漢字を
みんなはすらすらと書いている
そんなことぐらい
書けて当然らしい
でも手紙や作文の書き方を
ほとんど知らない

当たり前のことが
わからなくなっている
複 ....
私を悲しませないで
私達を引き剥がさないで
私たち愛し合っているの
愛のないあの人なんて嫌い

束の間の愛
一瞬しか許されていない
愛の力は大きい
病気を良くしてしまう。

でも結 ....
ひと足踏み入れば
彩る花弁の甘い香りが
しあわせの時を与えてくれる

いつの日も
六月の雨に濡れている足が
軽やかに茨を縫って進み
見え隠れする背中を追う
赤い薔薇、白い薔薇、あなたの ....
空気で身体を洗って
空を仰いで
膨大な宇宙に
飛んでいく




あのころの
空は
青く澄んでいて

忘れられない横顔
長い睫毛が
煌めいていた

そのすべてが愛しくて ....
冷たい月までのデート
ゆっくりしてたけど
ラインは真っ暗だよ

道標が真っ赤になればいい?
逃げたいのね
始まりでしょうに

黒い夜の中を
乗り越えてあげる

通り雨が過 ....
あの時と変わらない
今日の空に
ラムネ瓶をかざしてみたら
緑色にぼやけた小さな粒を見つけた
 
 

 
 
暑くて眠れない夜に
夜中電話をした窓越しで
僕ら同じ星を見てるんだ ....
換気扇が、軋んだ音を降らす。
両親たちが、長い臨床実験をへて、
飼い育てた文明という虫が、頭の芯を食い破るようで、
痛みにふるえる。
今夜も、汚れた手の切れ端を、掬ってきた、
うつろな眼で、 ....
あぢー

暑いよぉ

あぁ 暑い
あちー
あぢー

なんやねん
この暑さは

クーラー欲しい
クーラー欲しぃ

クーラークーラー
クーラー クラクラ
クラクラ クーラー ....
爪先がそっと
水鏡を優しく犯して
小さな波紋たちが
ちゃぷちゃぷと揺れている
 
指の腹でなぞった
かたつむりの足跡は
今はもう
乾いてしまった
 
 
抜けるような空は
白と ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
パイプオルガン- ペポパン ...自由詩6*07-6-25
女であるということ- yoshi自由詩707-6-24
高山にて- アハウ自由詩707-6-24
無能な自分- ぽえむ君自由詩16*07-6-24
疾走(本番)- ロカニク ...自由詩3*07-6-23
別れの理由- 北大路京 ...自由詩15*07-6-23
手紙- 優飛自由詩10*07-6-23
シオリちゃん- 藤丘 香 ...自由詩58+*07-6-22
自転車- 小原あき自由詩16*07-6-22
時間の塔- ペポパン ...自由詩4*07-6-22
創書日和「窓」__そらうみ- 山中 烏 ...自由詩32*07-6-22
- 恋月 ぴ ...自由詩43*07-6-21
洗濯物- 小原あき自由詩12*07-6-21
抜け殻遊び- 優飛自由詩9*07-6-21
平凡な日々- ペポパン ...自由詩6*07-6-20
空を飛べたら- 小原あき自由詩23*07-6-20
楽園- 優飛自由詩7*07-6-20
吐息- 秋桜自由詩6*07-6-19
妖精になりたい- 未有花自由詩14*07-6-19
ワガママ- 北大路京 ...自由詩10*07-6-19
生きて- 千波 一 ...自由詩34*07-6-18
できて当然- ぽえむ君自由詩19*07-6-18
お中元- ペポパン ...自由詩9*07-6-18
薔薇と背中と、止まない雨- LEO自由詩33*07-6-18
初恋- 小原あき自由詩18*07-6-17
変換- 優飛自由詩12*07-6-17
ラムネ瓶- 倉持 雛自由詩1507-6-17
あまのがわ- 前田ふむ ...自由詩34*07-6-16
レーボー・ザ・レインボー- 北大路京 ...自由詩17*07-6-16
真夏日- 山中 烏 ...自由詩14*07-6-16

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