あなたの
気持ちが
わからない
私はいつも
恋をするのに
真剣なのに

あなたの
気持ちが
わからない
いつも
カラカラ
空回りなの

また
今回も
愛していると
言 ....
あのひとは
もう
忘れたのかしら

私の心が
届かない
あの人は
気が付いていないのかしら
私の思いは
伝わらない

何も
感じてはいない
振り向いても
くれない
あの人 ....
誰かに
傷つけられた
心の傷は
簡単に
癒えるものではない

同じような
状況に
ある人を
傷つけたりしたらいけない

やさしくなろうよ
みんなで
ひとりの
辛さを
わか ....
飛びたった時には
もう
崩壊は始まっている



風鈴が揺れる
背の高い向日葵が咲く
そう、夏になったら

命の灯火が少しづつ消えるんだ
外に出た瞬間から、ホラ

崩壊は始ま ....
雨が抑えている
気持ちにふたをして
重くのしかかるのは
度の強すぎる眼鏡のよう

咳こんだところで
深く吸ったところで
するのはただ、土のにおい
しみてゆくしみてゆく
こころもぬれて ....
朝昼晩、わたしは地球とキスをする。 顔のないつるっとした人たちがふいにに笑う声
風に巻き上がるコンビニ袋の不確かさで
枯れていく音があらゆる角度から無数にする
家と家のすきまでまぶたを閉じる
足元のアスファルトがめくれて ....
今、触れた、君の唇は
悲しい味がした (苦くてしょっぱくてすっぱいんだ)

今、触れた、君の唇から
だらりと舌が伸びる (嫌いならほえてよ)

お菓子をください
笑っちゃうようなお菓子
 ....
静脈を流れていった
幾度かの夏がありまして
網膜に棲みついた
((ただそれだけの))海があります

無人の駅舎―――ああ、思い返せば
入り口でした この仕掛け絵本の


 ....
緑に溶けよう
空へ還ろう

小さな蟻の亡骸
土に還るまで
あと、何時間?

緑へ溶けよう
空へ還ろう

緑のお洋服を着て
うつ伏せに寝転べば
土の匂いが身体中を駆け ....
揃いの浴衣 鼻緒の赤
ミルクの河に浮かぶ きっと螢

源氏と平家が 仲よく飛び交うなんて
霊的な 絣の紺みたいです

(アトミックボムのランドマーク
鐘楼流し と間違えた外国人の夫婦の涙 ....
それって大した問題じゃないけれど
ピアノが弾けない

ほ の音も ろ の音も知らない私は
いいいー と口ずさんでは
猫を踏んでしまった男の歌が
倍速で流れる

頭の中

やっぱりピ ....
私待ちきれなかったの
あの頃の情熱はもう私にはないけれど
あの頃のときめきは
今でも私の中に生きているわ

また私の好きな季節がやって来て
あなたと出会った頃を思い出したの

鮮やかな ....
湿り気を帯びた
黒潮からの風が流れくる
幾分か柔らかさを含んで

太平洋の西のはずれ 日本列島 梅雨

空気が清々しい 今年
寒暖の激しさは何処へ

二酸化炭素の濃度が増えて
肺が ....
ぽかぽか
陽だまりのなかで
アキはねむる

優しくて
それよりもっと
優しくて

あくび
ふわっと
浮かべて
目をこする

ネコが慎重に
せのびをしては
その路地を
て ....
なまなましい透明な輪郭ばかりが
声をともなって底からわきあがってくる。
止めようと思ってもとまらない
体が、ふるえる、ふるえる。ふるえながら
私はあなたのゆびばかりをしゃぶった。
止まらない ....
「モクテキは何か」
「今 何をユウセンすべきか」
「シテンをどこに置くかが重要だ」


(なんて
 ゴシドウくださるおかげで)


くちゃくちゃの紙クズみたいな
オツムの中は
ひ ....
あのこがね、あいにくるって、はしりだす。


走り出す、愛に狂って、笑いだす。


笑いだす、会いに来るって、真夜中に。


真夜中に、あいにくるって、叫んでる。


叫んでる ....
艶めかしく
雨に濡れた髪

差し出された謝罪の言葉と赤い傘


どちらも受け取らず

ただ
あなたを誘惑してる
濡れた髪


言葉も傘もいらないの
抱き締めてほしいだけ
 ....
今までたくさんの詩を読んで
そこからいろいろなことを感じて
詩を書いてみたいと思い立ち
様々な詩を書いてきました

書いたからには
読んでもらいたい
認めてもらいたい
そう思うのはいけ ....
小さな頃から
オシロイバナを身にまとって


教室へ向かう道の途中
家へ帰る道、夕焼け空の下
遠くに並ぶ影が羨ましかった、よ


あれから、数年


オシロイバナは ....
はじめは
音もなくただ
切り取られた絵を
見ているようだった

気付けば
あたりいちめん
降り続いていた
ほそく長い銀色の

むせ返す空気を
土に
留めておくように


 ....
タマゴ焼き
ふわりふわりと
足取り軽く
タコのウインナーと
ダンスする

揚げたばかりの豚カツが
レモンのギターをかきむしる

ちょっと嫉妬な
千切りキャベツ

箱につめて
 ....
晴れわたる太陽の下
仰向けになって寝ころんだら
辺りの陽気に包まれて
心の中の芯まで
温かくなっていくようだ


じっと動かず静かに浴びて
始めて気付く
太陽の光の温かさのように
 ....
この思いを詩にしたいのに
言葉が  
わからない
言葉が
伝わらない

今日もかけない

詩が  

かけない

また今日も  

襲ってくる

自己嫌悪
夕暮れ、薔薇は香っていた
まだ残る夕光の中で
私は花びらをそっとむしりとる
指先がいとしくて
何かを待ちわびて


ふっと夏の透き通る波が
心に押し寄せて来て足先を濡らし
すべてを呑 ....
{画像=080619012728.jpg}
私のテレビは
真空管から宇宙へと通じている。
だから赤と青と黄色の虹が
画面から青空へ架かっている。

そこでは
虚像こそが実体を有し、
存 ....
一面の草むらから、湧きあがる青い空。
向き合うわたしの窓は、青い空をもたない。
手にした一枚の写真を見て、
水を得た魚のように泳いだ海は、
黄ばんだ家族の笑 ....
自ら築いた家庭を守る
そんな当たり前の事ができなかったのだと
あのひとは言った

幸せそうな笑顔の傍らをすり抜けるとき
言い知れぬ悪寒を覚えるのだと
あのひとは呻いた

家族のために自 ....
靴箱の上にある
木彫りのふくろうは毎晩
わたしの前で目を光らせる
夫は気づかなかった
それはわたしの幻想かもしれないし
夫の現実逃避かもしれない


靴箱の上の定位置に
じっと座って ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ポイント- 1486 106自由詩5*08-6-22
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