誰かが私の
悪口を言う
客の信用が
ガタ落ちだ

仕事から降ろされ
仕事を削られ
手の裏を返したように
冷たくされる

もうこれ以上できない
もうこれ以上遜れない
どうも体が壊 ....
どこへ行こうか――
そう問いかける森の
落ち葉は湿って素足に心地よい
(靴は捨ててしまった)


赤や黄や私を包み込むまだ青い
木の葉よ お前の匂いにむせて
ひたむきに傾けるやさしさに ....
夕暮れ、
伸びた影はわたしを捕まえにくる
ああ、なんてだるい

わたしの中にある
空に包まれた大地の上
鎮座する額の汗
伸ばした髪はわたしの意地です
おなかがいたいよ ね ....
太陽がサンサンと
ふりそそぎ
雲一つない
オレンジの匂い

太鼓の音
シーツの波
犬の散歩
麦の穂

笑顔の君
ひざまくら
ピアノの音
全てが平和だ。
四次元ハーモニクスは

夜の公園に不気味に響く

欠片を拾うことを

罪へのお返しだと思い

喜んで組み立てていた

見えない所では

僕が思う人は今日も

ネオン街へ知ら ....
自分よりも
優れた者として
接し
決して怒らない。

人の足を洗い
愛情を持って
接する
自分を低める

時に怒鳴られ
時にバカにされ
時に質問攻めされても
ぐっとこらえる。 ....
冬の夜空ったら輝く星ひたすらまぶしくて

手編みのマフラーとか恥ずかしい思い出の数々

泣きながら破り捨てた一枚の写真
私の肩を抱いていた男の顔
なんて
忘れたような
未だ忘れられない ....
眠れない夜はどうしようもなく
つまらないことばかり考えている
暗闇の微かな声を聞きながら
雑念の海を泳いでいれば
やがて疲れ果てては沈んでゆく

その頃、星たちはすれ違っている


 ....
雨の中
自覚する
ケヤキの落ち葉
鳥の声

風の音
休日の午後
お茶を飲む
一人想ふ

寒椿の花
給料日1日前
一人食を
得る

ハナミズキの
赤い実
時は流れる
 ....
靴下をぶら下げて
ベットの下を確かめて
お母さんに
お休みなさいと言う。

今日はずっと起きて
いよう。
そしてサンタさんに
会うんだ!

次の日
寝てしまった
自分を恥じた
 ....
ささやかな嘘。
私は考える。嘘がウソであり続ける為に髪を伸ばし
私を縛り、私は私を騙し続ける。



象牙の塔は築かれる


築くべくして
築かれるので

そこに現実は無いんだ

 ....
カレー
親子丼
マーボ豆腐
エビチリ

金平ゴボウ
カボチャの煮つけ
サバのミソ煮
いわしのソテー

カツレツ
トリカラのトマトソース添え
カチャトラ
ギョーザスープ

 ....
きみから放たれた愛しい種子は
酸素に混じり肺に吸い込まれ
潤んだ空間にじわじわと溶ける


熱いため息が吐き出されたとき
そのあまりの重さに
飽和状態であったことを知る


きみの ....
笑ってごらん
海が見えるから
泣いてごらん
人が見えるから

皆が助けて
くれる
皆が好いて
くれる

愛していると
言いたいのだけれども
言えない
大切だから

雨の中 ....
シャンプーハットを被って

カッパと言い張った

100%天然素材そんな物体は

本当に人間に害をなさないのか

いつか全人類が僕だけを残し

死んでしまったら

それは愉快で ....
良い事をすると
恨む人がいる。
楽しくて
金儲けの為に生きる

苦しみに
突き進む人には
風は冷たく
当たる。

人をバカにして
命令する
頭を下げて
対応する

世の中 ....
正しい行いをすると
正しい人がついてくる
純粋な心
弱く柔らかいもの

貧しくとも
悪い事をしない
分ってくれる
人がいる

苦しみはいつしか
甘い果物になって
人を喜ばせる
 ....
梨が終わり
柿のなるこの頃
貴方は何を
していますか

天高く
同じ空の下で
貴方は
活躍していると
思います。

自信を
くれた貴方。
いつか有名に
なるので
応援して ....
新宿駅連絡通路できれいなひとに呼び止められた
朗らか過ぎる白い歯並びと
しなやか過ぎる姿勢の妖しさと

「あなたがあなたらしく生きているとき人は美しい」

白い歯並びからのぞく跳ねるような ....
心の悪い人は
嫌われる
心の良い人は
好かれる。

何も言わなくても
彼等はわかる
日頃の行いが
物を言う

正しい事を
していると
得をしたと
思う。

感謝して
謝 ....
チョコ男爵は
3Kで
のっぽで、高学歴
高収入

ココア姫は
3Bで
美人、美食家で
ボインです。

カカオ王子は
3Aで、英語ぺらぺら
成績オールA
いつもA顔

ミル ....
雨上がりの濡れた空気に
しっとり染み込む芳香は
垣根の向こうの金木犀


乾き始めたアスファルトに
規則正しくむちを打つのは
子どもが回す赤いなわとび


吸い込みすぎて重たくなっ ....
泣かないで
素直に
謝ろう

二度と
同じ
過ちをしなければいい
繰返さなければいい

ごめんね
笑って
仲直り
平和な日々
毎晩のご馳走
生きていることに
感謝する

{ルビ古=いにしえ}より伝わる

ロウソクの火のように
入れ替わる

明日は何しよう
あのねのね
神様の言う通り
あ ....
その摩訶不思議な調べは、
けして妖魔を封じる術の音などではない
草木も眠る丑三の刻にひびく――
あえて眠らぬ者たちへと告げる、
慈・悲・喜・捨の警笛だ

幽かに香水の匂う背広を纏って
俺 ....
誰も居ない街の

小さな家の壊れて音がでなくなった

ピアノの前に腰掛け

ふうっと大きな息を吐いて

埃まみれな黒のボディを見えるようにしてやった

そして音の出ない鍵盤を必死に ....
ブランコに乗って 今度こそはと 宙を舞うの


宙舞って 行きつく先が あなたじゃなくとも


頑張れって 言われれば言われるだけ 頑張らないあたしは変なのかなあ


あなた ....
人に愛される事
人に誉められる事
人の役に立つ事
人に必要とされる事

全てを兼ね備えている
むしろ休日が無い
会社ではベタ誉め状態
こそばゆい。

地獄の塩を舐めてきた
ものに ....
粉々に砕けた星屑の海で、

一人ぼっちで船を漕ぐ。


宙をゆく旅は、

叶わなかった夢たちの残骸が放つ光で溢れ、

ひどく温かい。


波間から時折のぞく、

きらきら輝 ....
若い{ルビ娘=こ}は
いい
サッシが
早い

「守拙求真」
貧しくとも
自分の生き方を守り
真を求める。

男は男の役割を
果し
女は女の役割を
果すべきだ

男が妊娠? ....
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